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映像制作・動画制作のコラム

2021年4月20日

映像制作する場合はFullHD、4K、8Kどれがよい?それぞれの違いを解説

映像制作する場合はFullHD、4K、8Kどれがよい?それぞれの違いを解説

最近では4Kテレビも購入しやすい価格に落ちつきつつあり、より解像度の高い美しい映像を楽しめる機会が得られやすくなってきました。映像は美しければ美しいほど良いような気がしますが、いざ動画広告などの映像を制作する段になると、いったいどれを選ぶべきなのかと迷うことがしばしばあります。それどころか、「そもそもそれぞれの具体的な違いってなんだっけ?」など、画質に違いがあることは理解しているのですが、その詳細についてはよく知らないという場合もあるかもしれません。今回は、それぞれのそもそもの違いについてや、映像を制作する際の選び方についてご紹介します。

解像度の違いについて

そもそもFullHDや4K、8Kの違いは何かと言うと、解像度=画素数が違うということになります。解像度とは、画面に表示可能なピクセル=画素を表す値です。画面の中の画像を構成する粒が細かければ細かいほど肉眼で見るのに近い鮮明な映像になり、粗ければ粗いほどモザイクのように不鮮明な映像になるイメージを持っていただくとわかりやすいかと思います。ですので、「解像度が高い」と表現する場合は、画像を構成する粒=ピクセルが細かいため鮮明な画を描写できる、という意味になり、逆に「解像度が低い」と表現される場合には、画像を構成する粒=ピクセルが粗いため画の描写が不鮮明であるという意味になります。FullHD、4K、8Kにおける解像度の高さは、8K>4K>FullHDとなり、それぞれ8K=7680×4320(3317万7600画素)、4K=4096×2160(829万4400画素)、FullHD=1920×1080(207万3600画素)となっており、数字で観ると結構な差を感じられるのではないかと思います。まずはこの基本的な概念を理解していきましょう。

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画素密度について

画像解像度は基本的に特定のサイズに対する画素密度=dpi(dots per inch)というかたちで表します。人間が視覚可能なdpiは350dpiから400dpi程度とされており、ポスターなどの印刷物の場合には200dpi以上の数値が求められることが多くなっています。しかしながら、映像においてはそんなにまじまじと近くで細かいところまで眺めることがまずなく、全体をまんべんなく、適度な距離をもって視聴するため、印刷物ほどの数値を求める必要がありません。また、映像の場合にはディスプレイやスクリーンなどの再生環境によってサイズが変わるため、低解像でも画面サイズが小さければ十分に高い数値のdpiを出すことが可能です。例えば32インチの画面でFull Hdを再生する場合には68dpi、60インチの画面で4Kを再生する場合には73dpiとなります。それぞれの解像度にはかなりの差がありますが、環境次第ではほぼ同等の画素密度で同程度の鮮明さを実現することが可能だということです。

映像を制作する際に考慮すべきこと

画素密度の項で最後に触れた比較の部分は、映像制作で解像度を選択する際に重要なポイントとなります。というのも、制作した映像をどの程度の画面サイズで再生する予定なのか(または再生される可能性があるのか)、再生環境によって解像度を高めるべきか否かの判断が変わってくるからです。さきほどお伝えしたように、画面サイズによってはFull Hdも4Kも大して差がないdpiで視聴することもできます。つまり、21インチモニターで再生するのか、それとも街頭の巨大モニターで再生するのか、そうした環境次第で必要な解像度が変化することを念頭におく必要があります。また、解像度の高いデータはその分容量が大きい点も留意すべきです。大容量のデータの場合再生速度が落ちるなど再生環境によっては不具合の原因にもなるためです。

まとめ

今回は映像制作をする際の解像度選びの考え方について紹介してきました。解像度を選択する際は、まず予定している再生環境の確認から行い、その再生環境に必要な解像度を選択していくのが良策です。是非そのような段取りで解像度の選択をおこなってみましょう。

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