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映像制作・動画制作のコラム

2020年5月19日

動画制作における「ルック」とは?おしゃれな映像をつくるために知っておきたい制作フロー

動画制作における「ルック」とは?おしゃれな映像をつくるために知っておきたい制作フロー
おしゃれな映像や画像のその雰囲気や調子を指すLOOKという言葉があるのを皆さんはご存知でしょうか。作品によってLOOKの様相は幅広く変わりますが、その根本が光の収め方にあるという点は基本中の基本として共通するポイントになっています。今回はさまざまなライティング手法を含めたLOOKを生み出す画作りの制作フローをご紹介していきたいと思います。

・LOOKで重要なのは色補正ではなく光

まずLOOKな画を見て直感的に感じることは、おそらく全員共通で色補正をしているな、ということだと思います。当然カラーグレーディングの作業は後に行われる重要な行程にはなるのですが、その前に撮影時のライティング及び光のコントロールがうまくいっていなければ、カラーグレーディングの作業を経てもなかなかバシッとLOOKな画に仕上がらないということもしばしば起こります。

・ライティングで気をつけるべきこと

しっかりと光の当たり方と影に注目することが重要です。あまりに硬い、濃い影を落とすような光の当て方ではハイライトが白く飛んでしまいます。必ず光量を落としたり、不可能であればカポックで光が回るようにするなどして調整し、落ち着いた程よいライティングを心がけるようにしましょう。

・撮影、編集ソフトにおける基本的な制作フロー

まずは撮影方法についてですが、撮影では必ずLog収録を行うことが必須です。Log収録とはさまざまな光の情報をとても細かく収録する撮影方法で、この方法で撮影した画像は非常に浅い画になります。一見して浅くはあるのですが、その画像に詰まっているデータ量は非常に多いため、後々加工する際にとてもやりやすい、まさに素材としての画を収録することができるのです。ではその浅い画をどのように豊かな色合いの作品に仕上げていくのか。大量のデータを引き出す作業は編集ソフトに収録されているLook Up Tableというソフトになります。このLook Up Tableはさまざまな種類があるので、編集ソフトにあらかじめ収録されているものや、プラグインとして入手できるものを試しながら好みのLook Up Tableを見つけてもらえればと思います。これでLOOKまでの道のりももう半分というところ。続いては本格的な色補正の作業です。

・色補正

「色補正といってもカラーコレクションとカラーグレーディングってあるけど、これって何が違うの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。「もしかして呼び方が違うだけで同じ作業のことを指しているのでは?」と思われている方もいるかもしれませんが、実はこの2つの作業にはそれぞれ役割があります。ではそれぞれの役割について説明していきます。

カラーコレクション
カラーコレクションはもともと映画などの映像制作の際に、昼のシーンを夜のシーンに色補正するなどの手法として生まれたテクニックについた名称です。現在ではバッチリ調整して撮影できたと思ったけど部分的におかしな点を補正したり、全体の調子を補正する色補正の作業になります。よって意味合いとしては修正や修復、調整といったイメージの作業と捉えていただくとよいでしょう。

カラーグレーディング
カラーグレーディングはカラーコレクションの作業が完了した後に色を付けていく、乗せていく作業のことで、イメージとしては仕上げの作業になります。LOOKな画作りをする際に自身のセンスを反映させる最後の仕上げ作業になります。

まとめ

では最後に、これまで紹介してきた制作フローの流れをもう一度おさらいしていきたいと思います。まずはライティングに気をつけながらLog収録で撮影を行っていきます。この作業は絵画で例えるならデッサンに当たる基礎の部分です。続いてLog収録したデータにLook Up Tableを当てて光の情報を引き出します。この作業は乾物を水でもどす作業に似ているかもしれません。そして引き出された素材におかしいところがないか確認し、調整的な補正を行うのがカラーコレクション。最後に仕上げのカラーグレーディングを行って完了です。それぞれの作業を行うには、対応するカメラやソフトが必要ですので、これから初めてみたいという方は、これらのことをよく確認しながら購入することをオススメします。