映像制作・動画制作のコラム
2019年12月17日
動画制作依頼時に押さえておきたい4つのポイント
動画市場が拡大し続けている昨今、商材のプロモーションや企業の紹介、リクルートなどさまざまなシーンで動画が活用されています。その中で、企業のPRや広報戦略部門の方を中心に、動画制作を専門会社やクリエーターに依頼する機会も増えてきているのではないでしょうか。今回は、スムーズに理想の動画を完成させるために、依頼時に押さえておきたいポイントを、動画制作の基本的な流れとともにご紹介します。
目次
使用用途・デバイス(動画の尺)
動画制作依頼時、まず明確にしておきたいのは動画の使用用途です。例えば、新しい商材のプロモーションを目的とした動画だとしたら、以下の点をクリアにできると、制作する動画のイメージを絞ることができます。
商材のターゲットは誰か
誰に見てほしい動画なのか、ターゲット層が明確であれば動画で打ち出したいイメージを絞ることができます。
Webサイトで発信するのか、店頭で流すのか
どういった場所、方法で動画を公開するのかが明確であれば、動画の尺や画角、音声の有無、全体のテンポなどを決める大きな手がかりとなります。展示会で大きなスクリーンに投影するための動画と、スマホでの視聴を意図した動画ではやはり違いがあるので、こちらも確認したいポイントです。
SNS広告として運用するのか
主にSNSで運用する広告動画の場合は、SNSによって尺や画角の規定がある場合が多いので、SNSでの運用が主旨の場合、そのための対策が必要となります。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
予算
あらかじめ予算をクリアにしておくことは依頼者と受注者の双方にとって重要です。予算内でできることを共有できていると齟齬が生まれにくくスムーズに制作を進めることができます。そのためには、事前に細やかな見積りの作成が推奨されます。
スケジュール
公開時期を主軸に制作進行の予定を立てます。その中で重要な点は、依頼者と受注者の間で何度やりとりをするかです。制作された動画を依頼者に提出し、依頼者は修正点や要望を返す、という作業です。この提出と戻しを何度行うかをあらかじめ決定できていると、細かな予定も立てやすくなります。特に規模の大きなプロジェクトの場合、関わる人数が増えてきますので、スケジュールをしっかりと立て、守っていくことが重要です。
動画の趣向・構成要素
どういったテイストの動画を制作したいかを明確にします。これは使用用途や予算に大きく関わる部分でもあります。以下で細かく解説します。
画像コンテ、参考資料の有無
依頼者が画像コンテを制作する場合、画像コンテの制作から依頼する場合が考えられます。もし依頼者が画像コンテを制作する場合にはラフなものでももちろん大丈夫ですが、参考にしたい動画や資料も合わせて提供できたら制作したい動画のイメージは制作担当者に伝わりやすくなります。制作者はこの画像コンテをベースに、まずビデオコンテを作ります。ビデオコンテ(通称:Vコン)は、動画全体やコマ割りの尺の調整や、レイアウトの確認に使用します。
実写撮影、3DCG、アニメーション、カタログの有無
制作する動画にどのような表現を用いるか検討します。実写撮影が必要な場合は、撮影スケジュールも進行表に加わります。3DCGを使用する場合は制作期間に余裕が必要な場合があります。アニメーションやモーショングラフィックスの場合は、イラストを別途デザイナーに発注するかなどで予算が変わります。また、商材にカタログや前のモデルがある場合など、使用するフォントや色を合わせる必要がある場合があります。
提供素材の有無
企業ロゴやブランドイメージなど、決まりごとがある場合、依頼者はその素材の提供をします。動画の冒頭にロゴを3秒間挿入する、ブランドロゴで使用している色で統一するなど、規定があればあらかじめ共有していくことが重要です。
まとめ
テンプレートを使用する類のサービスを除けば、動画制作の手順や工程は多岐に渡り、決められたマニュアルがある分野ではありません。しかし上記に挙げたポイントは基本的と言える部分なので制作依頼時には是非参考にしてみてください。
Shibuya Movieでは、サービス紹介動画や採用動画をはじめ、お客様のご要望や目的に合わせた動画制作を承っております。動画制作を検討している方はぜひお気軽にご相談ください。
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