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映像制作・動画制作のコラム

2019年4月12日

長い動画を見てもらうにはココに気をつけたい!

長い動画を見てもらうにはココに気をつけたい!

近頃SNSなどにアップされている動画は、ごくごく短いものが主流です。しかし、そんな風潮の中でも訴えたいことが多かったり、見せたいものが多かったりして比較的長編の動画になってしまうこともあります。

短い動画が主流の中で、長い動画を見てもらうにはどうしたらよいのでしょうか?今回は最後まで見てもらえる長めの動画を作る際に気をつけたいポイントを考えます。

長い動画でもクライマックスは冒頭に

ネット上の動画はいつでもザッピングされる危険にさらされています。ザッピングとは、ちょっと見ただけで別の動画に切り替えてしまうこと。

つまり、ネットの動画は冒頭の数秒間から数分を見て、つまらなければ違う動画に切り替えられてしまいます。

長編だからといって後半やラスト近くに面白いネタやクライマックスを配置するのは無意味です。そこまで見てもらえないからです。長い動画を見てもらうには、冒頭に面白いネタやクライマックスを持ってきて観客の心をガッチリ掴むことが大事です。

初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
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長い動画だからこそ「序破急」のリズムが大事

「序破急」とは、三段階で曲のテンポが変わっていくことを示す、能楽の構成形式です。転じて、近年では物語の構成を表す言葉とされています。

「序=ことの起こり」「破=展開」「急=昇華、終結」を現し、人を引きつけるドラマ展開のお手本と言われています。似たような言葉に「起承転結」というのがありますが、起承転結は冗長であるとして近年はあまり参考にされません。

長編の物語やドキュメンタリー、バラエティーではこの「序破急」を意識して構成していくことが大切です。序で視聴者を引きつけることが起こり(このため序を起と言い換えてもいいでしょう)、破でその事情や事象が意外な方向に発展する様を描き、急で事象がどう昇華したか、ことがどう終結したかを描くことで、視聴者の興味を離さないことができるのです。

2017年の日本アカデミー賞を受賞した「シン・ゴジラ」がまさにこの序破急のお手本の様な物語構成でした。説明になりがちな起承転結を採用せず、序でいきなりことを起こし観客を一気に物語に引き込み、破で人間ドラマを描き、急で決着という、見事な序破急でした。

さらに、飽きずに長い動画を見てもらうには、編集やBGMのリズムやテンポを序破急に合わせても良いでしょう。簡単なのは、序→破→急とテンポアップしていく方法です。

物語性の無い動画ならば、この序破急の構成とテンポを繰り返して行くのも一つの手です。前段の序破急が続く序破急へのさらなる導入となるならば、視聴者にザッピングのチャンスを与えません。

もちろん、動画の冒頭にはクライマックスを置かねばなりませんので、序破急の序のさらに最初に面白いネタ、良い映像を配置することをお忘れなく。

長い動画こそ、一貫した演出が大事

一般の方は、被写体をどのように撮るかが演出だと思いがちです。女性が一番美しく見えるアングルから、さらに美しさを引き立たせる照明を当てて撮影することが演出だと思いこんでいます。

演出とは、統一感のあるカットをシーンに合わせたテンポで編集して一連の映像で意味を表すことです。

頑張って美しい女性を1カット撮っても、他のカットが照明や色味がバラバラでは統一感が生まれず、何を訴えたい映像かがわかりません。見ている側には何を訴えたいかが分からず、不快感だけが残ります。

特に長い動画をみてもらうにはシーンを通して、動画全体を通して統一感があり、一つのメッセージを表現する演出でなければなりません。

プロならば、誰もがこのようなことを意識して動画を演出していますが、これはプロだからできることかもしれません。

他にも、見てもらう長編動画を撮影するには様々なノウハウがありますので、是非プロである私たちShibuya Movieにご依頼ください。

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