映像制作・動画制作のコラム
2022年12月2日
ホテル・旅行業界の採用動画の作り方について解説
かねてより就職先として人気の高いホテル・旅行業界ですが、ここ数年のコロナ禍の影響で随分と状況が変わってきています。本記事では、ホテル・旅行業界の現状と今後を見据えながら、より効果的な採用動画を作るポイントをご紹介します。
本記事ではホテル・旅行業界に焦点を当てた採用動画の作り方を紹介しておりますが、採用動画全般で言える作り方のポイントやメリット・活用方法などは下記記事にまとめておりますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
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目次
ホテル・旅行業界 最新の採用動向
インバウンド専門の求人サイト「やまとごころキャリア」における求人掲載件数は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一時は2020年1月比で20%を切るまでに落ち込みましたが、2022年の春以降は急激な回復を見せ、2022年6月にはコロナ前の水準まで戻ってきているとのことです。しかしその一方で、応募数は依然としてコロナ前の50%程度に留まっていることが懸念されています。求職者の観光業離れについて、PRTIMESが行った「観光業界で働くことへの意識調査」によると、次回の転職時に観光業界を希望すると回答した求職者は全体の約半数という結果で、特に20代~30代の若い世代ほど観光業界を希望しない傾向が強く、その6割近くが「観光業界以外の業界を希望する」と回答しました。
その理由としては「コロナなどの影響を受けやすい業界だから」「土日や長期休暇に休みが取れないから」「シフト制で労働時間が不安定だから」が挙がっています。旅行業界は、華やかでやりがいのあるイメージと、忙しくて大変そうといったイメージをあわせもつ業界です。そこへコロナ禍の深刻な影響があり、現在ホテル・旅行業界は、特に新卒者やこれからキャリアを築き始める若い世代には挑戦しにくい業界というイメージが強くあるのかもしれません。
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ホテル・旅行業界の新たな風潮
コロナ禍で深刻な打撃を受けたホテル・旅行業界ではありますが、コロナ禍を経て新たな試みを始めています。新型コロナで懸念される、人と人との接触や密を避けるため、デジタル技術の活用が進み、オンラインツアーやデータ活用の取り組みが盛んになってきています。オンラインツアーは、リアルな旅の目的地を決める際の予習という位置づけもあり、アフターコロナでも需要が残ることが見通されています。また、オンラインならではの楽しさや人々を魅了するサービスが実現できれば、更なる需要拡大の可能性も秘めています。
ホテル・旅行業界の採用動画において、外せないポイント3つ!
以上のような状況を踏まえ、採用動画制作で外せないポイントを3つご紹介します。
仕事内容をオープンにする
コロナ禍で観光がままならなくなり、コロナ対策として通常とは異なる業務や仕事内容に取り組むホテルや企業も数多くいる中、実際どのような仕事をしているのか、仕事内容がオープンにされていると、求職者は安心して仕事に携わることができます。採用動画では楽しそうに仕事に取り組む先輩社員の姿を映し、やりがいを強調することも有効です。
勤務形態の掲示
業務が大変そうというイメージを払拭するために、勤務形態の透明性をアピールすることで信頼性が増し人材獲得につながります。
新たな取り組みや今後の展望をアピールする
アフターコロナを見据えた取り組みや、新たな展望をアピールすることで、未来ある業界であることを印象付けることができます。大変なコロナ禍を乗り切り、この先に飛躍が予想されることを最大限アピールしていきましょう。
まとめ
コロナ禍を経て、ホテル・旅行業界を取り巻く採用動向に大きな変化が生まれてきました。依然として状況は厳しい業界ではありますが、オンラインでの取り組みや横のつながりを重視した情報網の構築など、厳しい状況だからこそ芽生えた新たな強みがあります。それらを武器に、アフターコロナの観光ビジネスを盛り上げていくために、ぜひ採用動画に力を入れてみてはいかがでしょうか。
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