0120-975-4780120-975-478 お問い合わせ
Column
映像制作・動画制作のコラム

2021年6月29日

テレビCMと動画広告の違いやそれぞれのメリット・デメリットを改めておさらい!

テレビCMと動画広告の違いやそれぞれのメリット・デメリットを改めておさらい!

映像を使った広告媒体を思い浮かべた時に、みなさんは何を一番はじめに思い浮かべたでしょうか。おそらく、テレビCMを思い浮かべた方が多いのではないかと思いますが、昨今ではネットの動画広告を先に挙げる方もいるようです。たしかに動画広告の市場規模は世界的に見ても成長が著しく、特に若い世代では目にしない日がないという方や、テレビCMよりもネットの動画広告の方が目にする機会が多いという方も多いようです。
ということで今回は、改めてテレビCMと動画広告の違いや、メリット・デメリットについて説明していきたいと思います。

テレビCMと動画広告の違い

両者は似ているようでいて、実際にはまったく異なる性質のものです。まずは放映される場所ですが、テレビCMはもちろんテレビでのみ放映されます。たまにテレビCMをほとんどそのままネットの動画広告として利用している場合もありますが、その場合はテレビCMではなく動画広告になります。ということで、単純に考えてもテレビCMの場合は視聴者がテレビを持っている方に限られ、更に言えば国内のみが対象になります。つまり国内のテレビを視聴できる方だけがターゲットです。

一方、動画広告の場合はそうした制限がなく、YouTubeやTwitterなどのSNS、さらには屋外のデジタルサイネージなど、広告主がメディアを選択することができます。尺については、テレビの場合はほぼ決まった時間数が定められていますが、動画広告の場合は用途や戦略に合わせて自由に選択することが可能です。

ここまでの要素でそれぞれのターゲットをざっくり比べてみると、やはりテレビCMは30代以上、さらに言えば高齢層に届きやすい広告媒体で、動画広告は年齢を問わずネットを利用している方を対象にしているという印象です。しかしながら、テレビCMで見かける内容は決して高齢者向けの内容のものばかりではありません。また、これまでの要素を見ていくと、イメージとしてはややテレビCMの方が広告メディアの価値として劣っているような感じもしてきましたが、それも違います。では、次項ではそれぞれのメリットやデメリットを紹介しながら、更に比較を進めていきたいと思います。

初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。

映像制作・動画制作の
お問い合わせはこちら

テレビCMと動画広告のメリット・デメリット

大まかなターゲットや性質の違いは見えてきましたが、それぞれのメリットやデメリットはどうなっているのでしょうか。

テレビCMのメリット・デメリット

先ほどまでの要素ではやや劣勢に見えたテレビCMですが、視聴率を人数に換算するとメリットはわかりやすくなります。まず視聴率が1%の番組で考えます。視聴率1%の場合、いったい何人がそのテレビCMを見ているのか。その答えは約40万人です。世帯数にして約18万世帯。ゴールデンタイムであれば10%オーバーの番組もありますので、そう考えるとテレビCMを打つメリットは十分にあるように感じられます。

企業やサービス、商品などの認知度を高める目的のブランディング広告として利用するのであれば非常に有効な手段だと言えるでしょう。テレビという性質上、どこか信頼感が担保されているところもあり、ネット広告のように誰でも出せる媒体とは違った品格のようなものも感じられなくはありません。しかしながら、実際にテレビCMをきちん見ている人はそのうちの何%なのか、というところまではわかりません。ですので、非常に高い出稿費用を考えると、費用対効果が明確でないことに対しては不安もあります。

実際には費用対効果を正確に図るための効果測定は、その後の認知度調査などによって把握するしかありませんが、昨今ではこの効果測定についても広告代理店で一手に引き受けてパッケージ化されているケースが増えているので、リサーチ力に不安がある場合には、是非広告代理店の利用を検討してみてください。

動画広告のメリット・デメリット

一方、ネットの動画広告であれば、制作費も比較的安価で、なおかつ再生時間や視聴したユーザーの属性など、細かな情報をフィードバック的に得ることができ、なおかつスキップされた際には課金が発生しないなど、費用対効果の面ではテレビCMよりも明確であることは間違いありません。しかしながら、動画広告の場合には視聴者が楽しんでいるところに割り込むかたちで再生される仕組みも少なくなく、スキップされたり場合によっては悪印象を与える可能性もあることに注意しましょう。

テレビCM出稿にかかるコストの大まかなイメージ

テレビCMを制作し、出稿するには一体どれほどのコストがかかるのかも合わせて解説します。
まずは動画制作の費用についてですが、これは広告代理店を通して制作会社に依頼する場合と、制作会社へ直接制作を依頼する場合とで大きく異なります。当然広告代理店を利用した場合の方が費用は高くなりますが、その分、業界やマーケティングに精通した各パートの担当者が1から広告のプランを組み立ててくれるので、失敗のリスクを下げることができます。また、演者としてテレビタレントを利用する場合なども、既にあるコネクションを利用できるため選択の幅も広がります。

ただし、これは制作費用が数千万から億という単位に届くほどのテレビCMを制作する場合のことです。人件費や機材費だけで数千万円の費用が発生する上に、キー局の利用検討するのであれば、テレビ局のCM枠を獲得するためにさらに数百万円~数千万円の費用がかかるのがテレビCMです。これが地方局など放映地域の狭いテレビ局の場合だと、枠にかかる価格は数万円から数十万円まで抑えることができるため、限定された地域へのマーケティングを検討している場合にはコストはとても安価に抑えることができます。

一方、広告代理店を利用しない場合は、基本的にキー局への出稿は難しく地方局などに選択の幅が狭まる一方、制作費用は数十万円程度に抑えられるため、プラン次第では良い手段と言えるでしょう。

まとめ

今回はテレビCMと動画広告の違いについて説明しましたがいかがでしたでしょうか。それぞれの違いを把握して、是非企業様の広告戦略に合う選択肢を検討してみてください。

また下記記事ではテレビCMでの効果測定方法や動画広告の効果測定について比較しながら解説させていただいております。是非合わせてご確認ください。
関連記事:テレビCMにならう動画広告の効果測定に対する考え方

初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。

映像制作・動画制作の
お問い合わせはこちら