映像制作・動画制作のコラム
2018年11月8日 最終更新日:2026年4月15日
動画構成フレームワークの鉄板5選と選び方|目的・尺・媒体別の使い分けを解説

動画の成果を高めるには、撮影や編集だけでなく、「どんな構成で見せるか」を設計することが欠かせません。特に、ABCD・CAMS・PREPなどのフレームワークを活用することで、情報整理がしやすくなり、視聴者に伝わる動画を効率よく作ることができます。
とはいえ、目的や尺、媒体によって最適な構成は大きく異なるものです。
この記事では、企業PR・採用・サービス広告など多数の動画制作を手がけてきたShibuya Movieの実制作事例をもとに解説します。
さいごに、フレームワークを活用する際に知っておきたい注意点も紹介していますので、動画制作をすぐに実務へ活かしたい担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事の要点】
- ●動画構成は「目的・尺・媒体」でフレームワークを選ぶのが最短ルート
- ●短尺広告はABCD / CAMS / AIBAC、理解促進はPREP、ブランディングは起承転結
- ●事例ベースで構成を理解することで、成果につながる動画が作れる
目次
動画の構成における3つのポイント

はじめに、動画制作の際に押さえておきたい“構成づくりの基本”を3つのポイントに分けて解説します。
動画の目的の理解と共有
動画構成を考えるうえで最も重要なのは、「この動画でどの課題を解決したいのか」を制作側と依頼側の双方で明確に共有することです。印象的で美しい映像を作ることはできますが、目的が曖昧なままでは成果につながりません。
例えば「ブランディングと商品案内」が目的であれば、動画で伝えるべきなのは“その企業ならではのこだわり”や“商品が生まれる背景”です。
単に商品を美しく映すだけでは不十分で、制作過程や理念を映像的に表現することで、ブランド理解と商品魅力の訴求を同時に実現できます。
このように、動画の効果を最大化するには、最初に目的を深く共有し、構成の軸を明確にすることが欠かせません。
動画のわかりやすさ
次に大切なことは、「見る人にとって、わかりやすいメッセージか」という点です。キレイでかっこいい映像でも、何の動画なのか、何を伝えたいのかが分からなければ、効果を生むことはできません。
映像の美しさ自体は、撮影や素材選定である程度コントロールできますが、構成は、演出よりも「視聴者が迷わず内容を理解できるか」を優先して設計することが重要です。
たとえば、商品を紹介したい場合、
「何の商品か」
「どのように使えるか」
「誰におすすめか」
という3点が、はっきり分かるシナリオを作ります。この3点を押さえたシーンがあるだけで、伝達力が大きく変わります。構成自体はシンプルにわかりやすくすることで、メッセージが伝わりやすい動画を作ることができます。
ストーリーを構築する
目的と伝えたいメッセージが明確になったら、それをストーリーとしてどう見せるかを考える段階に進みます。構成とは、このストーリーへの落とし込み作業そのものです。最も取り入れやすい方法として、日本人に馴染み深い「起承転結」の構成があります。
「起」で導入し、「承」で展開を作り、「転」で見せ場となるクライマックスを置き、「結」でまとめるという、シンプルで理解しやすい構造になっています。一見すると難しそうに感じますが、実際には非常に応用しやすいフレームです。
例えば、商品紹介動画であれば、「起」で企業名と商品を提示し、「承」で商品の魅力や特徴を紹介し、「転」で実際の使用シーンを印象的に見せ、「結」でメリットを整理して締めくくる。といった組み立てが可能です。
このようなリズムがあるだけで、視聴者は自然と内容を追いやすくなり、動画全体の伝達力も大きく高まります。
Shibuya Movieの事例で理解する動画構成フレームワークの鉄板5選
効果の出る動画には、必ず“伝わる構成”があります。しかし、フレームワークの解説だけではイメージが掴みにくいため、ここからは実際の制作事例を交えて紹介します。
ABCD|Googleが提唱するYouTube広告の黄金律

ABCDフレームワークは、GoogleがYouTube広告向けに提唱した構成モデルで、Attention(注目)・Branding(ブランディング)・Connection(心を動かす)・Direction(行動喚起)の4要素で構成されています。
冒頭から核心に触れ、必要な要素だけを素早く提示し展開し、ブランドを通して視聴者の感情を動かすことが特徴です。
一方で、ABCDをそのまま当てはめた結果、ブランド要素を詰め込みすぎてしまい、結局「何のサービスかわかりにくくなった」というケースになることも。ABCDを使う際は「今回の動画で最も優先したい要素は何か」を最初に決めておくことが重要です。
■Shibuya Movieの事例
ベルリッツ「本当は全然喋れない!篇」
主人公が英語で質問され混乱(注目)→ レッスンの様子(ブランディング)→ 英語が話せる未来の姿で感情を喚起(心を動かす)→ CTA(行動喚起)、という流れで、ABCDの4要素がわかりやすく表現された典型的な広告事例です。
CAMS|最初の3秒で勝負する短尺広告の王道

CAMSは、ABCDに近い考え方ですが、よりコンバージョン獲得に特化した広告制作に適したフレームワークです。
CAMSは、Catch(つかみ)・Appeal(訴求)・Motivate(動機付け)・Suggest(提案)の4ステップで構成されます。
※短尺化が進むSNS広告では、この前半2要素「AS(Appeal + Suggest)」のみを使った表現が選ばれるケースもあります。
実制作では、「CAMSが短尺広告向きと聞いたから使ったものの、商材が高単価で情報量が足なかった」というケースもあります。フレームワーク自体は間違っていなくても、目的や検討フェーズと合っていなければ逆効果になることもあります。
■Shibuya Movieの事例
株式会社BuySell Technologies様
冒頭のインパクトあるセリフ(つかみ)→ 商品・サービスの魅力を提示(訴求)→簡単なステップを示し、“すぐ試せる”と行動意欲を高める(動機付け)→ CTA(提案)という流れで、CAMSの要素に沿った構成になっています。
PREP|結論ファーストで信頼を得る説明動画の型

PREPは動画だけでなく文章・プレゼンでも使われる普遍的なフレームワークで、特にBtoB向けサービス説明、ウェビナー、教育系コンテンツなど、論理的な説得が求められる場面で高い効果を発揮します。
Point(結論)→ Reason(理由)→ Example(具体例)→ Point(結論の再提示)
という、もっともシンプルかつ論理的な説明フレームワークです。
■Shibuya Movieの事例
株式会社ルミネージ様
サジェストキーワード削除の提案(結論)→ 削除すべき理由の説明(理由)→ サービス内容の具体的な説明(具体例)→ まとめとCTA(結論の再提示)
冒頭で結論を示すことで視聴者の迷いをなくし、理由と具体例を重ねて信頼性を高め、最後に結論を再度提示することでメッセージを強く印象づけられます。
AIBAC|短尺動画広告でCV獲得を最大化する実践型

AIBACは、Attention(注意喚起)→ Interest(興味関心)→ Benefit(利益)→ Action(行動喚起) の4段階で構成される、コンバージョン重視の動画構成フレームワークです。
本来は C:Conviction(確信・信頼補強) を含めた5段階として紹介されますが、短尺広告ではConvictionは省略されるケースが一般的です。
専門的な制作ノウハウがなくても成果が出しやすいよう体系化されており、短尺でもシンプルな流れがつくれるため、初心者でも短い尺の中で「気づき→理解→行動」までを完結させたい場合に、特に成果が出やすい構成です。
■Shibuya Movieの事例
株式会社GREEN RUSH BY WEED様/home編
眠れない状況を提示(注意喚起)→ 実際に使うシーンを示す(興味関心)→ 主人公のセリフで“リラックスできる”というメリットを伝える(利益)→ CTA(行動喚起)
限られた秒数の中で成果を出したいときに、もっとも実践的に使えるフレームワークのひとつです。
起承転結|ストーリーテリングで感情を動かすブランディングの型

起承転結は、起(導入)→ 承(展開)→ 転(変化・クライマックス)→ 結(結末)という、日本の伝統的な物語構成を動画に応用したフレームワークです。
ブランドの世界観を深く伝えたい企業PR動画や、理念を表現するドキュメンタリー調の映像、採用ブランディング動画などと非常に相性が良い構成です。
■Shibuya Movieの事例
株式会社WhiteMap様
問いかけ(起)→ 悩みの描写(承)→ 希望の変化(転)→ ブランドの発売日で締める(結)
視聴者が感情の動きを追いやすく、ブランドの印象を自然に残せる構成です。起承転結の流れがそのままメッセージの浸透につながっており、ブランディング動画として非常に相性の良いアプローチになっています。
動画構成フレームワークの3つの選び方|目的・尺・媒体
動画を制作する際は、やみくもに流行りの構成に頼るのではなく、目的・尺・媒体の3つの軸から最適なフレームワークを選ぶことが成果に直結します。
構成に迷いが生じた場合、まずは次の視点で考えるのがおすすめです。
| 動画用途 | 構成パターン | 理由 |
|---|---|---|
| SNS広告・縦型・15秒以内 | CAMS / AIBAC | 冒頭のフックとCTAまでを短時間で完結させやすい |
| YouTube広告・認知獲得 | ABCD | 注目→ブランド→感情→行動の流れを整理しやすい |
| サービス理解・LP埋め込み | PREP | 結論ファーストで誤解なく説明できる |
| 企業PR・採用ブランディング | 起承転結 | ストーリーで世界観や想いを伝えやすい |
あくまで目安ですが、構成を検討する際のたたき台として有効です。
ここからは【目的】【尺】【媒体】の3つに分けて、具体的な選び方を解説していきます。
【目的別】認知拡大ならストーリー型、サービス理解ならPREP、CV獲得ならCAMS/AIBAC
ブランドの世界観を感じてもらい、視聴者の記憶に残る体験をつくりたい場合は、物語の流れで感情を動かせる起承転結型のストーリー構成が向いています。認知拡大を狙うブランディング領域で特に力を発揮します。
一方で、サービス内容や導入メリットを“誤解なく、短時間で”理解してもらいたい場合は、結論→理由→具体例→再結論の順で伝えるPREP法が最適です。論理構造が明確なため、BtoBや比較検討フェーズのユーザーとも相性が良い構成です。
広告運用などでCV(問い合わせ/購入)を目指す動画では、冒頭の数秒で強く惹きつけ、そのまま自然にCTAへ導くCAMS・ABCD・AIBACといった短尺広告向けのフレームワークが成果につながりやすい選択肢となります。
【尺別】1分未満ならABCD/CAMS/AIBAC、それ以上はPREP
1分未満の短尺動画では、スクロール中のユーザーが離脱しやすいため、ABCD・CAMS・AIBACのように“最初の数秒で興味を引き、すぐに主張を提示する”広告向けフレームワークが効果的です。
3分前後の中尺動画では、扱う情報量が増えるため、PREPで論理を整理して伝えるか、ストーリー構造を用いて興味を持続させる形式が適しています。
3分以上の長尺動画になると、視聴者が理解を深める前提のコンテンツが中心となるため、教育動画やウェビナーなどはPREPのような“段階的に情報を積み上げる構成”が安定して成果を出しやすくなります。
【媒体別】YouTube広告はABCD、自社サイト埋め込みはPREP、SNSはCAMS/AIBAC
YouTube広告では、Googleが推奨するABCDフレームワークが定番で、短い尺の中で注意喚起・ブランド提示・詳細説明・行動喚起まで一貫して組み込みやすい点が評価されています。
自社サイトやLPに埋め込む動画では、訪問者はすでに一定の問題意識や興味を持っているため、PREPで丁寧に情報を説明する構成が適しています。理解促進や比較検討中のユーザーに向いています。
さいごに、Instagram・TikTokといったSNSでは、スクロール速度が早く離脱も早いため、冒頭数秒の強いフックが欠かせません。CAMSやAIBACのように“つかみの演出”を最大化できる短尺特化のフレームワークが視聴維持率を高めます。
動画構成にフレームワークが必須な4つの理由

動画の企画や構成づくりでも、フレームワークを活用することで制作のスピードと品質が大きく変わります。ここでは、動画構成にフレームワークが欠かせない理由を4つに分けて解説します。
- 理由1:構成案の作成時間を大幅に短縮できるから
- 理由2:モーションやエフェクトでこだわる「動画」らしさの演出
- 理由3:クオリティを保ちやすくなるから
- 理由4:社内やクライアントとの合意形成・修正指示がスムーズになるから
理由1:構成案の作成時間を大幅に短縮できるから
フレームワークを使う最大のメリットは、構成案づくりにかかる時間を大幅に短縮できることです。ゼロから構成を考えようとすると、情報の整理やストーリー設計に多くの時間が必要ですが、型があるだけで「伝える順番」や「押さえるべきポイント」が自動的に整理され、効率的に構成を組み立てられます。
その分、撮影・編集といったクリエイティブ部分へ時間を回せるようになり、動画全体のクオリティ向上にも直結します。限られた制作リソースを効果的に配分するうえでも、フレームワークは非常に有効です。
理由2:情報の抜け漏れを防いで論理的なシナリオになるから
フレームワークを使う最大の強みは、必要な情報が漏れず、論理的に整理されたシナリオを必ず作れることです。感覚だけで構成を組むと「何をどの順番で伝えるべきか」が曖昧になりやすく、重要な説明が抜けたり、話の流れが前後して分かりづらくなることがあります。
しかし、フレームワークにはあらかじめ“伝えるべき要素”と“並べ方”が定義されているため、誰が作っても 一貫性のあるストーリーライン を再現できます。また、必要な情報が明確に整理されていることで、撮影時の「撮り忘れ」や、編集段階での「素材が足りない」といった制作トラブルも防止できます。
理由3:クオリティを保ちやすくなるから
フレームワークを活用すると、動画制作の経験が浅い担当者でも一定の品質を保った構成を再現できるようになります。伝えるべき要素や流れがあらかじめ整理されているため、誰が作っても論理的で説得力のあるシナリオを安定して組み立てられる点が大きなメリットです。
また、組織内で同じフレームワークを共有しておけば、複数の担当者が別々に動画を制作する場合でも、構成の方向性やクオリティにばらつきが生まれにくくなり、チーム全体で一定の品質基準を維持することができます。
理由4:社内やクライアントとの合意形成・修正指示がスムーズになるから
フレームワーク名を使って構成を説明すると、関係者全員が同じ構造イメージを共有しやすくなります。「これはABCDで作っています」「PREPで説明部分を整理しています」といった共通言語があるだけで、企画意図や構成方針が誤解なく伝わり、認識のズレを最小限に抑えられます。
制作会社とのやり取りもスムーズになるため、手戻りや大幅な方向修正の発生を減らせるため、制作全体の効率と品質を同時に高めることができます。
構成制作の手順とポイント
ここまで、効果的な動画をつくるための構成の考え方やフレームワークを紹介してきました。続いては、実際の制作現場で役立つ「構成を作る手順」と「押さえておきたいポイント」を解説します。
手順1:動画の目的の明確化
構成づくりの最初の手順は、動画の目的を明確にすることです。基本の3ポイントでも触れましたが、実際の制作工程においてもとても大切です。
動画には、企業ブランディング、販促、サービス認知向上などさまざまな活用法がありますが、その中で 「視聴者にどのアクションを起こしてほしいか」 を軸に目的を定めます。
このとき、「認知度を上げたい」といった抽象的な表現ではなく、「自社のポリシーを理解してもらい、新商品の購入につなげたい」といった具体的な目的に落とし込むことがポイントです。
目的が明確になるほど、後のターゲット設定や構成・絵コンテの方向性も決めやすくなり、全体のブレを防ぐことができます。
手順2:ターゲットを絞る
動画の目的を具体的に決めたら、その動画を誰に向けて発信するかを検討します。目的に適した年齢や性別などから対象となるユーザー層を決め、そこからターゲットを明確にしていきます。
例えば、、「ターゲットの視聴習慣」「情報摂取の傾向」など、ターゲットから見えてくることはたくさんあります。動画のテイストや尺、アピールポイントなど全体のイメージを掴むためにもターゲットの絞り込みは欠かせないのです。
手順3:動画のスタイルの決定
動画には様々なスタイル、ジャンル、テイストが存在します。イラストやCGを用いたコミカルなアニメーションからドラマ形式のストーリーもの、シンプルな構成として、「起承転結型」や、「キーワードを印象付ける」、「ユーザーレビュー型」など多種多様です。
そこで、想定したターゲットにはどのようなスタイルが最も響きやすいかを検討します。そのターゲットに興味を持ってもらう内容とは何か?ターゲットに対して理解を得られやすい伝え方とは?といった点から動画のスタイルを決めることがポイントです。
手順4:動画の使用方法、掲載先を決める
動画の使用方法や掲載先の決定は、ターゲットに合わせて検討されます。
例えば、若年層向けの新商品の告知をしたいのであれば、SNSの動画広告を活用したり、より広く訴求する場合には、YouTubeなどの「プラットフォームの利用」を検討します。
掲載先が決まると、動画の尺もより具体的に決定することができます。媒体によっては、掲載可能な尺に規定があったり、または通説として推奨される長さなどがあります。以下は、それぞれの媒体で一般的に言われている目安です。
・YouTube:5秒〜3分程度
・Instagram:2秒〜1分程度
・Twitter:30秒〜40秒程度
・Facebook:1分程度
尺の目安は、動画が再生されるメディア端末にもよるので、参考にしてみてください。また、掲載媒体によっては動画の規格サイズに規定があるケースも多くあるため、その規格が作りたい動画のスタイルとマッチしているかも合わせて検討するとよいでしょう。
手順5:構成案や絵コンテの制作
動画の目的・ターゲット・スタイル・尺など動画の全体像が見えてきたら、それを依頼者と共有するために、構成案や絵コンテを制作します。
構成案とは、動画の各シーン毎に要点をまとめたコマ割りを図式化したものです。動画制作における構成案は、動画の設計図となる非常に重要なものです。また、上述した手順で検討してきた構成を整理するためにも有用です。
その後、さらに具体的なビジュアルイメージが見えてきたら必要に応じて絵コンテを制作し、依頼者とより具体的なイメージを共有し、動画制作がスタートします。
動画構成でフレームワークを使う際の3つの注意点

フレームワークは便利ですが、扱い方を誤ると「型にハマりすぎて伝わらない動画」になることもあります。さいごは、フレームワークを使う際に注意すべき3つのポイントを解説します。
注意1:フレームワークはあくまで「型」であることを意識する
フレームワークは便利な指針ですが、型に当てはめることに固執しすぎると、視聴者の心理や行動パターンを無視した画一的な動画になってしまい、共感や行動喚起につながらなくなります。
大切なのは、型そのものを守ることではなく、視聴者にどう伝え、どんなアクションを促したいのかという“動画の目的”を最優先にすることです。
フレームワークをベースにしつつ、状況に応じて表現を柔軟に調整し、オリジナリティとのバランスを取ることで、より効果的で魅力的な構成を作ることができます。
注意2:構成の軸を一貫させる
1つの動画の中で複数のフレームワークをむやみに混在させてしまうと、構成の軸がブレてしまい、視聴者が「何を伝えたい動画なのか」をつかみにくくなります。構成の一貫性が失われると、ストーリーの流れも理解されにくくなり、動画全体の印象が散漫になってしまいます。
そのため、動画には 必ずひとつ“軸となるフレームワーク”を決め、最後までその型に沿って展開しましょう。軸が明確であれば、情報の整理やメッセージの伝わり方が安定し、視聴者にとっても理解しやすい構成になります。
注意3:フレームワークの「変数」を先に決める
フレームワークを効果的に使うためには、まず「誰に・何を・なぜ今・どんな証拠で」など、型に当てはめる要素を明確にしておく必要があります。これらの変数が曖昧なまま型だけを埋めようとすると、テンプレート的で誰にも刺さらない、表面的な動画になってしまいます。
そのため、構成案を作り始める前に、“動画の目的・ターゲット・訴求内容をまとめた構成表(ブリーフ)”を用意しておきましょう。変数が整理されていれば、どのフレームワークを選んでもブレずに活かせるため、視聴者に届く構成へと精度を高められます。
まとめ
動画の成果を上げるためには、撮影や編集よりも「動画構成」をどう設計するかが大切です。フレームワークを活用すれば、伝える順番が整理され、視聴者にとってわかりやすい流れをつくれます。目的・尺・媒体に合わせて構成を選ぶことで、無駄なく情報を届けられ、成果につながる動画に仕上げることができます。これから動画を活用したい企業は、まず構成作りから見直してみるはいかがでしょう?
Shibuya Movieでは、目的整理から構成案・絵コンテづくりまで丁寧にサポートしています。「伝わる動画にしたい」「構成作りに迷っている」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。



