映像制作・動画制作のコラム
2020年5月29日
学校紹介の動画制作はココを抑える!作り方や依頼時のポイントを徹底解説
少子化が進み受験希望者が定員に達しない学校が激増する中で、学校側からの受験生に対するアプローチの方法は大きく変化してきました。説明会や見学会、体験型のイベントなどの従来型のプレゼンテーションとともに、多くの学校が導入し実際に効果を上げているのが、学校の紹介動画を制作しネット上でオープンにするという手法です。現在のスマホネイティブの子供たちにとって動画というコンテンツは、SNSなどで溢れる重要な口コミ情報の中から簡単に拾って、時間や場所を選ばずに気軽に視聴することができる最も手軽な情報コンテンツの一つです。もはや新しい生徒を獲得するためにインターネットはもちろんのこと、動画やSNSなどのコンテンツを利用しない手はありません。
今回は学校紹介動画を制作することのメリットや学校紹介動画の種類、制作を依頼する際のポイントやコツを実際の事例と合わせてご紹介します。
目次
学校紹介動画のメリットとは
学校案内のパンフレットなどで情報収集し、実際に見学に行き、雰囲気をチェックする、という流れが一般的でしたが、現在では多くの受験生が紹介動画を参考に見学する学校を決めていると言われています。もちろん紙媒体のパンフレットが悪い、というわけではありませんが、より短時間で多くの情報が得られるのはやはり動画コンテンツです。また、動画であればYouTubeなどのオープンなサイトにアップロードしておくことで、いつどこにいてもスマホがネットに繋がっていれば動画を視聴することができ、内容が評価されれば口コミで広がるのも非常に早いという利点があります。いちいちパンフレットを取り寄せる必要がなく、即座に家族や同じ受験生の友人と共有できる手軽さは、最大の利点の一つと言えるでしょう。
また、コストという面でみても、制作したものをネットにアップロードするだけで良いわけですから、その後のランニングコストがかかることもなく、ほぼイニシャルコストだけで済んでしまうというのも魅力の一つと言えるでしょう。
受験生に刺さる内容とは
制作する際に最も重要なことは、「パンフレットで足りていないものは何か?」を考えることです。それまでに制作していたパンフレットの内容が良くないせいで生徒が集まらない、ということではなく、よりパンフレットに臨場感を持たせるにはどうすれば良いか、という考え方で制作していくことで、それぞれの相乗効果を生み出すことができます。基本的には視覚的な要素が最も重要なポイントになると考えて良いでしょう。実際の授業風景や施設の紹介、部活動の様子や各種イベントを動きのある映像コンテンツで伝えることをメインとして、学校の理念や学長の言葉など紙媒体でも十分に伝えられる要素はできるだけパンフレットの役目にするべきでしょう。実際に生徒がどのような環境でどのように学校生活を送っているのか。文字や写真だけでは伝えられない日常の雰囲気や学校周辺の様子や最寄り駅までのアクセスなど環境に関する情報も映像の利点を生かして伝えることができます。パンフレットで数枚の写真をみて見学や受験の判断をすることがシチュエーション的に難しい受験生がいることを念頭におきながら、より多くの受験生に魅力を伝えられるように心がけましょう。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
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学校紹介動画の種類
続いて、代表的な学校紹介動画の種類を3つご紹介します。
1.学校生活の紹介
学校生活を紹介する動画では、実際に生徒がどのような学校生活を送っているのかを撮影します。学校生活の撮影は、授業中の様子を中心に撮影される場合が多いですが、授業風景やお昼休み、登下校など1日の生活を通して紹介することで、視聴者は生徒の1日の全体像をより具体的にイメージしやすくなります。動画では、言葉や写真だけでは伝わりにくい雰囲気を届けることができるため、学校生活の撮影動画は生徒と保護者の双方から常に注目されるテーマです。
2.施設の紹介
施設紹介の動画では、校内の各教室や図書館、体育館などを紹介します。施設紹介動画は、「どのような環境で子どもが教育を受けられるのか」を知りたい保護者に特に注目されています。
施設紹介の内容として学校の伝統的な部分や清潔感、学校独自の施設を紹介することで、他校との差別化を図ることができます。大きな図書館やホールなど個性的な施設のある学校は、それ自体を学校の固有なイメージとして打ち出しやすいので、臨場感のある動画を通してアピールすることが可能です。
3.部活動の紹介
部活は入学を検討している生徒にとって、学校生活をよりリアルに想像できる大きな要素であるため、学校紹介動画の主要な構成物として欠かすことができません。部活紹介動画では、さまざまな部活の雰囲気や活動の様子を、動画を通してよりわかりやすく伝えることができます。普段の練習風景や先輩の雰囲気を具体的に見ることができるため、学校生活に期待を寄せる生徒への訴求効果が期待できます。また、決まった部活をするために進学を検討する生徒も一定数いるため、特殊な競技や他校ではあまりない部活なども紹介し、差別化を図ることも可能です。
学校紹介動画の制作を依頼する時のポイント
学校紹介動画を動画制作会社に依頼する際に注意したいポイントを4つ紹介します。
1.明確なターゲットを設定する
学校紹介動画を制作する際にはまず誰に向けた動画であるか、誰をターゲットとして発信するかを明確にします。動画の内容として入学希望者の生徒を対象にするのか、保護者を対象にするのか、または学校の認知度を高めるために生徒と保護者両者の理解を促す構成にするなど、いくつのパターンが考えられます。その中でもターゲットを絞ることで、より届く動画を制作することができます。
2.大体の内容を予め検討しておく
ターゲットを明確にしたら、そこに向けた動画の内容を予め想定しておくと良いでしょう。それをたたき台として、動画制作会社のプロのスタッフと打ち合わせ、さらに内容の詰まった構成を考えることができます。
3.生徒の出演の許可をとる
実際の生徒の出演は、学校紹介動画を制作する上で非常に重要な要素となります。当事者の生の声を届けることでリアリティーを持って動画が受け入れられます。しかし、生徒は未成年である場合、出演に際しては保護者の許可や同意書が必要になるケースがあります。せっかく撮影してもモザイクが必要になったり使用できないなどのトラブルを未然に防ぐためにも、予めクリアにしておきたいポイントです。
4.要素を分けて、数本の動画を制作する
こちらは学校紹介動画に限らず言えることですが、1本の動画にさまざまな要素を詰め込みすぎると印象が薄れてしまう場合があります。また、動画が長尺になるほど視聴者の離脱率は上がってしまいます。そのため、「学校生活紹介」「施設紹介」「部活動紹介」「教員紹介」など項目に分けてシリーズ化するなどの方法で、1本1本の印象を保つ工夫が有用です。
■事例
錦城学園
https://www.youtube.com/watch?v=oPkJPmBmmAI
こちらは軽快な音楽に合わせてドローンが校舎内を飛び回り、活発で楽しげな生徒の様子を映し出した作品です。飛び回るドローンが同時に校舎施設の作りも紹介するようなかたちになっており、しっかりと要素を抑えながらハツラツとした楽しい印象を視聴者に与えます。
東大阪大学柏原高等学校
https://www.youtube.com/watch?v=vcKg0ujVx4Q
こちらも大きくきれいな学校施設をCGも交えながら紹介しつつ、部活動や授業風景などのパンフレットではイメージしきれない部分を抑えた作品になっています。
まとめ
今や、生徒が集まらない要因として挙げられるほどに、学校紹介動画の必要性は高まっています。それぞれの学校の個性を出しながら以上のポイントをおさえて、是非、学校紹介動画の制作をご検討ください。Shibuya Movieでは、学校動画の実績も豊富にございますので、ご検討の際は、是非お気軽にお問い合わせください!
Shibuyamovieの学校紹介動画の実績紹介
学校紹介動画の必要性が高まってきているなかで、動画を使ったICT教育というのも、現在大きな注目を集めています。
下記記事では教育現場での動画活用術をご紹介しておりますので、是非こちらも合わせてご参考くださいませ。
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