映像制作・動画制作のコラム
2021年8月20日 最終更新日:2023年7月31日
採用動画でこんな演出もアリ!アイデアが面白い国内企業の採用動画9選
近年は、企業の採用活動として求職者に向けて企業をアピールする「採用動画」を制作、公開することが一般的になってきています。求職者にとっても採用動画を見ることが求職活動の第一歩にもなるため、さまざまなアイデアで力を入れて制作する企業が年々増えています。そこで今回は、数ある採用動画のなかでも個性的な採用動画を、演出のポイントと併せて紹介します。
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採用動画における面白い動画のトレンド変化
動画サービスが広く普及した昨今、多くの企業が個性的な採用動画を公開するなかで、「面白い」といわれる採用動画のトレンドも変化してきました。面白い採用動画の近年のトレンドは、インタラクティブ動画やリアリティ要素を含んだドキュメンタリー動画です。企業パンフレットや説明会では見られない企業の裏側や、社員のリアルなワークスタイルなど、リアルを追求した採用動画はより強く求職者の印象に残るでしょう。また、映像のインパクトが強いドローン動画や、社員の雰囲気をつかみやすい座談会動画も、求職者から好感を持たれやすいトレンド動画といえます。
以下では、近年の採用動画で用いられやすい4つの動画ジャンルを解説します。
インタラクティブ動画
採用動画におけるインタラクティブ動画とは、動画内にいくつかの分岐ポイントが用意された視聴者参加型の動画のことです。動画にはいくつかのシナリオやクリック要素が用意されており、視聴者の選択に沿ってストーリーが進行します。自らのアクションで動画が進んでいくインタラクティブ動画は、求職者の印象に残りやすく、企業に興味を持つ良いきっかけになるでしょう。
ドキュメンタリー動画
実際に働いている社員を主人公に見立てて社員の一日に密着する、ノンフィクションのドキュメンタリー動画も、採用動画のトレンドの1つです。ドキュメンタリー動画には、実際のオフィスや作業風景、社員などが自然に映りこむため、その企業に興味を持つ求職者にとって有益な動画といえます。入社後にどのような環境で働き、どのような作業をするのかなど言葉では伝えにくい要素も、ドキュメンタリー動画なら明確に伝えられるでしょう。
ドローン動画
採用動画におけるドローン動画とは、ドローンを使ったダイナミックな空撮を取り入れた動画のことです。ドローンは、企業の規模やスケールの大きさを表現したり、広いエリアを流れるように見せたりするのに適しています。自然や建造物、商品や働く人々などを、一般的な撮影方法よりも魅力的に表現できるでしょう。ドローン動画のよくある事例としては、工場や物流関連、ホテル業などが挙げられます。
座談会動画
社員を複数人起用し、あらかじめ決めたテーマに沿って座談会形式で会話する様子を映した動画を、採用の場面で使用する企業も増えています。座談会動画は、実際に同じ企業で働く社員同士だからこその会話や自然な空気感があり、見る人に会社や社員の雰囲気を効率良く伝えられるでしょう。一般的に、座談会動画では細かな台本は用意されず、社員たちの会話のみで進行する点も特徴で、企業ごとに雰囲気や一人ひとりの熱量が異なるのも面白いポイントです。
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採用映像制作・採用動画制作 – Shibuya Movie(シブヤムービー)
これは面白い!採用動画の国内事例を紹介
国内における採用動画で、「これは面白い!」と感じた事例をいくつか紹介いたします。
NTTテクノクロス オフィス紹介【本社編】
https://youtu.be/fsH38V2DisM
まず紹介するのは、NTTテクノクロス社のリクルート用動画です。実際に勤務するオフィスを、動画を通した擬似ツアーで体験できる点がポイントです。最寄り駅からオフィスを望むカットから、オフィス内の様子が通勤者の視点で映し出され、実際にどのような環境で働くのかといった情報にフォーカスされています。シンプルながら動画のメリットが活かされ、求職者にわかりやすい採用動画といえるでしょう。
Yahoo! JAPAN ミッション動画 「UPDATE JAPAN」2020
https://youtu.be/Biu8SE31ooU
続いての動画は、ヤフージャパン社のリクルート向け事例紹介動画です。社員が事例を紹介していく内容で、スマートフォンの画面に実際の事例を同時に映し出し、わかりやすくなるよう演出されています。また、スマートフォンを介した既視感のある事業内容は親しみが湧きやすく、求職者のモチベーションアップにもつながるでしょう。
AS KNOW ASをつくるひと
https://youtu.be/TEogw4lxmgA
続いては、アパレルブランド「AS KNOW AS」のリクルート動画を紹介します。通常、自社の事業内容や就業環境の紹介などに偏りがちな採用動画ですが、こちらでは社員のプライベートなシーンを組み込むことで、風通しの良さを演出しています。先輩たちが仕事を頑張りつつプライベートを充実させている姿は、求職者にとって大きな励みになり、同時に企業のイメージアップにもつながっています。
セゾンカードのクレディセゾンがアイドルグループ・東池袋52を結成! 「わたしセゾン」PV公開
https://youtu.be/OvObhC_RO-8
次は、セゾンカードのリクルート向け動画をご紹介します。この動画では、実際にセゾンカードで働く社員たちがアイドルユニットを結成し、クオリティーの高いダンスとオリジナルの曲を披露しています。
https://youtu.be/CKJ2vQxhvNQ?t=142
こちらの動画にはメイキング映像もあり、社員一人ひとりがいかに懸命に取り組んだかが記録されています。アイドルオーディション番組のようなアプローチの動画ながら、社員の団結力や意識の高さを見ることができ、視聴者の胸に響く内容です。
サイボウズ ワークスタイルアニメ『アリキリ』 第1話:残業編
続いては、人気のアニメーターと企業がコラボしたサイボウズの採用動画を紹介します。シュールなアニメーションで仕事の内容を紹介するこちらの動画は、エンタメ作品としてのクオリティーが高く面白さもあるため、つい見入ってしまう内容になっています。求職者からは、「ここまで抜け感のあるリクルート動画を作る企業なら、楽しく働けそうだな」といった好感を得やすいでしょう。
https://youtu.be/xlHiV05IzEU
くら寿司 動画 『仕事紹介』
https://www.youtube.com/watch?v=XpIBL8hgaYQ
次に紹介するのは、音楽とアニメーションのみで構成された、くら寿司の採用動画です。ミュージックビデオのようなクオリティーの高い映像と、コミカルで感情移入しやすいキャラクターたちが親しみやすく、社員のチームワークの良さや仕事への心意気が伝わってきます。テキストやインタビューなどの細かな情報がないぶん、音楽とアニメーションの強さが引き立ち、感覚的に受け入れられる点が強みです。
リクルート動画第3弾!~就活戦線に異変アリ編 フルver~
https://www.youtube.com/watch?v=i12U2VVjAEI
株式会社トクミツ建築企画の第3弾にあたる採用動画です。求職者にとっての就活ではなく、企業の採用担当者にとっての就活というテーマで進行することで、就活を行なう求職者の共感を得やすくなっています。テキストやテロップなどの文字情報がなく、コミカルな音楽と登場人物の豊かなリアクションでテンポ良く進行するため、最後まで飽きを感じさせません。登場人物一人ひとりのセリフからは、企業の特徴や求める人材を感覚で理解できるでしょう。
ポケラボ採用ムービー
https://www.youtube.com/watch?v=KI9dm73BJJA
ゲーム事業を展開する株式会社ポケラボが、自社の個性を前面に押し出して制作した採用動画です。冒頭の英語ナレーションから就職面接開始までの緊張感と、CGを使ったゲームグラフィックにギャップがあり、ゲーム事業ならではの遊び心を感じられるでしょう。動画ではゲームの対戦形式で就職面接が進行し、就活者がストレートに思いをぶつけて内定を勝ち取る様子には爽快さを感じます。ゲームのような構成とすることで、就活のハードルを下げて就職者の意欲をかきたてつつ、企業の情報を伝えて興味を持たせる巧みな演出となっています。
きびだんご採用 /両備システムズ
https://www.youtube.com/watch?v=9uZLmz0gh2g
日本昔話の『桃太郎』を題材にした、両備システムズの採用動画です。ほのぼのとしたタッチのアニメーションにIT用語をちりばめる意外性と、中盤以降のリアルタッチなアニメーションが見る人を引き込んでいきます。企業情報を一切入れないことで採用動画としてのインパクトが強くなり、「新卒採用」の事実のみがストレートに伝わる動画です。
その他の採用動画の事例は以下で紹介をしていますので、併せてご覧ください。
映像制作の実績 – Shibuya Movie(シブヤムービー)
採用動画を面白いと感じさせるポイント
上で挙げた事例にも共通するように、面白い採用動画を制作するには、視聴者が共感しやすく、視聴後にポジティブな印象を持てる内容にすることが大切です。そのうえで、求職者が求める情報や企業の個性を盛り込み、クリエイティブな編集をすることで、より面白い採用動画になるでしょう。以下では、採用動画を面白いと感じさせるポイントを解説します。
ユーモラスなストーリーテリング
ストーリーテリングとは、伝えたい情報を物語調で語り、相手により強い印象を与える手法のことです。視聴者にとって魅力的で親しみやすいストーリーを展開することで、視聴者の共感を得やすくなります。採用動画を通じて伝えたいことや、視聴者に促したいアクションを明確にし、そのゴールに向けたストーリーを作成しましょう。ユーモラスなストーリーテリングで採用動画を作る際は、笑いだけでなく、感情的に共感できる要素や視聴者の関心を引きつける要素を入れることも大切です。
社員の自然体なパフォーマンス
堅苦しい説明や高度にスクリプト化された演技よりも、社員の自然な表情や言葉遣いで動画を展開したほうが、視聴者に信頼感を与えます。特に近年は、動画配信サービスの普及により、若者がカジュアルな動画に見慣れている時代です。社員の自然体なパフォーマンスをキャッチーな内容でまとめることで、見る人に受け入れられやすくなるでしょう。
クリエイティブな視覚効果
言葉で伝えると堅い印象になってしまう企業説明や事業内容などは、クリエイティブな視覚効果を取り入れることで噛み砕いて伝えられます。ユニークな映像表現やアニメーションなどを用いると情報を視覚的に伝えることができ、企業への関心も高められるでしょう。
面白い採用動画を作るならShibuya Movieへ
トレンドを意識した面白い採用動画を自社で作ろうとすると、凝った演出に想像以上の工数がかかったり、重要な本題がブレてしまったりすることがあります。刻一刻と変化する採用動画のトレンドに合わせて面白い採用動画を作るなら、ハイクオリティな動画制作が可能なShibuya Movieへご相談ください。
Shibuya Movieでは、企業の魅力を最大限に引き出したシネマティックな採用動画の制作が可能です。トレンドのインタラクティブ動画も、他社との差別化を図りながらコンセプトに沿って制作し、就職希望者の心に響く作品へ仕上げます。「予算○○円でどこまで作れるの?」「3DCG演出もできるの?」など、採用動画以外の動画制作や費用に関する相談も、お気軽にお問い合わせください。
採用映像制作・採用動画制作 – Shibuya Movie(シブヤムービー)
まとめ
近年は、求職者でなくても楽しめるクオリティーの高い採用動画がたくさん作られています。本記事で紹介した事例を参考にしながら、ユニークなアイデアを形にして、求職者に刺さる採用動画の制作を検討してみてはいかがでしょうか。
採用動画を制作するにあたり、アイデアで悩んでいる場合は、Shibuya Movieにお気軽にご相談ください。
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