映像制作・動画制作のコラム
2018年11月8日
映像制作の時のアイデアが出ない!そんなときは・・・
映像制作を始めた当初は、あんな映像も撮りたい、あんな表現をしてみたいと、描きたいイメージやアイデアが次々と湧いてくるものです。ところが、映像制作を続けていくと、やがてそんなアイデアがなかなか出てこなくなります。
こんな時「自分は才能が無いのかな…」などと落ち込む必要はありません。映像制作のアイデア出しにはちょっとしたコツがあり、それをみなさんご存じないだけなのです。アイデアが出ない、そんな時に試していただきたいことをご紹介します。
映像から離れると映像が浮かんでくる
「どんなカットを撮影したら良いのか…」と考えていると、良い映像のアイデアはなかなか浮かんできません。頭の中で映像を考えていると浮かんでくるのは既に見たことのある作品の映像や、過去に自分が撮ったカットしか出てこないからです。
神経学者のニコライ・ククシュキンによると、ヒトの脳は蓄積した記憶によって将来のシステムを変化させているとのことです。だから、同じ系統の物事を考えたりする時には、どうしても過去の記憶の影響を受けてしまいます。つまり、映像のことを考えると必ず過去の映像の記憶に脳が支配されることになるので、新しいアイデアが生まれることはないのです。
それならば、新しい映像のアイデアを考えるためには、映像のことを考えてはいけないということになります。一見矛盾しているように聞こえますが、長年映像制作を続けていくと、全く別のことを行っている時に突然アイデアがひらめいた、という現象を誰もが経験するはずです。
これは、前述のククシュキンの理屈を聞けば納得します。映像制作のアイデアとは、映像から離れることで湧いてくるのです。例えば、目をつぶって音楽を聞き、音楽に没頭していると、突然頭の中にMVの様な画期的な映像表現が生まれてくるかもしれません。
小説を読んでいると、文字で書かれた描写が頭の中で映像化されていくでしょう。その中に、誰も見たことがないアングルのカットが含まれているかもしれません。映像のアイデアがなかなか出てこない…そんな時には全く別のメディアに触れて映像のことを忘れてみてください。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
文字や絵にしてみると新たな表現が見つかる
頭の中で悶々と映像制作のアイデアを考える。実はこれはアマチュアの手法で、プロはこのようにアイデアを考えることはありません。プロの場合は映像制作の方向性が決まっていて、何のために何を描くのか、あらかじめ決まっているのでただ頭の中だけで考えるのは非効率的なのです。
プロは、作るべき映像を必ず言葉やイラストなど別の媒体に置き換えます。クライアントに企画書として伝え、台本として言葉化し、言葉で表現できなければイラストなどで絵コンテにします。実は、これは新しいアイデアを模索するための作業でもあるのです。前述のように映像のことを考えていると新しい映像は生まれにくいですが、言葉やイラストなどの形でアウトプットしてみると新しい映像手法が見つかりやすいからです。
時には、スタッフ同士で作品について会話をしていく中で、誰かが言った言葉が、新しい映像表現のアイデアに繋がった、ということもあります。個人で映像制作をしているみなさんにも、同様の方法をおすすめします。
頭の中だけで映像を考えるのではなく、文字や絵としてアウトプットを試みると、よいアイデアが浮かびやすいです。イメージが漠然としているなら、そのイメージを詩などの言葉にしてみてもいいでしょう。そのプロセスで、画期的な映像表現が生まれるかもしれません。
どこにもない斬新な映像が欲しいなら…やはりプロにお任せを!
それでもアイデアが浮かばない。もっと斬新で画期的なアイデアの映像が欲しい。そんな場合には、やはりプロに映像制作を依頼してみてください。Shibuya Movieには画期的なアイデアでクライアントを驚かせてきた多くの実績があります。きっとあなたが想像もつかなかった映像をお見せできるでしょう。
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