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映像制作・動画制作のコラム

2021年7月9日  最終更新日:2026年1月28日

動画制作にセンスは必要?プロが教えるセンスの磨き方や動画編集の流れを紹介

動画制作にセンスは必要?プロが教えるセンスの磨き方や動画編集の流れを紹介

センスの良い動画を作れるようになるためには、日頃どんなことを意識すればよいのでしょうか。動画にはさまざまな要素があり、それぞれに影響を与える考え方やメソッドが存在します。

本記事では、動画制作における“センス”とは何かを紐解きながら、編集力を高めるための具体的な方法や考え方をプロの視点から3つのテーマに分けてご紹介します。

  • ●センスの良い動画の特徴
  • ●センスが良い動画編集のための6ステップ
  • ●動画制作のセンスを磨く方法7選

自分で制作に挑戦したい方はもちろん、プロへの依頼を検討している方にも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

動画制作における“センス”って何だろう?

動画制作における“センス”って何だろう?

動画制作の世界では、 “センスがある人” は、視聴者の心を直感的に動かす映像を作れる人のことを指します。

例えば、BGMの選び方ひとつで、映像の雰囲気がガラッと変わることも。そんな感覚を自然に掴める人は、まさに “センスの持ち主”です。また、行動心理学などの専門知識がなくても、映像の流れに合わせて音や演出を調整し、見る人の感情を揺さぶることができる人も、センスがあると言えるでしょう。

もちろん、最初から完璧にできる人ばかりがセンスのある人とは限りません。他の人よりも早くコツを掴んで上達していく人も、 “センスがあるタイプ”です。
また、経験を重ねる中で磨かれていく“感覚”こそが、その人の持つ才能とも言えるわけです。

動画制作におけるセンスや才能とは、生まれ持った直感と積み重ねの中で育まれる“感性”の両方を指す言葉なのです。

動画制作にセンスや才能は必要?

結論から言えば、動画制作においてセンスや才能は確かに重要です。映像の雰囲気を直感的に捉え、視聴者の心を動かす表現ができる人は、やはり強みを持っています。

しかし、ここで覚えておきたいのは「センスは生まれつきだけではない」ということ。先天的な才能がなくても、学習や経験を通じて後天的に身につけることができます。動画制作の基本的な知識や技術をしっかり学べば、誰でも質の高い動画を作れるようになります。むしろ「自分にはセンスがない」と考えて地道に基礎を固めた人のほうが、現場で長く活躍するケースも少なくありません。

大切なのは、センスを磨く方法を知り、努力を続けることです。では、どうすればセンスを育てられるのでしょうか?そのヒントは、「センスの良い動画」を理解することにあります。
次の項では、その具体的な方法を詳しく解説していきます。

センスの良い動画の3つの特徴

「センスの良い動画」とはいったいどの様な動画を指すのでしょうか?視聴者を惹きつける“センスの良さ”は、実は編集や演出の工夫によって生みだされる技術で説明することができます。ここでは、センスの良い動画に共通する3つの特徴を詳しく解説します。

  • ●テロップやBGMが雰囲気に合っている
  • ●カットのテンポが良い
  • ●エフェクトや色調補正の使い方がうまい

テロップやBGMが雰囲気に合っている

センスの良い動画は、テロップやBGMの選び方に一貫性があります。
明るい映像ではポップなフォントや軽快な音楽、落ち着いたシーンではシンプルなフォントや静かなBGMが使われ、映像の世界観をしっかりと支えています。

さらに、テロップや効果音は情報を補足するだけでなく、デザインや動きで印象を強化する役割も果たします。特にBGMは、映像全体の空気感を決定づける重要な要素です。シーンのテンポや感情に合った音楽が選ばれている動画は、視聴者を自然に引き込み、最後まで飽きさせません。

センスの良い動画とは、雰囲気に合ったBGMやテロップで世界観をしっかり表現できている動画なのです。

参考事例:雰囲気を引き立てるテロップとBGMの制作事例

カットのテンポが良い

センスの良い動画は、テンポの良さで視聴者を惹きつけます。不要なシーンがなく、情報が整理されているため、映像全体に無駄がありません。さらに、各カットの長さやつなぎがリズミカルで、心地よい流れを生み出しています。

テンポの悪い動画は視聴者にストレスを与え、最後まで見てもらうことが難しくなるため、リズム感のある構成であることは重要なポイントなのです。

センスの良い動画とは、無駄を削ぎ落とし、リズム感のある構成で最後まで見やすい動画なのです。

参考事例:カットとテンポが魅力の制作事例

エフェクトや色調補正の使い方がうまい

センスの良い動画は、エフェクトや色調補正の使い方に特徴があります。過剰な演出は避け、必要な場面で効果的に使うことで、映像に奥行きやメリハリを与えています。

例えば、シーン転換に自然なエフェクトを取り入れたり、色調補正で全体のトーンを整えることで、映像の統一感が生まれます。こうした工夫により、視覚的に洗練された印象を与え、視聴者の感情にも訴えかけることができます。

センスの良い動画とは、演出を適切にコントロールし、映像に統一感と深みを持たせた動画なのです。

参考事例:色調補正やエフェクトの演出がスタイリッシュな制作事例

センスが良い動画制作のための6ステップ

センスが良い動画制作のための6ステップ

さっそくですが、センスが良いと思われる動画制作ための6つの手順を紹介します。動画編集の手順はもちろん、センスが良くなる+αポイントをそれぞれお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

  1. 1.構成を練る
  2. 2.素材を集める
  3. 3.テンポ良くカットする
  4. 4.音声やBGMを調整する
  5. 5.テロップやエフェクトをつける
  6. 6.最終調整をする

1.構成を練る

動画制作において、編集技術だけでなく“構成”の段階からセンスを磨くことが、魅力的な作品づくりのポイントです。まずは、目的やターゲットを明確にし、伝えたいメッセージを整理することが基本です。
絵コンテや台本を作成することで、一定の品質の動画は誰でも作ることができますが、視聴者の心に残る“センスの良い動画”は、構成が緻密に設計されているのが特徴です。

例えば、絵コンテの段階で単なる流れの確認にとどまらず、視覚的なリズムや間の取り方、色彩のバランス、音の演出までを意識して設計します。これは、映画やCMなどでもよく見られる手法で、視聴者の感情を揺さぶるような演出は、構成の段階から丁寧に仕込まれているのです。

このように、構成への細やかなこだわりが、動画の印象を左右し、心に残るセンスのある作品につながっているのです。

2.素材を集める

動画編集に必要な素材を集める工程は、制作の土台を築く重要なステップです。既存の映像や画像を整理し、撮影素材をリストアップすることで準備は整いますが、“センスの良い動画”を目指すなら、素材選びにも一段深い視点が求められます。

映像や画像は、ただ「使えるもの」ではなく、色味や質感、構図の統一感などを意識し、動画の世界観やトーンに合ったものを厳選することがポイントです。著作権に配慮しながら、フリー素材を活用するのも有効です。

こうした細部への配慮が、動画全体の印象を高め、センスの良さを際立たせるのです。

3.テンポ良くカットする

動画編集におけるカットは、単なる不要部分の削除ではなく、作品全体のリズムを生み出す重要な要素です。ターゲットに合わせてテンポを調整することが基本ですが、“センスの良い動画”にするためには、視聴者の感情の起伏やストーリー展開に合わせて「間」を計算します。

例えば、感動的なシーンではあえて数秒の静寂を挟むことで余韻を残したり、アクションシーンでは音楽のビートに合わせてテンポよくカットを切り替えることで臨場感を高めたりします。

さらに、音楽や効果音とのシンクロ、視覚的なリズム、カットのタイミングによる緊張と緩和の演出など、細部まで設計することで、心地よい流れを生み出せるのです。

4.音声やBGMを調整する

動画編集において、音声やBGMの調整は視聴体験を左右する重要な要素です。一般的な編集では、音声をクリアに整え、シーンに合ったBGMを選び、音量バランスを調整することで、視聴者がストレスなく楽しめる動画を目指します。しかし、“センスの良い動画”に仕上げるには、さらに一歩踏み込んだ音の演出が求められます。

音声・BGM・効果音それぞれの「役割」を明確にし、ストーリーに沿って音を設計することで、映像との一体感が生まれます。例えば、緊張感を高めるためにBGMを徐々にフェードインさせたり、効果音で視覚的な動きを強調したりすることで、没入感を高めることができます。

音の質感やタイミングにこだわることで、映像は細部まで丁寧に作り込まれた印象になります。

5.テロップやエフェクトをつける

テロップやエフェクトは、動画の印象や世界観を際立たせる“デザイン要素”として非常に重要です。編集では、動画の雰囲気に合わせてフォントを選び、フォーマルな場面では読みやすい書体、カジュアルな場面では個性的な書体を使うのが基本です。

しかし、“センスのある動画”に仕上げるには、テロップを単なる情報補足ではなく、映像の世界観を強化するビジュアルデザインとして活用することがポイントです。エフェクトも同様に、フェードインやスローモーションなどをただ使うのではなく、ストーリーの流れや感情の起伏に合わせてメリハリをつけることで、映像に深みと動きを与えます。

各演出の効果を理解し、過剰にならない絶妙なバランスでデザインすることで、動画全体に洗練された印象とセンスの良さをもたらすことができるのです。

6.最終調整をする

動画編集の最後の工程は、動画の印象を決定づける仕上げのステップです。一般的には、色合いや音量を整え、屋外と室内のシーンを違和感なくつなぐために色調補正を行い、必要に応じてカットを修正します。しかし、“センスのある動画”に仕上げるためには、ここで細部へのこだわりを惜しまないことが重要です。

色調補正は単なる統一ではなく、作品の世界観を引き立てるために色味や明暗を計算し、視覚的な印象を高めます。音声やBGMの微調整、テロップの位置やタイミングの再確認など、細部まで丁寧に見直すことで、動画全体に一体感と完成度が生まれます。

最終調整は「ただ整える」作業ではなく、視聴者に心地よい体験を届けるための最後の演出。ここでのひと手間が、動画をセンスのある作品へと仕上げる決め手になるのです。

動画制作のセンスを磨く方法

動画制作のセンスを磨く方法

では、そのセンスはどう磨けばよいのでしょうか?ここでは、動画制作における感性や表現力を高めるための具体的な方法を7つご紹介します。

  1. 1.リズム感を養う
  2. 2.アングルを探す
  3. 3.数字に強くなる
  4. 4.面白い作品に触れる
  5. 5.色の仕組みを知る
  6. 6.第三者の意見を聞く
  7. 7.経験を積む

 

1.リズム感を養う

動画編集では、映像のテンポやタイミングが視聴体験に大きく影響します。カットの切り替えやBGMとの調和がうまくいっていないと、視聴者に違和感を与え、作品の完成度が低く見えてしまいます。実際、YouTubeなどに投稿されたアマチュア作品の中には、テンポの悪さが目立つものも多く、編集のセンスが問われるポイントです。

リズム感を養うには、まずはプロの作品を意識的に視聴し、編集のテンポや間の取り方を観察することが効果的です。また、動画編集ソフトを使って短い映像を何度も編集してみることで、自分の中に「心地よいテンポ感」を蓄積していくことができます。

さらに、音楽に合わせた映像編集を習慣づけると、リズム感を鍛える良いトレーニングになります。

2.アングルを探す

映像の印象を大きく左右するのが「アングル(画角)」です。アングルの訓練は、基本的には想像力のトレーニング。被写体を見つけたら、「どの角度で見る・撮ると良いか?」と考えるだけでも感覚が磨かれます。とはいえ、想像するだけでは難しいものです。

そこで、スマートフォンを活用してみましょう。日常の中でふと目に留まった風景や物を、「どの角度から撮ると面白いか?」と考えながらスマホで撮影してみるだけでも、立派なトレーニングになります。

日々の生活の中で「どんなアングルが合うだろう?」と意識するだけで、視点の幅が広がり、動画制作に活かせる感覚が自然と身についていきます。

3.数字に強くなる

動画編集には、意外と多くの‟数値操作“が登場します。例えば、テロップの位置調整には座標(X軸・Y軸)を入力し、色の設定にはRGB値やカラーコードを使います。さらに、カットの長さやトランジションのタイミングなど、秒単位での調整も頻繁に行われます。

こうした作業は、難しい計算が必要というわけではありませんが、数値を見て直感的に判断したり、微調整を素早く行ったりする力が求められます。特にPC上での編集では、マウス操作だけでなく、数値入力による細かな調整が効率化につながります。

普段から、スマホやPCで設定画面を触ってみたり、画像編集アプリなどで数値を使った操作に慣れておくと、動画編集の際にもスムーズに対応できるようになります。

4.面白い作品に触れる

映像制作において、優れたアウトプットは質の高いインプットから生まれます。つまり、日頃から多様な作品に触れ、表現技法や構成、演出の工夫を観察することが、制作センスを磨くうえで欠かせません。

必ずしも話題のヒット作だけを追う必要はありませんが、ヒットしている作品には、視聴者を惹きつける構造や演出の工夫が凝縮されています。そうした作品を分析的に視聴することで、編集テンポ、カメラワーク、音の使い方など、実践に活かせるヒントが得られるでしょう。

また、映画やCM、YouTube動画だけでなく、アニメーションや舞台映像、さらには静止画や音声コンテンツなど、ジャンルを越えて「面白い」と感じるものに触れることも重要です。視聴後には、何が印象的だったのか、どこに工夫があったのかを言語化する習慣を持つことで、表現力の引き出しが増えていきます。

面白い作品に触れることは、感性を磨くための最も本質的なトレーニングのひとつです。

5.色の仕組みを知る

動画制作において色の仕組みを知ることや色彩感覚を磨くことは、とても重要なことです。色にまつわる事柄は動画制作作業において大きな割合を占めています。

例えば、ホラー映画で全体的に青暗い色調にして不気味さを演出したり、料理動画で彩度を上げて食材を美味しそうに見せたりと、映像全体の色合いは視聴者の感情や印象を直接コントロールします。

また、テロップなどのデザインも同様です。最も伝えたいメッセージを赤文字にして強調したり、チャンネルのイメージカラーで統一感を出したりと、色の選び方次第で情報の伝わり方が大きく変わります。色についてはさまざまな資格も用意されていますので、勉強もしやすく、手始めに取り組むにはおすすめの分野です。

6.第三者の意見を聞く

動画制作において、自分では「うまくできた」と感じても、他者から見ると印象が異なることは珍しくありません。

制作者の視点にはどうしても主観が入り込み、構成やテンポ、伝えたい意図が正しく伝わっているかを客観的に判断するのは難しいものです。だからこそ、第三者の意見に耳を傾けることが重要です。

編集を終えたら、知人や家族、できれば映像に関心のある人に見てもらい、率直な感想を聞いてみましょう。「どこがわかりづらかったか」「どの部分が印象に残ったか」など、具体的なフィードバックをもらうことで、自分の編集スタイルの課題や改善点が見えてくるのです。

7.経験を積む

動画制作のスキルを本格的に高めるには、実際の制作経験を積むことが不可欠です。基礎的な知識やツールの使い方を学んだ後は、実務に挑戦することで、理論だけでは得られない“現場感覚”が身につきます。

案件をこなす中で、納期やクライアントの要望といったプレッシャーがかかることで、編集スピードや判断力、対応力が自然と鍛えられていきます。また、クライアントからのフィードバックは、自分では気づきにくい改善点を教えてくれる貴重な学びの機会です。修正を重ねることで、表現の精度が上がり、センスも磨かれていきます。

最初は小さな案件でも構いません。実践を通じて得られる経験こそが、動画制作者としての成長を加速させる最大の要素です。

まとめ

今回は、「センスの良い動画を作るにはどうすればいいか?」という、明確な正解のないテーマについて、動画制作の各工程を分解しながら考察してきました。
リズム感やアングル、数値操作、作品分析、フィードバックの受け方など、どれも日常の中で少しずつ磨いていける要素ばかりです。こうした積み重ねが、やがて“センス”として作品に現れてくるはずです。

とはいえ、センスを身につけるには時間と経験が必要です。仕事や学校で忙しい方や、クオリティを重視したい方にとっては、動画制作そのものが大きな負担になることもあるでしょう。そんなときは、無理せずプロに依頼するという選択肢も有効です。

ShibuyaMovieでは、企画から編集まで一貫してサポートし、目的に合った魅力的な動画を制作しています。「センスのある動画を作りたいけれど、自分では難しいかも…」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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