映像制作・動画制作のコラム
2021年10月1日
しっかり使いこなせてる?Facebook広告のThruPlay(スループレイ)を徹底解説
昨今では各プラットフォームでさまざまな表示方法、課金方法の動画広告がリリースされています。これらは広告制作をする際に立案するさまざまな広告プランに合わせて利用できるため、動画広告を制作する場合には、初めに利用を考えているプラットフォームにどのような動画広告が用意されているかを確認することが重要です。
今回はFacebookでリリースされている、比較的新しい広告メニュー・ThruPlay(スループレイ)について紹介していきますので、動画広告を利用した広告プランの立案を検討されている方は是非参考にしてみてください。
Facebook、ThruPlayとは?
ThruPlayはFacebookで利用できる動画広告のうちの一つです。
まずは概要ですが、ThruPlayは15秒の尺を軸にした成功報酬型の動画広告で、YouTube広告でいうところのTrueView広告に似たかたちの課金形態になっています。基本的に15秒以下の動画広告であれば、視聴が完了された場合にのみ課金が発生し、15秒以上の尺の場合には15秒以上視聴されたときに課金が発生するという仕組みになっています。つまり、従量課金制の動画広告に比べると、15秒という一定の再生時間が担保されている分だけ費用対効果が得られるタイプの広告になっているということです。
また、動画の表示対象を15秒以上の動画広告視聴を行う割合の高いユーザーに最適化することができるため、さらなる効果が期待できます。動画内容をある程度視聴してもらい、内容に対して共感が得られるエンゲージメントの高い層に訴えかけることを目的とする場合には、ThruPlayは非常に強力な広告手段となります。反対に、とにかく認知を上げるためにあらゆるユーザーに表示させたいという場合には、従量課金で表示回数重視の広告手段を選択するべきと言えるでしょう。
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ThruPlayを選択すべき広告プラン
前項でも述べた通り、どのような広告プランの場合においてもThruPlayが最も有効な広告手段かといえばそうではありません。とにかく認知を上げたい場合には、15秒を指標にした視聴時間でのターゲットの最適化よりも、表示回数の多さを優先した種類の広告手段を選択するべきでしょう。
では、ThruPlayはどのような目的で広告をプランを立てる際に有効な手段となりうるか。わかりやすいところでは、ブランドイメージの定着やキャンペーンのオファーの浸透を目的とした広告プランの場合には非常に有効な手段となります。簡単に言うとThruPlayの特徴は、視聴数を落とす替わりに動画の視聴時間を増やすターゲッティングをおこなうことです。つまり、動画の内容を視聴者に見せることができる=理解を促したり浸透させる効果が高い広告であるということです。従って、ThruPlayを利用する場合には、商品理解や浸透、キャンペーンの理解を促すことを目的としたり、他にもある程度の尺を見せたい場合に利用するのが良いでしょう。
まとめ
今回はFacebook広告のThruPlayについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。このThruPlayのように、さまざまな広告プランに合わせた動画広告の種類が、昨今ではあらゆるプラットフォームで用意されています。動画広告を制作する際の目的がしっかりと定まっている場合には、目的に従って選択したプラットフォームからさらに細かく動画広告の種類を確認し、最適な動画広告手段を選択することが重要です。
しかしながら、どのような動画広告を選択すべきか迷ってしまうということも、実際にはあるでしょう。その際は、改めて元々の広告プランの目的を再度確認することをおすすめします。動画広告の種類が選べない時に、改める顧みるとそもそもの広告プランが少々曖昧であったりすることがよくあります。そうではなく、幅を持たせた広告プランであるがために動画広告の種類が定まらない、という場合には、思い切って複数の動画広告を利用してみるのも一つの手でしょう。是非、みなさんの広告プランに合わせた動画広告を選択していただければと思います。
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