映像制作・動画制作のコラム
2020年6月26日
大注目のSaaS。刺さりやすいPR動画を制作する3つのコツ
ソフトウェアの提供方法について、皆さんはいくつの方法をご存知でしょうか。フロッピーディスクやCDROMを介した提供方法が一つ、そしてダウンロード型の提供方法が一つ。計2種類と思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。
実は今、更なる通信技術とPCデバイスの進歩によって、新たなソフトウェアサービスの提供方法が主流になりつつあります。その方法とは、供給元のサーバーへアクセスし、ソフトウェアサービスをブラウザやユーザーインターフェースを介して遠隔で使用する、Software as a Service 略してSaaSと呼ばれるものです。
企業など新たなソフトウェアの導入を大きな規模で検討している場合には、利用者のPCへの負荷が少なく、環境に左右されず使用することができ、なおかつおおよそが従量課金制の場合が多いため、導入に際して生じるリスクが少ないといったメリットがあります。
しかし、そんなSaaSですが、従来の提供方法とは異なる点が多いため、利用者へのアピールが難しい部分があります。今回はそんなSaaS型のサービスを動画でわかりやすくPRするための3つのコツと、SaaS型のサービスってそもそもどんなもの?と、まだ馴染みのない方のために、実際に提供されているサービスの例とあわせてご紹介していきます。
目次
企業でよく使われているSaaS型ソフトウェアサービスの例
グループウェア
グループウェアはOffice365やサイボウズGaroonなどに代表される、社内用のポータルサイトのような役割を担うサービスです。一人ひとりのスケジュールや会議室などの施設のスケジュールを一括で管理することができる。トピックやグループごとにスレッドを作成し意見交換や共有ができるなど、従業員同志の円滑なコミュニケーションを促進するツールです。
ビジネスチャット
SlackやChatworkなどに代表されるチャットツールです。多くの場合、それらのサービスにアカウントを持つことで、社内外を問わず、同サービスを利用する取り引き先などともチャットでのやり取りが可能になります。スピード感を要する現場での連絡のやり取りがよりスムーズになるメリットが期待できます。
会計ソフト
Freeeや弥勒会計オンラインなど、SaaS型の会計ソフトも一般的になってきました。アクセス権を持つ従業員同士が環境に依らず操作ができるため、共有や確認の作業が容易になる作業上のロスを減らすことができます。
SaaS型ソフトウェアサービスを動画広告でPRするコツ
料金プランを明確にする
SaaS型のソフトウェアサービスは従量課金制です。従来の買い切り型とは違い継続的に支払いが発生するので、利用者に対して長期的な目線でのコストパフォーマンスについて十分に理解を促す必要があります。また、広告費などによって無料で使用できる場合にはその点を十分にアピールする内容を盛り込みましょう。
システムの理解を促すコツ
SaaS型はサービスを利用する際には必ずインターネット上で提供側のサーバーを経由するなど、利用者にとってはこれまでと違う要素が多く、理解しづらいがために選択にためらいが生じることもしばしば。
SaaS型ソフトウェアサービスの動画広告事例
では、サービスのイメージを正しく理解してもらうにはどうすればよいか。一つの解決策として、以下の事例をご紹介します。このPR動画では、実際の操作画面などではなくサービスのイメージをCGで見せることで直観的に訴えています。複雑な要素が絡みあう場合には、視覚的には簡素なイメージで伝えることが理解を促すには有効です。
サイボウズ Notes
https://www.youtube.com/watch?v=2Iqt5dThbGI
SaaS型ソフトウェアサービスのメリットを伝える
実際に利用中の方の声を聞いてもらうことも、サービスのメリットの理解を促す良い方法です。さまざまな動画広告に使用されている手法ではありますが、使用感や使用前後の変化などを具体的な事例で紹介する動画は購入者に安心感をもたらします。また、ある種のお墨付きとも言えるので、ブランドイメージの向上にも良い影響を与えてくれる可能性があります。
まとめ
SaaSを提供される企業様にとって、新規導入数を増やすためにPR動画は非常に重要です。ShibuyaMovieでは様々なサービスのPR動画を制作しております。ぜひ貴社のサービスの魅力が120%伝わるような動画をShibuya Movieと一緒に企画していきませんか?