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映像制作・動画制作のコラム

2020年3月17日

食べ物動画から目が離せない「シズル感」溢れる動画広告の事例と作り方

食べ物動画から目が離せない「シズル感」溢れる動画広告の事例と作り方

皆さんは「シズル感」という言葉をご存知でしょうか。飲食業界のいわゆる業界用語なのですが、その語源は英語の「Sizzle」と言われており、お肉を焼いた時のジューという音や揚げ物を揚げる時のシューという音やパチパチなどの調理をする際にする音を指した言葉なんです。業界用語としてのシズル感は、ステーキの切り口から肉汁が溢れる様などの視覚的な要素も含めて、見る方の五感を刺激し食欲をそそる感覚、演出的な効果として使われています。今回はそんな「シズル感」を動画広告で有効に使うコツについて、事例とともにご紹介します。

シズル感の要は瑞々しさ

これまでに皆さんがテレビや雑誌のグルメレビューを見てきた中で最もシズル感を感じたものはなんでしょうか。おそらく多くの方が肉汁を使った演出とお答えになるのではないでしょうか。肉汁はまさにシズル感の代表ともいえる演出方法で、ステーキや焼肉の紹介で肉汁を強調しない演出をしている撮り方をするのは逆に難しいといえるほどです。

お肉だけでなくサラダや刺身などの場合にも瑞々しさは非常に重要な要素です。回転寿司に行ってずっと回り続けているうちに表面が乾燥してきた寿司ネタを見ると、回っていても新しく握ってもらいたくなりますよね。瑞々しさを使った演出に脳は本能的に反応してしまうようです。果汁100%のジュースのパッケージを見ても、多くの場合、果物に果汁が滴る演出がなされています。

これもやはりシズル感を演出したパッケージなんですね。揚げ物の場合でも、いざ食べるとなると表面が油にまみれていては箸は伸ばしにくいのですが、あくまで食欲を刺激する情報としての場合には、表面の油分も瑞々しさに変換され、とても有効な演出となってきます。

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素材やメニューに合わせた演出

シズル感を出すためにはそれぞれの素材やメニューに合わせた演出が必要不可欠です。ポイントとしては、その商品の瑞々しさをどのように演出するかということ。例えばハンバーグやステーキであれば切り口を見せることで、溢れる肉汁とその肉汁が鉄板でジューと音を立てる様子を同時に抑えることができます。

ハンバーガーやサンドイッチ、お寿司などで近年流行しているのは、弾む様子を見せる手法です。素材が重なっているという特徴をうまく利用した演出で、普段は瑞々しさを演出しづらいメニューに動きをつけ、弾んだ瞬間に肉汁やソースなどの水分が跳ねることでシズル感を演出しています。

チーズフォンデュなどもわかりやすくシズル感を演出できるメニューで、すくったチーズがとろりと垂れる演出はむしろそれ以外の演出を見たことがないというほど定番の見せ方になっています。

調理中はシズル感の見せドコロ

調理中の映像はそれだけで高い演出効果があることをお伝えしましたが、同時にシズル感の見せどころでもあります。素材を切ったり焼いたり揚げたり、オーブンから取り出す瞬間などは水分が滴ったり蒸発して湯気になったりと瑞々しさを見せられる場面でもあり、同時に調理に伴う音を聴かせることも可能です。従って調理中の映像では全体像だけでなく、素材や料理に寄る演出を加えることが望ましいでしょう。

事例

料理撮影の参考動画

https://www.youtube.com/watch?v=xnZJQ4ahteg

こちらはシズル感の演出とライティングの参考動画です。いかがでしょう。まさにシズル感の基本が詰め込まれた目玉焼きハンバーグの撮影事例になります。卵がとろけ肉汁が溢れるこの動画は、お店や誰が作ったという情報がなくても見ているだけでお腹が空いてします。

芋屋金次郎

https://www.youtube.com/watch?v=eVrzZANi924&feature=emb_logo

こちらは芋けんぴの動画ですがジュワっと揚げられた様子を見ているだけでクリスピーな食感が想起させ一口食べたいという気にさせられてしまいます。

まとめ

今回は「シズル感」に注目して参りましたが、いかがでしたでしょうか。聞きなれない方もいらっしゃったかと思いますが、説明と合わせて事例を見ていただいた方にはよくお判りいただけたかと思います。皆さんも一度は感じたことがあるはずなので、是非、自身の体験や「こういう画があれば美味しそうに見えるかも」と思いついた演出をどんどん動画広告に盛り込んでいきましょう。

ShibuyaMovieではメニューや食材に合わせて最適な「シズル感」を演出した動画・映像の制作を行っております。お店のPRなどに動画制作を検討している方はお気軽にご相談ください。
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