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映像制作・動画制作のコラム

2022年2月18日  最終更新日:2023年3月10日

ベンチャー精神にあふれる採用動画はこうやって作る!採用動画の作り方【ベンチャー企業編】

ベンチャー精神にあふれる採用動画はこうやって作る!採用動画の作り方【ベンチャー企業編】

テレワークの普及も追い風となり、時間や場所を問わずに視聴できる採用動画の需要がますます高まっています。採用動画は、新しく先見性のあるベンチャー企業と親和性の高いコンテンツです。
この記事では、まずベンチャー企業向けの採用動画の種類を紹介します。併せて、ベンチャー企業における採用動画の作り方のポイントについて、事例を挙げながら説明するので、採用動画を作ろうとしている場合はぜひ参考にしてください。

ベンチャー企業向け!採用動画の種類

採用動画は、大まかに以下の3つの種類に分けられます。

  • ・ブランドムービー/コンセプトムービー
  • ・会社説明動画
  • ・インタビュー動画


いずれもベンチャー企業の採用動画として効果的ですが、まずは理解を深めるために、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ブランドムービー/コンセプトムービー

企業のビジョンやバリュー、ブランドエッセンスなどを映像化したものです。ベンチャー企業といっても、活動内容は多種多様です。何を目指している会社なのかをわかりやすく直感的に伝え、自社ならではの魅力を全面的にアピールできる点において、採用活動とは親和性の高いツールだといえるでしょう。

企業が目指す方向性に共感してもらうのが、ブランドムービー/コンセプトムービーの目的です。そのためには、視聴者の心に刺さるものではなくてはなりません。音楽に力を入れていたり、視聴者自身を投影しやすい主人公を設定したストーリー仕立てになっていたりするなど、演出にこだわったコンテンツが多いのも特徴です。

オリジナリティーの高い動画に仕上げることで、競合他社との差別化を図れ、同時に自社のブランディングも行なえます。採用活動のみならず、新商品発表会のような対外的なイベントで流す際にも適しているなど、汎用性の高さもメリットです。

会社説明動画

会社概要や経営理念、自社独自の強みなどの基本情報を、数分程度の動画にまとめたものです。求職者が最も知りたいものであり、採用動画としても代表的な形式といえます。従業員数や売上高などの情報や事業概況、拠点情報などの詳細な情報は、数字とイラストを使うと印象的になるでしょう。

説明動画を会社説明会などで流すことで求職者に対して効率良く、企業理解を図れます。企業の公式サイトにアップしておけば、求職者自身でいつでも閲覧できるため、採用活動のコスト削減にもつながります。

オフィスの雰囲気を気にする求職者も多いため、実際の社内風景を撮影して動画に織り込むことも有効です。

インタビュー動画

社員の仕事内容や志望動機、担当業務のやりがいなどを、インタビューを通じて届ける動画です。今後仕事で実現したいことを聞くのもよいでしょう。社内の雰囲気を社員の人となりも含めて、リアルに伝えられるのがメリットです。入社後の姿を具体的にイメージしやすいため、視聴されやすいといえます。

インタビュー動画には、一人の社員にスポットを当てたもののほかに、対談形式や座談会形式など、複数の種類があります。一人のみ登場する動画のほうがセッティングは簡単ですが、映像が単調になりがちです。また、撮影に慣れていない社員の場合、緊張からぎこちない話し方になってしまうかもしれません。

座談会形式の場合は、出演者が複数人いるため和やかな雰囲気で進められることが多く、普段からの関係性なども視聴者に伝わります。

初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。

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かっこいい採用動画を作るメリット

採用動画を作るならば、センスの良いものに越したことはありません。かっこいい採用動画を作ることには、次の4つのメリットがあります。

企業ブランディング

採用動画から受ける印象は、企業のブランドイメージに直結します。なかでも、ブランドムービーやコンセプトムービーは採用活動以外の場面でも幅広く活用できるため、コストパフォーマンスの面でも有利でしょう。

競合他社との差別化

自社の魅力を最大限に引き出した動画は、競合他社との差別化にもつながります。しかも、静止画と比べて2倍近く、視聴者の印象に残しやすいといわれています。

視聴者への興味付け・魅了付け

動画は、視聴者への興味付け・魅了付けにも優れたツールです。視覚と聴覚の両方から刺激でき、短い時間で豊富な情報をわかりやすく届けられる点は動画の大きな魅力でしょう。

SNSとの親和性の高さ

SNSとの親和性の高さも、動画のメリットです。かっこいい採用動画はSNSで拡散されやすく、求職者の目に留まり、より多くの応募を集める効果も期待できます。

事例から学ぶ!ベンチャー企業のかっこいい採用動画の作り方

ベンチャー企業による、特に採用向けのコンセプトムービーの事例から、制作時のポイントや制作の狙いについて考察します。

ベルフェイス株式会社

https://youtu.be/031CPKWyl10

こちらは営業に特化したWeb会議システム「bellFace」を提供するベンチャー企業、ベルフェイス株式会社の会社紹介ムービーです。

代表自らの演説にモーショングラフィックを重ね、テクノロジカルで先進的なセンスを演出しています。手振りを交えしっかりと語られる問題意識や企業のビジョンは説得力があり、求職者に共感を与えます。

また、訴求したい内容、企業の志やイメージを言葉や資料に加え、デザインでどう伝えるかを考えることから動画を作ることも有意義だと感じられる採用動画です。

RFA digital brains株式会社

https://youtu.be/ZVeeRiTI_io

こちらはデジタル領域におけるコンサルティング支援などを行なう、RFA digital brains株式会社の採用動画です。

軽快なBGMにのせて、オフィス内をぐるっと映して見せる躍動感のある演出が印象的です。4分という尺は採用動画としては比較的長めですが、求職者が知りたい情報は網羅されています。

前半では、役員や社員など、立場の異なる複数人の視点から会社の魅力が率直に語られており、代表取締役がアピールする社員の主体性の高さが伝わってきます。また、オフィスとは思えないほどシックな内装や社員のカジュアルな服装などから、先進的で自由な社風の企業であることも想像できるでしょう。

後半は、社員へのベネフィットと求める人物像を端的に訴求する内容になっており、代表取締役の力強い口調には自社の未来への自信があふれています。

とがった挑戦的な動画を作りたい場合に参考になる採用動画です。

サイバーエージェント

https://youtu.be/1HIbUK5kv5U

こちらは株式会社サイバーエージェントの、ゲーム事業部門の新卒採用動画です。

自社のゲーム事業の文化や技術について、エンジニア面にフォーカスして紹介しています。

冒頭から、自社が手がけた有名な作品が続々と紹介されていき、視聴者をワクワクさせます。ゲーム事業において、子会社戦略を取っている自社の特徴を図解して解説したうえで、各担当者のインタビューを通じて子会社ごとの技術を紹介するわかりやすい構成です。

動画の一番の特徴は、現場のエンジニア目線で自社の強みが語られている点です。若手も含めて、社員が尊重されている社風が、生き生きと笑顔でインタビューに答える様子からも伝わってきます。若手エンジニアへの教育や事業部全体でのスキルアップを目的とした勉強会の様子も紹介されており、入社後の不安も軽減される工夫がなされています。

新卒向けの採用動画を作るうえで、まずお手本にしたい動画といえるでしょう。

メルカリ

https://youtu.be/kwkMlp73Msc

こちらは日本最大のフリマアプリ「メルカリ」を運営する、株式会社メルカリの採用動画です。

メルカリが掲げるミッションと3つのバリューについて、COO自ら語っています。「Go Bold」「All for One」「Be a Pro」という3つのバリューを提供するために、COO自身が取っている具体的な行動を丁寧に説明する姿勢に、誠実さが感じられます。

また、着席した状態で、身振り手振りを交えて話す構図も落ち着いた雰囲気を演出するのに一役買っているでしょう。服装はビジネスカジュアルで、堅苦しさもありません。COOが語る背景に自然な形でオフィスの風景や働く社員の姿も映り込んでおり、社内の雰囲気もほど良く伝わってきます。

ベンチャー企業であるメルカリが、ビジョンを実現してグローバル企業として成長するには何が必要で、そのためにどういった人材を求めているかが明確に訴求されている動画です。グローバルに事業を展開する企業らしく、メッセージが日英併記されているのも特徴的です。

楽天

https://youtu.be/OBXdGxomeTU

こちらは国内最大クラスのプラットフォーム「楽天市場」を運営する、楽天グループ株式会社の新卒採用コンセプトムービーです。

「Drive EMPOWERMENT」というキャッチコピーを軸に、颯爽と働く社員の姿を前面に押し出した採用動画です。

「セールス」「マーケティング」「エンジニア」といった順番でさまざまな部署の社員をリレー形式でつなぎ、職種の紹介を行ないつつ、一連の業務の流れもイメージさせます。最終的には連携して業務を完結させ、皆で集結してお互いを労うストーリーになっており、社内の一体感をエモーショナルに訴求している点が巧みです。

また、スピード感のある映像を通じて、各職種のプロフェッショナルを際立たせる演出で、視聴者に楽天で働くことへの憧れを醸成します。

2分弱と短い動画ですが、端的なキャッチコピーと特徴的な構成から、視聴者の印象には強く残る動画といえるでしょう。

コロプラ

https://youtu.be/Xl6XkmHLhz8

こちらはスマートフォンゲームなどのエンターテインメント事業を手がける、株式会社コロプラの採用メッセージムービーです。

「仕事を、遊ぼう。」をキャッチコピーに、オフィスから離れた場所で遊ぶ社員同士のリアルなやり取りをベースに、会社の魅力や仕事の面白さを伝えるユニークな動画に仕上がっています。

動画で強調されているのは、仕事と遊びの表裏一体感です。プランナーやデザイナーなど、ゲーム開発の現場をリードする社員たちが観光先で温泉に入ったり、食事やアルコールを楽しんだりするなかで、仕事へのアイデアが湧き出ていきます。

同時に、作品作りに対する熱い思いや仕事への誇りもきちんと盛り込まれており、「大人が真面目に仕事を遊ぶ」というメッセージもしっかりと体現されています。

ゲーム開発に携わる社員が心から自分の仕事を楽しみ、また自分の好きなことを仕事にする喜びがひしひしと伝わってくる、遊び心あふれる動画です。エンディングに表示される「遊び仲間、募集中。」という採用メッセージも印象的です。

株式会社アカツキ

https://youtu.be/YRPnt6chWVQ

こちらはゲーム事業やコミック事業などを展開する、株式会社アカツキの会社紹介ムービーです。

「世界を動かす力とはなんだろう」という壮大な問いかけの答えを出していくなかで、自社のミッションやバリューに迫る大胆なストーリーに目が留まります。

はじめに自社で手がけた代表作を順に紹介しているため、仮に企業名を知らなくても「あの作品を作っている会社なのだ」とすぐにわかってもらえることでしょう。

また、同社では太陽の光と多彩な個性が混ざり合うチームでありたいという願いを込めて、カラースケールをもとにしたロゴを使用しています。動画にも、それに合わせたカラフルなアニメーションがふんだんに採用されており、自社のブランドイメージ醸成にも寄与しています。

動画の終盤に向けて、社員の笑顔が続く構成も印象的です。「笑顔で明るい社会を実現したい」というビジョンにもマッチしています。また、1分弱という尺の短さは、SNSでのシェアにも適しています。

まとめ

採用動画と親和性の高いベンチャー企業、そのなかでもコンセプトムービーの作り方について事例を考察する形で紹介しました。コンセプトを伝えるには言葉ももちろんですが、印象に残るムービングイメージ、動画の力を最大限に活かしてみてはいかがでしょうか。

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