映像制作・動画制作のコラム
2022年4月5日
介護、福祉、保育業界の採用動画はこうやって作る!介護施設や保育園の求人に効果的な採用映像の作り方
今回は介護や福祉、保育業界で活きる採用動画の作り方を紹介します。
これまでも業界別に採用動画の作り方を紹介してきましたが、基本を抑えながらそれぞれの業種合わせたアプローチを行うというやり方にはついては、採用動画を制作する上ですべての業種に通ずるポイントになっています。本記事では、改めて基本から解説していきますので、これまでの記事を見逃した方も安心して読み進めていただければと思います。
まずはしっかり抑えておきたい、これが採用動画の基本!
採用動画の基本は、自社の強みやブランディングを最大限活かした演出を心がけることです。
「え、でも今回は介護や福祉など、少しお堅い業界の採用動画なんですが……」という声も聞こえて来ますが、関係ありません。採用動画もれっきとした動画広告です。つまり、視聴者に訴えかけるための何か特別な仕掛けを考えることがとても重要になってきます。視聴者にとっては、採用動画とその企業のイメージはイコールで結ばれるので、伝えたいことを箇条書きのように羅列するだけの採用動画は、非常に退屈なイメージをその企業に対して持たせてしまうことになり、優良な母集団形成を阻害する原因にもなりかねません。
しかしながら、必ずしも面白い映像を抑えるとか、笑えるような演出を取り入れるべきだ、と言っているわけではなく、あくまで企業の持つその企業本来の強みや独自性を軸に発想を広げていくべき、ということです。「とにかく目立てば良い!」とう言う、半ばノリで制作した動画広告は、瞬間的には面白いと思えるものであっても、長期的に印象に残ることはなく、またほとんどの場合、本当に伝えたかったことが結局伝わらずに終わってしまう、という事態を招きがちです。ですので、採用動画を制作する際も、まずは自社の強みやブランディングコンセプトを再確認するところから発想を広げていくようにしましょう。
関連記事:採用動画を制作する効果やメリットを、事例やトレンドと合わせて解説します
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視聴者の知りたい情報を抑える
視聴者の知りたい情報が抑えられている動画は、動画広告、ひいては採用動画としても非常に優秀な作品として高く評価されています。特に介護や福祉、保育業界の場合は労働条件や待遇が、他の業種と比べると少々厳しい相場感になっていることが、近年の日本が抱く社会問題の一つとしても話題に上がることがあります。就職活動を行う側としては、とてもセンシティブになる部分ですので、必要な情報が汲み取れる構成を考えてみましょう。
例えば、採用動画で良く利用される「先輩社員のインタビュー」パートは、実際に先輩社員が体験してきたことを知れる稀有な機会になっています。普段は聞けないような本音の話、建前抜きのコメント映像などは、自身が実際に働いたらどうなるか、という想像を搔き立てるだけの臨場感を持っています。イメージとしては「求められる情報」を「自社の強みを活かした演出方法」でくるんだものを、映像作品として具現化する、といった感覚になります。
やりがいを映像で刺激する
介護や福祉、保育業界は、人を助けるような要素が実際の業務の端々に散りばめられています。視聴者の中には心意気高く採用動画を視聴する方もいらっしゃるでしょう。ですので、企業のイメージ以外にも、その業種自体の本質的なところを改めて再確認する必要があります。そのように考えることが、熱くなっている視聴者には非常に有用な手段になります。
まとめ
今回は介護や福祉、保育業界の採用動画制作の、コツや考え方を紹介しましたが皆さんいかがでしたでしょうか。以前の記事で紹介した内容と被る部分もありますが、採用動画制作のポイントは、業種が変わっても変わらない部分が大きいと言えます。その基礎的な骨組みに、企業ごとの特性を活かした演出で肉付けしていくようなイメージを持っていただくとより理解しやすいのではないでしょうか。もちろん同業者の採用動画を参考にすることも大切なので、是非本記事でまとめたポイントを頭に置きながら構想を練ってみていただければと思います。
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