映像制作・動画制作のコラム
2019年5月10日
映像制作の価格の相場はどれくらい?
会社や商品のPRのために映像制作をアウトソーシングする、もしくは何らかの理由で個人が映像制作を発注する、そういった場合予算が限られてくると思います。
そのような時に、やはり気になるのは映像制作の価格の相場。相場を知らなければ発注した会社が提示する金額に対して、高いのか安いのかの判断もつかないからです。
今回は、そんなわかりにくい映像制作の価格の相場についてお話しましょう。
映像制作の費用はほとんどが人件費?
映像制作とは、多くの人が技術やアイデアを持ちよって作り上げる、ある意味手作りの作業であると言えます。
映像制作会社はカメラや編集機材などの設備はすでに整えていることが多いので、それらの使用料金はわずかです。従って、映像料金の内訳の殆どは実際に手と頭を動かしたスタッフの人件費であると言っても過言ではありません。
まず価格の内訳として挙がってくるのが、映像制作全体を取り仕切る役職であるプロデューサーに支払う「プロデュース料」です。
分かりやすく、5分程度の映像制作の価格として解説すると、プロデュース料はだいたい5〜7万円くらいが相場だと言われています。もっと大きなプロジェクトだったりすると、全体の制作費の5%程度がプロデュース料として計上される、などの計算方法を取る場合があります。つまり、200万円の映像制作ならば、10万円がプロデュース料として請求されるのです。
次に必要なのが、映像制作の演出面の責任者であるディレクターや監督の「ディレクション料」になります。5分の映像制作では7〜10万円ほどが相場となります。しかし、企画から参加して脚本やコンテの作成も行い、カメラマンも兼務するような場合はさらに価格が高くなる傾向にあります。
そして、撮影や編集・MAなどにかかる費用も計上しなければなりません。
撮影が1日だとすると、カメラマンに支払うギャラは3万円が相場です。カメラをカメラマン所有のものにするとなると、機材の使用料で3〜5千円くらいが上乗せされます。
編集・MAなどのポスプロ作業は、他社のスタジオなどに依頼することが多いです。スタジオ使用料は編集・MA共に1時間1万円ほどが相場です。だいたい、制作する動画の尺1分ごとに編集・MAそれぞれ1時間ずつかかると考えると、5分の動画で10万円ほどが必要になるとかんがえられます。
こう考えていくと、最低でも一本の映像制作における価格の相場は25万円が最低ラインと言うこともできます。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
費用をかけようと思えばいくらでも価格を跳ね上げることができる
豪華な映像を作ろうとすれば、いくらでも価格を高くすることができるのが映像制作の世界です。
台本や脚本を構成作家にお願いすると、最低でも1本10万円。有名な作家や長尺の脚本だとすると数十万ということになります。
キャストが必要ならば、タレントをお願いすることもできます。もちろんこれもピンきりで、1日数千円で出てくれる劇団員のような人もいれば、数時間で数十万円を要求するような大物役者もいます。芸能事務所に所属して、そこそこ顔が売れているような人は、1日3〜5万円くらいが相場でしょう。
さらに、オリジナルの楽曲が使いたいなら作曲料が必要になりますし、海外などロケーションにこだわるならスタッフ・キャストの人数分だけ、旅費交通費が撮影する日数に応じて必要になってきます。
その映像作品の長さに関わらず、海外ロケなどを行って豪華に仕上げようと思えば一本300万円くらい。タレントやオリジナルの楽曲を使って、かつ長編となれば1000万円からそれ以上の予算が必要になってくるでしょう。
どんな映像作品を作りたいのか、どこにお金をかけてどこを妥協するのか、しっかりと映像会社側と打ち合わせをして、限りある予算を有効に使うことが大切です。
当社ではクライアント様のご予算に応じて、当社のできるベストパフォーマンスをご提案させていただきます。
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