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映像制作・動画制作のコラム

2021年6月1日

長い動画を作るときは1本にまとめるべき?分割すべき?それぞれのメリット・デメリットを解説

長い動画を作るときは1本にまとめるべき?分割すべき?それぞれのメリット・デメリットを解説

動画制作をしていると、ところどころで悩んだり迷ったりすることがよくあります。どうすれば快適に視聴できる動画が作れるのか、視聴回数を増やせるのか、長く視聴者の目を引く動画を制作できるのか。こうした問題にはさまざまな角度からの分析が必要ですが、「動画の尺」という角度からの分析では、模範回答ともいうべき見方が既に確立されています。
ということで今回は、動画の尺についての考え方や、正攻法について紹介していきます。動画の尺についてお悩みの方には是非、参考にしていただければと思います。

動画の尺を長くすると広告収入を増やせる可能性が高くなる

動画配信で広告収入を得ることを考えた場合、動画の尺はある程度長いほうが良い、というのが答えです。というのも、現在動画配信のプラットフォームとしてもっとも大きな存在となっているYouTubeを筆頭に、多くの動画配信プラットフォームでは、動画尺に応じて差し込める広告の種類や広告数が増える仕組みとなっており、単純にその数が増えることによって広告収入を得られる機会を増やすことができると考えられるからです。今後仕組みが変わる可能性もありますが、現状では10分以上の尺になるとミッドロール広告という、再生中に挿入される広告を付けることが可能になっており、多くの動画配信者がこの10分という尺を意識して動画制作をしています。

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広告収入を考慮しない場合

広告目的の動画を配信する場合には、広告収入ではなく動画の視聴回数や再生維持率が気になるところ。上記のような制約がないため、10分以上の尺にはこだわる必要がありません。これは広告目的ではなくても、広告収入の有無にかかわらず、動画の視聴回数を伸ばしたい配信者の方も同様でしょう。

これは一つの統計ですが、アメリカのHubSpot社の調べでは、Instagramでは30秒、Twitterでは45秒、Facebookでは1分、Youtubeでは2分の動画尺が最適との見解が出されています。この根拠はそれぞれ、Instagramでは最もコメントが伸びた動画の平均尺が、Twitterでは#Video Of The Dayに選ばれた動画の平均尺が、FacebookとYouTubeではもっともエンゲージメントの高かった動画の平均尺が上記の数字として表れた結果ということです。

また、動画広告ではなく、また広告収入を期待しない配信をおこなう場合には、視聴者が見やすいように20分以上の動画は二つに分けるなどの工夫をした方が再生維持率も高く、また視聴してもらいやすいでしょう。

動画の尺と再生維持率

基本的に動画の尺は、動画のジャンルや目的によって左右されますが、一般的には「短い方が視聴されやすい」と思われる傾向にあります。少なくとも一度くらいは、テレビやネットのCMに不快感を感じた経験がみなさんにもあるのではないでしょうか。

しかしながら、動画広告などのエンゲージメントについて言うと、実は動画の尺の長さは動画広告の効果に関してはあまり影響がなく、むしろ動画の尺が長い方が高いという検証結果が多く報告されています。動画広告に限って言えば、短い説明でサクッと終わってしまうよりも、しっかし商品の良さやキャンペーンオファーの充実感を理解してもらえるような尺のある動画広告の方が、視聴者の心をつかむのには有効のようです。

まとめ

今回は動画の尺について、配信する動画の内容やジャンルなどに応じたポイントを紹介してきました。大きく分けて考え方は、広告収入を得ることを目的とするかどうか。また配信する動画が動画広告かそうでないか、ということがポイントになってきます。是非、どの程度の尺が自身の配信したい動画に合っているのか、記事内容と照らし合わせながら検討してみてください。

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