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映像制作・動画制作のコラム

2024年10月7日

学校紹介動画の作り方を徹底解説!魅力的な動画作成のコツや実際の事例も併せて紹介

授業を受ける生徒

「学校の魅力を伝える動画をどのように作れば効果的かわからない」と悩みを抱える学校関係者の方は多いのではないでしょうか。

学校紹介動画は、学校の魅力を伝えるために効果的です。ただし作成する際には、理解しておきたいコツがいくつかあります。

この記事では、学校紹介動画を作成するメリットや基本的な作り方を解説します。また、学校紹介動画の事例も紹介しますので、併せて参考にしてください。

学校紹介動画を作る3つのメリット

スタジオでの撮影

学校紹介動画の制作には、さまざまなメリットがあります。
ここではおもな3つのメリットについて解説します。

1.学校内の雰囲気を伝えられる

学校紹介動画のメリットの一つは、学校の雰囲気を視覚的に伝えられる点です。

紙媒体の資料は、文章や写真を用いて学校の特徴を伝えますが、校内の様子や活気を十分に伝えるのは困難な点もあります。

動画を活用することで、視聴者は学校の雰囲気を疑似体験することができます。教室での授業の様子、生徒たちの表情、教師と生徒のコミュニケーション、校舎や施設の全体像など、文字や静止画では表現しきれない要素を伝えることが可能です。

体験入学に匹敵する情報量を、実際に学校を訪れることなく得られる点は魅力的です。

2.志望者数の増加が期待できる

学校紹介動画は、潜在的な入学希望者の興味を引き、志望者数の増加につながる可能性があります。

動画を通じて、入学後の学校生活をより具体的にイメージできるようになるためです。学校行事の盛り上がりなど、学生が学校選びで重視する要素を生き生きと伝えることで、入学への意欲を高められるでしょう。

また、動画視聴をきっかけに学校説明会への参加をうながす効果も期待できます。

3.学校説明会やYouTubeで繰り返し使える

学校紹介動画の制作には一定のコストがかかりますが、一度作成すればさまざまな場面で活用できます。
学校のホームページでの公開はもちろん、学校説明会やオープンキャンパスでの上映、YouTubeやInstagram等のSNSでの共有など、使用できる場面は多岐にわたります。

インターネット上で公開することで、地理的な制約を超えて多くの人々に学校の魅力を伝えられるという利点もあります。

さらに、紙媒体の資料印刷にかかっていた費用を削減できるため、長い目で見ると経済的にも効果があるといえるでしょう。

【4ステップ】学校紹介動画の作り方

紹介動画のイメージ

学校紹介動画の制作は、単に撮影して編集するだけでは十分な効果が得られません。適切な宣伝効果を得るためには、基本的な作り方や手順を理解し、計画的に制作に取り組むことが重要です。

以下に、学校紹介動画を成功させるための4つの基本ステップを紹介します。

ステップ1.動画制作の目的とターゲットの設定

効果的な学校紹介動画を作るためには、まず目的を明確にすること、次にターゲットを設定することが欠かせません。

動画を作る目的があいまいだと、視聴者に内容が伝わりにくくなり、記憶に残りにくい動画になってしまいます。

そのため、何のために学校紹介動画を制作するのか、具体的に定義しましょう。例えば、校内での生活を紹介することで、雰囲気の良さを視聴者に伝える、部活動の様子を紹介して部活に興味がある生徒を多く誘引する、といった具合です。

また、ターゲットが保護者向けなのか生徒向けなのかによっても、伝えるべき内容や表現方法が大きく変わります。

目的とターゲットを明確にして、より効果的な動画を制作しましょう。

ステップ2.動画の構成を考える

次に、動画制作の全体像を整理し、具体的な構成を考えます。

大まかな構成を考えてから、動画の見せ方や時間配分、伝えたいメッセージなどを具体的に決めましょう。撮影方法やスケジュール、必要な機材、キャスティングなども併せて検討します。

構成を考えずにいきなり動画制作を始めてしてしまうと、伝わりにくい動画になる可能性が高くなります。
例えば、説明が必要な箇所で情報が不足したり、逆に不要な部分を長々と説明したりする事態を招くかもしれません。

しっかりと動画構成を練っておくことで、後々の修正に対するロスを軽減できます。また、必要な予算が大きく変わることもありません。

ステップ3.撮影する

構成が決まったら、実際の撮影に移ります。

カット数や撮影スケジュール、撮影時間や所要時間などを綿密に計画したうえで撮影を行ないましょう。行き当たりばったりの撮影にならないよう、十分な準備が必要です。

特に、出演者が多い動画を作る場合には、わずかなスケジュールの狂いが大勢に迷惑をかけてしまうことがあります。
撮影前にそれぞれの予定をしっかり押さえておくほか、当日の天気のチェックや、天気が悪くなったときの候補日選定など、やることは多くあります。

しっかりと準備することで、多少の変更を余儀なくされても大きな影響を出さずに撮影できます。

ステップ4.動画編集する

最後に、撮影した素材などを元に編集作業を行ないます。すべての素材をそのまま使用するのではなく、動画のコンセプトに合わないと感じた余計なシーンはカットし、取捨選択を行ないましょう。

また、音楽やナレーション、テロップ、イラスト、図表などを適切に挿入し、映像だけでは伝わりにくい箇所を補足したり、より印象づける工夫を行なったりします。

最後まで視聴者に見てもらえるようなテンポの良い動画に仕上げることが重要です。

学校紹介動画に含めたい内容

サッカーをやる子ども

学校紹介動画に含めたい内容について、代表的なものを紹介します。

ターゲットに合わせて訴求する内容は変わりますが、以下の要素は多くの場合に効果的です。

学校生活の様子

学校生活の様子を動画内で示すことはとても大切です。実際の日常を映像で伝えることで、入学希望者が将来の学校生活をより具体的にイメージできるようになります。

学校行事や委員会活動、授業中の様子などを盛り込めば、入学意欲を高める効果が期待できます。

部活動の様子

部活動の紹介も欠かせません。学生生活において、部活動は多くの時間を占める重要な活動の一つです。

日々の部活動の練習風景や指導者の様子、目標、これまでの実績などを紹介することで、学校の魅力を効果的にアピールできます。
各部活動に所属する生徒へのインタビューを含めるのも、説得力がある内容に仕上がりやすく効果的です。

教員と学生のインタビュー

教員と学生のインタビューは、学生と保護者の双方に学校の魅力を伝えられる効果的な手法です。リアルな声を届けることで、視聴者に安心感や信頼感を与えられます。

インタビュー動画では、語られる内容はもちろん、撮影場所や天気、光の加減なども重要な要素です。周囲の音が聴こえる教室前の廊下などで撮影すれば、活気のある雰囲気を伝えられますし、静かで落ち着いた部屋で撮影をすれば、誠実な印象を与えやすいでしょう。

また、制作時にはテロップを適切に使用することで、メッセージを正確に伝えることも有効です。

魅力的な学校紹介動画を作成する3つのコツ

動画作成のイメージ

ここでは、魅力的な学校紹介動画を作成するための3つのコツを紹介します。これらのポイントを押さえれば、視聴者の心に響く印象的な動画を制作しやすくなります。

1.学校のリアルな様子を映す

学校の本当の雰囲気を伝えたいのであれば、生徒や教員の自然な表情を撮影してみましょう。日常的な学校生活の一コマや、授業中の生徒たちの真剣な眼差し、休み時間の賑やかな様子など、ありのままの姿をとらえることが重要です。

あらかじめ用意した台本に沿って生徒たちに話してもらっても構いませんが、学校のリアルな様子が伝わりづらくなってしまいます。

場合によっては、構成や台本を最小限に抑えることで、より自然な雰囲気をとらえられるでしょう。例えば、生徒たちに学校の好きなところを自由に語ってもらうインタビューシーンを入れると効果的です。

ライブ感のある映像は、フレンドリーで楽しい学校の雰囲気を効果的に伝えます。教師と生徒の温かい交流や、部活動での熱心な練習風景など、魅力的なシーンを考えてみてください。

2.伝えたい内容ごとに動画を分ける

複数のメッセージを伝えたい場合は、内容ごとに動画を分けましょう。長尺の動画は視聴者を飽きさせてしまい、最後まで見てもらえない可能性があります。

1本の動画は長すぎない尺に抑え、テーマごとに複数の動画を制作するのがおすすめです。

学校生活の紹介や部活動の様子、特色ある授業の紹介など、テーマ別に動画を制作すれば、視聴者は飽きることなく必要な情報を得ることができます。

3.スマートフォンでも視聴できるようにする

現在はスマートフォンで情報収集や動画視聴をするケースが増えています。そのため、スマートフォンの視聴も意識した動画制作を心がけましょう。

具体的には、縦長の画面で制作したり、小さな画面でも読みやすい文字サイズになるよう工夫したりします。

また、移動中に視聴されることも考慮し、消音でも内容が理解できるように字幕を付ける工夫も大切です。

学校紹介動画の事例5選

学校紹介動画の事例を5つ紹介します。各校の事例を見れば、効果的な学校紹介動画の特徴や工夫を知り、制作のヒントが得られるかもしれません。

FLOCブロックチェーン大学校の事例


FLOCブロックチェーン大学校の事例は、先端技術を学ぶ学校ならではの魅力を伝えています。仮想通貨やフィンテックといった専門性の高い内容を学ぶ学校の紹介となっており、実際の講義風景などを盛り込んで教室や授業の雰囲気を伝えます。

新設校の認知度向上と生徒募集を目的としており、最新の教育内容を視聴者に魅力的に伝える工夫が見られます。難解な内容をいかにわかりやすく伝えるかという点で参考になる事例です。

富山大学の事例

富山大学様のインタラクティブ動画事例
富山大学の事例は、インタラクティブな要素を取り入れた画期的な試みです。映像中に登場するボタンなどをクリックすることができ、ユーザーが動画に変化を与えられます。

新型コロナウイルスの影響でWebオープンキャンパスを実施する必要が生じた際に、各施設のツアーをリアル感を持って体験できるよう工夫されました。

遠方の学生にもキャンパスライフを臨場感たっぷりに伝える内容となっており、オンラインでの大学紹介の新たな可能性を示しています。

長野県立大学の事例

長野県立大学様のインタラクティブ動画事例
長野県立大学の事例も、視聴者が内容を選択できるインタラクティブ動画となっています。冒頭ではインタビューの対象となった学長や学生が登場。その後、視聴者が見たいインタビュー動画を選択する方式です。

インタビューでは、大学の価値観や求める学生像、大学の特色をそれぞれが紹介。さまざまな視点で語られるインタビューにより、視聴者の大学に対する理解を深めます。

創立から間もない大学の認知度向上と入学促進を目指す意図が感じられる動画で、視聴者の興味を引き付ける構成です。

湘南高校の事例


湘南高校の事例は、生徒の活動や学校行事、施設の様子を生き生きと紹介しています。

ナレーションやテロップを効果的に使用し、部活動の多彩な活動を強調することで、アクティブな校風をアピールしているのが特徴です。

新入生やその保護者向けのプロモーションビデオとして制作されており、学校生活の魅力をわかりやすく伝える工夫が凝らされています。

芦北高校の事例


芦北高校の動画では、ドローン撮影を活用し、学校の全景や周辺環境を効果的に紹介しています。

入学希望の生徒が興味を持つ情報を、アップテンポでクールな雰囲気のBGMに合わせて表現。若い世代の心をつかむ演出が採用されています。インタビューやナレーションといった音声はあえて使用せず、イメージムービー風の動画となっているのが特徴です。

学校紹介動画の制作をプロに任せよう

学校紹介動画は、入学希望者だけでなく、現役の生徒や保護者も視聴する重要なコンテンツです。自作も可能ですが、期待する効果を得るためには、高品質な動画が求められます。

生徒のプライバシーへの配慮も必要なため、動画制作はプロの力を借りることをおすすめします。プロの制作者に依頼することで、技術面での品質向上はもちろん、法的リスクも軽減できます。

専門家の知識と経験を活かすことで、学校の魅力を最大限に引き出し、印象に残る動画を制作することができるでしょう。

まとめ

学校紹介動画は、学校の特徴や雰囲気を視覚的に伝える効果的な手段です。

動画制作には、目的とターゲットの明確化、構成の検討、撮影、編集という4つのステップがあります。学校生活の様子、部活動、教員と学生のインタビューなどを含めることで、より魅力的な内容になるでしょう。

また、リアルな日常の様子を映す、内容ごとに動画を分ける、スマートフォンでの視聴に対応するなどのコツも押さえると、効果的な動画が作りやすくなります。

ただし、高品質な動画を作るためには、専門的な知識と技術が必要です。プロの制作会社に依頼することで、学校の魅力を最大限に引き出した印象に残る動画を作りやすくなります。

Shibuya Movieは、豊富な経験と高い技術力を持つ動画制作のプロです。学校紹介動画に興味のある方は、ぜひShibuya Movieまでお問い合わせください。

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