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映像制作・動画制作のコラム

2022年11月8日

採用サイトで動画を活用するポイントを、事例と合わせて紹介

採用サイトで動画を活用するポイントを、事例と合わせて紹介

さまざまな業界で人材不足が叫ばれる中、採用活動において少しでも優秀な求職者に自社へ興味を持ってもらうには、他社との差別化に取り組む必要があります。多くの企業が導入している「採用サイト」は優れた人材を見つけ、登用していくために重要な役割を果たしてくれますが、その中でも最近注目を集めているのが動画コンテンツの活用です。

これまでの採用サイトといえば、テキストと画像を主体とするものが大半を占めていましたが、ここに動画が加わることで大きな変化を生み出します。
本記事では採用サイトで動画を活用するポイントを、事例と併せて紹介します。

そもそも採用サイトとは?

採用サイトとは「自社のホームページに作成した、採用に関する情報に絞ったWebサイト」のことです。外部が運営する総合的な求人サイトや、企業サイトの中にある「求人情報ページ」とは異なり、自社の「採用」専用の独立したサイトです。採用サイトと混同しやすい「企業サイト」という言葉がありますが、両者は別のものです。企業サイトは、顧客や取引先に自社の事業を紹介するためのサイトを指し、そもそも求職者をターゲットにしたサイトではありません。求職者に自社の魅力をアピールするためには、求職者が採用情報を収集する専用の場として「採用サイト」を設けることが重要です。

株式会社ONEが2021年6月に行った「企業の採用サイトに関する意識調査」によると、求職者の8割以上が企業のホームページを見て企業研究を行っており、さらに「採用サイトがある企業とない企業で、印象はどう変わるか?」という問いに対しては、求職者の約6割が「採用サイトがある企業のほうが、ポジティブに感じる」と回答しています。この結果からわかるように多くの求職者が企業のホームページを訪問して採用情報を収集しており、採用サイトは企業の採用活動に不可欠な存在だといえます。

採用サイトを設けるメリットは主に3つ

ここでは、企業が採用サイトを設ける3つのメリットについて解説します。

求職者と企業のミスマッチを防ぐ

採用サイトを設けるメリットとして、求職者と企業のミスマッチを防ぐことができることが挙げられます。自社の採用サイトでは募集要項など基本的な情報の他に、社風や企業のビジョン、オフィスの雰囲気、社員のメッセージなど、求職者が欲しい詳細の情報を掲載することができます。自社のリアルな姿をあらかじめ知ってもらうことで、求職者が入社後に感じてしまうネガティブなギャップを減らすことができるのです。企業が自社のビジョンにマッチする人材を獲得する可能性を高めることは、企業にとって非常に大きなメリットであり、また求職者にとってもミスマッチの無駄を防ぐことができる点で同じくメリットであると言えます。

自社の魅力を徹底的にアピールできる!

企業が採用サイトを設けることで自社の魅力をアピールしやすくなります。掲載情報などに制限がある外部の求人サイトや求人広告と異なり、自社の採用サイトでは文字数や画像の枚数・サイズなど自由に使用できるため、自社の強みや求職者へ向けた詳細な情報を余すことなく掲載することができるのです。求職者のニーズに合わせて自社の魅力を徹底的にアピールすることで、より多くの応募者を獲得でき、さらに自社に興味を持っている求職者のモチベーションを高めることにもつながります。

採用コストを削減

採用コストを抑えられることも、企業が採用サイトを設けるメリットの一つとして挙げられます。外部の求人サイトや人材紹介サービスを使用する場合、一人採用するたびに多額のコストがかかります。しかし、自社の採用サイトではコストを抑えて応募者を獲得することが可能です。自社サイトの制作にはまとまった時間とコストがかかりますが、長期の運営と多くの人材を獲得することを考慮すれば、費用対効果は高いと言えます。

初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
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採用サイトに適した動画とは?

ここまで採用サイトの必要性について解説してきましたが、ここからはいよいよ採用サイトでの動画の活用についてフォーカスしていきます。まずは、採用サイトに適した代表的な3つの動画の種類について解説します。「採用サイトに動画を入れたいが、どういった動画を入れてよいかわからない」「どんな動画の種類があるのか知りたい」という疑問をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。

社員インタビュー

採用活動に欠かすことができないのが社員インタビュー動画です。社員インタビュー動画では実際に働く現場の社員の雰囲気やどのような人がどのような仕事をしているのかをリアルに伝えることができます。入社前の求職者の多くは「どんな人が働いているのだろう」「どのような雰囲気や業務なのか」といった不安を持っていますが、現場社員のリアルな声を求職者に届けることで、入社前の不安の払拭につながります。

企業紹介

企業紹介動画は企業理念や歴史、業務内容、未来のビジョンなど、求職者がその会社を知るために必要な情報を包括的に提供するための動画です。社長や人事担当者が説明する形式やモーショングラフィックとナレーションを用いるなど、企業理解に必要な情報を見やすくシンプルに紹介する構成が好まれます。また、自社のサービスの利点や自社独自の社員待遇や福利厚生などを紹介することで、他社とは異なる自社の強みをアピールすることもできます。

職場環境紹介

求職者は業務内容と同じくらい職場環境を重視しています。長い時間を過ごすこととなる職場を動画で見ることができると、将来実際に働く姿をイメージしやすくなり、モチベーションの向上にもつながります。通勤のしやすさの案内や福利厚生としてオフィスのカフェや食堂、休憩スペースなどがあれば併せて紹介してみてはいかがでしょうか。

採用サイトで動画を活用するメリット3つ

続いて、採用サイトで動画を活用するメリットを3つお伝えします。

職場環境をイメージしやすくなる

会社を訪れたことのない求職者の多くは「実際にはどのような環境で働くのか」「社員の雰囲気はどんな感じか」といった不安を抱えています。そこで、情報量の多い動画を用いて求職者に職場環境や社員の雰囲気を伝えることで、入社前の不安を和らげることができます。テキストや写真だけでは伝わりにくい「雰囲気」といった部分も、動画を使用することで伝えることができ、職場環境をよりイメージしてもらいやすくなるのです。

求職者に強く印象付けることができる

採用サイトで動画を活用することは、サイトを訪れる求職者に強く印象を与えるために有効です。テキストや写真のみで構成された採用サイトは多くありますが、テキストや写真だけでは流し読みされてしまう可能性があります。しかし、動画の場合、目に留まりやすく一度に多くの情報を与えることができるという特性もあります。まず動画を活用するという点で他社との差別化し、さらにオリジナルな要素を動画に盛り込むことで、サイトを訪れる求職者に強く印象づけることができます。

採用作業の工数・経費の削減

企業紹介や採用に関する情報を動画にすることで、採用活動にかかる工数や経費の削減につながります。採用動画は確かに制作時にはコストがかかりますが、動画は一度制作してしまえば何度でも使用することができるため、長期的に見ると抜群のコストパフォーマンスを発揮します。説明会の度に用意していた紙の資料を減らし、動画を用いれば企業説明をオンラインでスムーズに行うことができるので、会場費をおさえる費用も抑えられます。そして何より、採用担当者が説明会の度に一から求職者に説明する工数をカットできます。さらに、これまで採用担当によってばらつきがあった企業紹介のクオリティの面でも均一化することが可能になります。

採用動画を制作する効果やメリットなどは下記記事にも詳しくご紹介させていただいておりますので、是非合わせてご覧下さいませ。
関連記事:採用動画を制作する効果やメリットを、事例やトレンドと合わせて解説

採用サイトで動画を活用するポイント3つ

ここでは採用サイトの動画の効果をより高めるための活用のポイントを3つご紹介します。

あくまでも求職者の視点で取り組む

採用サイトの動画制作で必ず意識する必要があるのは、あくまでも求職者の視点で取り組むことです。また初めて見る人にも内容が伝わるかどうかを意識することも重要です。視聴者を飽きさせないために、尺の長さやカットのタイミング、映像の明るさなどへの配慮も大切です。例えば、自社内のみで使われている専門用語を多用してしまうと内容が伝わりにくくなる可能性があるため注意しましょう。

自社ならではの魅力を存分に発信する

他社にはない自社ならではの強みを発信することは、自社の魅力を求職者に伝える際に重要です。例えば、独自の福利厚生があるなど、競合他社と比較して差別化できるポイントは動画に盛り込み、モーショングラフィックなどの演出で印象的に発信しましょう。

競業他社の採用サイトの動画をリサーチする

より効果的に採用サイトの動画を活用するためにはリサーチが重要です。視聴する求職者に自社ならではの魅力や良さが伝わるよう、他社の採用サイトの動画を調査・分析し、自社の動画作成のアイデアに役立てましょう。

採用サイトの動画活用事例

オムロン株式会社

https://www.omron.com/jp/ja/recruit/people/movie.html

オムロン株式会社では、自社の採用サイトに社員のインタビュー動画を掲載しています。開発職と営業職の各4本づつの計8本と見やすく細分化され、シリーズ化されています。1本あたりの尺が3分程度と採用サイト上のインタビュー動画としてはしっかりと時間をとり、社員と仕事の紹介についの情報提供に注力している姿勢が伺えます。
動画では、リアルな人や仕事が描かれており、求職者がしっかり吟味できるようになっているのがポイントです。またオムロン株式会社では社内的な事情で社員を説明会に動員することができないため、代替手段としてWEB上で社員による仕事紹介を行っている、とのことです。いつでもアクセスでき、さらに均質なクオリティーで多くの人に企業紹介ができるため有効な方法だと言えます。

株式会社ロフト

https://loft.hartech.co.jp/2023/

株式会社ロフトの2023年度の新卒採用サイトでは、ランディングページの上部に社員のインタビュー動画が掲載されています。動画には各事業部の社員インタビューが含まれており、「ロフトを雑貨に例えると?」などロフトらしいユニークな質問が印象的です。企業の役員から店舗スタッフのインタビューまで含まれており、企業の風通しの良さや全体像が見える構成に好感が持てます。
また、白を背景にしたインタビューのセッティングはシンプルで爽やか、テンポのよい編集が飽きさせないのも魅力です。

ShibuyaMovieなら採用サイトから採用動画まで一貫して制作します。

動画は情報量が多く、リアリティーをもって伝えられるため、テキストや写真だけでは描写しきれない自社の魅力や雰囲気を求職者に届けるには最適な手段です。そのため採用サイトに動画を取り入れるすることで、採用活動にさらなる効果を生み出すことが期待できるのです。今回ご紹介したポイントを参考に、採用サイトで動画を活用してみてはいかがでしょうか。

ShibuyaMovieではお客様の魅力を引き出し、求職者に興味関心をいただいてもらえる採用サイト、採用動画を一貫して制作しております。求める求職者やコンセプトに合わせて制作しますので、費用はもちろんのこと、お客様の負担も軽減することができますので、採用サイト・採用動画の制作を検討している方は是非お気軽にご相談ください。
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