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映像制作・動画制作のコラム

2021年11月16日  最終更新日:2025年7月8日

【海外向け】英語動画制作のポイントは?制作のメリットや制作会社の選び方、事例を紹介

英語動画制作
グローバル市場への進出を目指す企業にとって、動画広告は非常に効果的なマーケティング手段です。特に英語圏をターゲットとする場合、言語だけでなく文化や視覚的な表現にも配慮した動画制作が求められます。

この記事では英語圏へ向けた動画広告を出稿するメリットや、動画制作時のポイントについて詳しく解説します。

また、海外向け動画の事例紹介や制作会社選びのポイントについても触れていますので、海外展開を検討中の方はぜひ参考にしてください。

海外向けに英語動画を制作するメリット

英語動画制作のメリット
それでは、英語の動画を制作するメリットを3つ解説します。

  • ●世界規模での拡散が狙える
  • ●営業ツールとして活用できる
  • ●言語を問わない「動画」の訴求力を発揮できる

世界規模での拡散が狙える

日本語を使用する人口の約4倍以上が英語を第一言語としており、さらに第二言語として英語を理解する人口はその何十倍にも及びます。

日本政府観光局が行った「国籍/目的別 訪日外客数(2004年~2023年)」によると、2023年の訪日外客数の総数は「25,066,350人」だと言われており、2022年の「3,832,110人」2021年の「245,862人」と比較しても増加傾向にあります。

訪日外客数

出典:
訪日外客統計|JNTO(日本政府観光局):国籍/目的別 訪日外客数(2004年~2023年)

そのため、英語のナレーションや字幕を入れた動画は、日本語のみの動画に比べ、受け入れられる間口が格段に広がると言えます。

また、海外と容易くコネクションが作れるSNSなどを利用することで、より多くのユーザーの目に留めることができます。
Global Digital Insightsの調査によると、海外ではブランドや製品のリサーチにInstagramやFacebook、Tiktokを使用されているユーザーが多く、これらのSNSを上手く活用することが重要です。

ブランドリサーチに最適なソーシャルプラットフォーム

出典:
Digital 2025: Global Overview Report — DataReportal – Global Digital Insights

英語圏へ向けた動画を拡散力の高いYouTubeなどのSNSと組み合わせることで、多くの国の人に認知してもらうことができます。

営業ツールとして活用できる

自社の商品・サービスの紹介を、英語や多言語の動画化することで、海外展開を促進することができます。

自社サイトやYouTubeに英語版の動画を掲載することで、営業ツールとしての役割を果たし、世界中へのアプローチが可能になります。海外から注目されやすい日本らしいテイストは映像で残しつつ、英語字幕やナレーションで補足することで他社との差別化にもつながります。

言語を問わない「動画」の訴求力を発揮できる

そもそも動画には、それ自体で伝えることのできる情報量が多いという利点があります。視覚的な訴求力があるため、文字のみの訴求と比較すると、より幅広い国籍の視聴者に向けたコンテンツの理解促進につなげることができます。

そのため一つの動画を流用し、テロップのみ多言語展開し、全世界に向けて活用することも可能であり、結果的にコスト削減につながるケースもあります。

海外向け英語動画を制作するときのポイント

ここでは、海外向けの英語動画を制作する時に意識するポイントを3つ解説します。

  • ●ユニバーサルなデザインを意識する
  • ●正確に翻訳する
  • ●視聴者の立場に立つ

ユニバーサルなデザインを意識する

こちらは国内向けの動画制作時にも当てはまるポイントですが、日本とは異なる文化圏に発信するという場合、さらに注意が必要です。

テロップの見やすさや、ナレーションの聞き取りやすいテンポなど、ネイティブの英語話者に確認してもらうと安心です。

また色使いについても、例えば、特に目立たせたい箇所に赤い色を使用することはよくありますが、文化背景によっては赤い色は危険を連想するネガティブなイメージとして受け取られてしまう場合もあります。そういったケースも考慮したデザインを考えることがポイントです。

文化背景におけるネガティブなカラー
文化圏・地域 避けたほうが良いとされる主な理由
東アジア(中国、日本、韓国など)、インドの一部 死、弔事、悲しみ、不運
西洋文化圏の多く、中東の一部 死、弔事、悪、不吉、反抗、悲しみ
南アフリカ、エジプト一部、西洋文化圏の一部 喪、悲しみ(南アフリカ)、死、悪(エジプト)、危険、警告、怒り、血、戦争(西洋)
フランス、ドイツ(歴史的)、エジプト、中南米の一部、ギリシャ 裏切り、嫉妬(フランス、ドイツ)、死、悲しみ(エジプト、中南米)、喪(ギリシャ)
中国(「緑の帽子」の文脈)、インドネシア、一部中南米諸国 不貞(中国で男性が緑の帽子をかぶることは妻の不貞を意味する)、禁止(インドネシア)、死(一部南米諸国)
イラン、中国の一部、メキシコの一部 喪、悲しみ(イラン、中国の一部)、弔事(メキシコの一部)
タイ、ブラジル 喪、死
橙(オレンジ) 北アイルランド(特定の文脈) 宗教的・政治的対立(プロテスタントとオレンジ公)の象徴となる場合があるため、注意が必要な場合があります。

正確に翻訳する

動画は、たとえ文字情報を排した場合にも、視覚的に伝えることができます。
しかし、企業のサービスや商材の詳細についてより具体的に伝える場合には、やはり文字や言葉での情報が必要です。

その際に、情報を正確に翻訳することは不可欠と言えます。
AI翻訳などの機能の向上もあり、個人で翻訳することも難しくない時代ではありますが、より高い精度を保つためにはネイティブの英語話者の校正を通すことをおすすめします。

視聴者の立場に立つ

翻訳の正確さにも通じるポイントですが、英語圏の視聴者の立場に立って動画を制作することが大切です。

文化的な背景や価値観の違いによって、日本語では自然で感動的に聞こえる表現が、英語圏の人々には意味が伝わりにくかったり、心に響かなかったりすることがあります。
そのため、翻訳の正確さに加えて、「誰に向けて伝えるのか」という視点を持つことが重要です。

視聴者の中には、日本語や日本文化に詳しくない人も多くいることを想定し、前提知識がなくても理解できるように工夫しましょう。
たとえば、日本特有の習慣や言い回しを使う場合には、簡単な説明を加えるなどの配慮が必要です。

日本語だけでなく日本についての知識がない視聴者がいることを想定して動画を作成するようにしましょう。

海外向け動画の事例紹介

事例紹介

海外向けに制作された動画の事例5選とその特徴についてご紹介します。

  • ●東京都|伊豆大島の魅力を伝えるインバウンド動画
  • ●住友電気工業|長期ビジョンの説明動画
  • ●KIRIN|企業理念につながるドキュメント・ムービー
  • ●HONNDA|ブランドムービー
  • ●SHARP|商品紹介ムービー

東京都|伊豆大島の魅力を伝えるインバウンド動画

ドローンによる空撮で火山島のダイナミックな自然美を映し出し、英語字幕を活用して海外視聴者にも分かりやすく構成。三原山や裏砂漠など、非日常の絶景と島の文化を美しく紹介しています。

住友電気工業|長期ビジョンの説明動画

読みやすい速度で表示される字幕と、図解やアニメーションを活用した構成で、専門的な内容も視覚的に理解しやすく工夫されています。持続可能な社会の実現に向けた事業戦略や技術革新の方向性を明快に伝えています。

KIRIN|企業理念につながるドキュメント・ムービー

明るく心地よいBGMとテンポの良い場面転換が映像にリズムを与え、視聴者を引き込みます。英語字幕が丁寧に配置されており、英語圏の視聴者にもストーリーが伝わりやすく、グローバルな共感を呼ぶ構成になっています。

HONNDA|ブランドムービー

世界各地の風景や人々の営みを織り交ぜた映像が、夢を原動力にしたモビリティの可能性を描きます。引き込まれる構成と印象的なBGM、英語字幕の活用により、海外視聴者にもメッセージが伝わりやすい内容です。

SHARP|商品紹介ムービー

こちらはシャープのテレビ「アクオス」の英語圏向けの動画です。聞き取りやすい英語の語りとシンプルな構成で、内容がとてもわかりやすいのが特徴です。

海外向けの動画制作は動画制作会社に依頼しよう!

海外向けに動画を作るなら、動画制作のプロにお願いするのが安心です!
企画から脚本、撮影、編集まで、それぞれの分野の専門スタッフがチームで対応してくれるので、クオリティの高い映像が期待できます。

さらに、効率的な制作フローでスピーディーに仕上げてくれるのも嬉しいポイント。
社内の人手を使わずに、最新トレンドを取り入れた“今どき”の動画が手に入ります。

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初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。

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海外向けの英語動画制作会社を選ぶ5つのポイント


では、制作会社に依頼する際はどのようなことに気を付ければよいでしょうか?
海外向けの英語動画制作会社を選ぶ際に気を付けたいポイントを5つ紹介します。

  • ●海外向け動画制作の実績があるか
  • ●希望する動画のイメージと実績が合っているか
  • ●料金設定は明確か
  • ●作業スケジュールが明確か
  • ●担当者との相性は良いか

海外向け動画制作の実績があるか

海外向け動画を制作する際は、現地の文化やトレンドを理解した表現が求められます。
そのため、海外向けの動画制作実績がある企業を選ぶことが重要です。実績のある企業は、言語や文化の違いを踏まえたノウハウを持ち、視聴者に響く動画を制作できます。

また、経験豊富な企業であれば、目的に応じた企画や表現方法についても積極的に提案してくれるため、より効果的な動画が期待できます。

希望する動画のイメージと実績が合っているか

海外向け動画は、目的によって構成や演出が大きく異なります。
そのため、制作会社を選ぶ際は、過去の実績を確認し、自分たちが希望する動画のイメージに近いものがあるかをチェックすることが重要です。

実績が希望と合致していれば、完成イメージの共有がスムーズになり、満足度の高い動画が期待できます。あわせて、映像のクオリティや演出の工夫も確認し、信頼できる制作会社かどうかを見極めましょう。

料金設定は明確か

動画制作を依頼する際は、料金設定が明確かどうかを必ず確認しましょう。
見積もりが詳細に提示されるか、作業ごとの費用が明記されているかが重要です。

また、修正対応に追加費用が発生するかどうかも事前にチェックしておくことで、予算オーバーを防げます。
実績のある企業であれば、こうした費用面も丁寧に説明してくれるため、安心して依頼できます。

作業スケジュールが明確か

海外向け動画制作は工程が多く複雑になることもあるため、作業スケジュールが明確に提示されているかも重要なチェックポイントです。
企画から納品まで、いつ・何を・どのように進めるのかを事前に共有してもらいましょう。

また、見積もりも詳細に提示してもらうことで、予算管理や進行の透明性が高まります。
納期まで確実に業務を遂行できる体制かどうか、スケジュールと照らし合わせて判断するとよいでしょう。

担当者との相性は良いか

海外向け動画制作では、担当者の対応力が成果を大きく左右します。

対応が誠実で迅速かどうかも重要な判断材料ですが、海外案件の経験が豊富な担当者であれば、異文化への配慮や英語表現の最適化にも期待できます。

担当者が頻繁に変わる企業は避け、安定した体制かどうかも見極めましょう。
加えて、担当者の周囲にしっかりとしたサポート体制があるかもチェックしておくと安心です。

海外向け動画制作なら「Shibuya Movie」にお任せください

「Shibuya Movie(シブヤムービー)」では、お客様のご希望に沿ったご提案が可能です。海外向けの商品紹介や企業PR動画など幅広いジャンルに対応しています。

■Shibuya Movieの2つの特徴

  • シネマティックなクオリティで他社との差別化を実現
  • 企画・構成・撮影・納品をワンストップで対応し低価格でのサービス提供

シネマティックなクオリティで他社との差別化を実現

「映像をもっと、シネマティックに」をコンセプトに、映画のような美しさと臨場感を追求する動画制作が特徴です。
商品紹介や採用動画、企業PR、インタビューなど、幅広いジャンルに対応し、見る人の心を動かす映像を提供します。
高品質な映像表現で、他社とは一線を画すブランド価値の向上をサポートします。

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少数精鋭のプロフェッショナルチームが、企画から構成、撮影、編集、納品までを一貫して対応。
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料金プラン

Entry Plan Light Plan Basic Plan Premium Plan
価格 ¥150,000~15万~ ¥500,000~50万~ ¥1,000,000~100万~ ¥2,000,000~200万~
無料企画
構成

(内容次第)
撮影時間 1-2時間
程度
2-4時間
程度
4-8時間
程度
1日以上
キャスト
手配
ナレーション
ロケ地・
スタジオ
手配
アニメーション ×
インタラク
ティブ
×
CG × ×
(内容次第)

まとめ

海外向けの動画広告では、言語や文化の違いを的確に捉え、それに応じた表現を取り入れることが成功に関わる重要なポイントとなります。

本記事を参考に、翻訳の精度向上やユニバーサルデザインの工夫、そして信頼できる制作会社の選定を通じて、より効果的な動画展開を目指しましょう。
ぜひ、英語圏をはじめとする海外市場への動画広告展開にチャレンジしてみてください。

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