映像制作・動画制作のコラム
2022年12月26日 最終更新日:2026年2月24日
動画・映像の種類(ジャンル)とは?実写・アニメーションの特徴やメリットを紹介

動画といっても、その表現方法は多岐にわたります。
「アニメーション」や「実写映像」と聞けばイメージできる方も多いと思いますが、実はその中にも細かなジャンルが存在します。
例えばアニメーションなら 2D・3D、実写なら ドラマ・ドキュメンタリー・イメージ動画など、目的に応じて選択肢は豊富です。
このコラムの見どころは3つ!
- ●実写動画の5タイプを徹底解説!
- ●アニメーションは6種類!特徴と選び方
- ●動画マーケティングで効果的に活用するポイント
本記事では、それぞれのメリットや事例も紹介していますので、動画をマーケティングや広報に活用したい企業担当者の方はぜひ最後までご覧ください。
目次
動画のジャンルは2種類に大別できる

映像をジャンルで分けるとき、まず大きな括りとして分類できるのが「実写」と「アニメーション」の違いです。
アニメーションは、手描きやコンピューターグラフィックによって作り出された架空の映像で、実際には存在しないキャラクターや世界観を自由に表現できます。ファンタジーや独自のビジュアルスタイルを活かした作品に適しています。
一方、実写は文字通り、現実に存在するものを撮影した映像です。実際の場の空気感や人の細やかな動きなど、リアルな質感をそのまま伝えることができます。ドキュメンタリーや企業紹介など、信頼性や現実感が求められる場面に向いています。
近年ではこの2つを組み合わせることで、より魅力的な映像表現を生み出す手法も注目されています。次は、そのハイブリッドなアプローチについて詳しくご紹介します。
実写とアニメーションを組み合わせる手法もある

実写とアニメーションを融合させることで、両者の強みを最大限に活かした映像表現が可能になります。
例えば、企業のサービス紹介動画で、オフィスで働く様子を実写で映しながら、画面上にアニメーションでデータや図解を重ねると、リアルな雰囲気と分かりやすい情報提示を同時に実現できます。
また、商品の特徴を説明する際に、実写で商品を映しつつ、アニメーションで内部構造や利用シーンを描けば、視覚的に理解しやすくなります。
この手法は、企業ブランディングや商品・サービス紹介など、ブランドの世界観を鮮やかに演出したい場面に最適です。実写+アニメーションは、単なる説明を超え、記憶に残る体験を提供します。
実写動画のジャンル

実写動画には目的や表現方法によってさまざまなジャンルがあります。ここでは代表的な5つのタイプを紹介します。
1. イメージ動画
イメージ動画とは、企業や商品、サービスなどのイメージを視覚化する動画のことで、動画広告や企業動画の表現で最も用いられる映像のジャンルです。商材や企業理念などのコンセプトや世界観を視覚的に表現し、言葉ではピンとこないイメージをビジュアルで共有できるという大きなメリットがあります。
2. インタビュー動画
インタビュー動画では、商材に関するユーザーや企業の従事者の実際の声を伝えることができるため、説得力があります。そして共感を呼ぶことができる点が大きなメリットです。インタビュー動画はベーシックな表現ですが、口コミや共感性などが重視される現代ではますます注目されているジャンルです。
3. ドキュメンタリー動画
リアリティを追求したドキュメンタリー動画は、いわゆるキラキラした広告的な動画と異なり、飾らない良さが好感を得られるというメリットがあります。また、脚色されていないリアルだからこそ、それだけでインパクトを与えるケースも多々あります。
4. ハウツー動画
ハウツー動画とは、商品やサービスの使い方を分かりやすく解説する動画のことです。実際の使用手順や活用シーンを見せることで、購入後のイメージをつかみやすくし、利用価値の理解を促します。視聴者が自分ごととして想像しやすくなるため、購買意欲の向上につながります。
5. ドラマ動画
ドラマ動画は、単なる情報伝達にとどまらず、視聴者の心を動かす力を持っています。映像の中に架空のストーリーを描くことで、商品やサービスの特徴を「物語」として体験させることができるのが最大の魅力です。こうした感情に訴える表現は、記憶に残りやすく、ブランド価値や購買意欲の向上につながるという大きなメリットがあります。
実写動画の事例
ここでは実写動画の事例を2つ紹介します。
平成理研株式会社様|企業ブランディング編
平成理研株式会社様の「企業ブランディング編」動画は、イメージ動画の事例の一つです。この動画は企業の想いや価値観を映像で丁寧に表現しています。社員の働く姿や社内の雰囲気を美しく切り取り、落ち着いた色調と音楽で安心感や信頼感を演出しているのが特徴です。
製品紹介ではなく、会社の世界観や未来への姿勢を感じさせる構成で、採用やブランディングに効果的な動画となっています。企業の魅力を伝える手法として、イメージ動画は非常に有効です。
株式会社リモラボ様|サービス紹介編
株式会社リモラボ様の「サービス紹介編」動画は、インタビュー動画とハウツー動画の要素を組み合わせた事例の一つです。
この動画はサービスの特徴や利用方法をわかりやすく紹介しながら、実際に関わる担当者の声を通じて信頼感を高めています。映像はシンプルで見やすく、説明パートとインタビューが自然に切り替わる構成になっており、視聴者に「このサービスを使ってみたい」と思わせる効果があります。
こうした複合型の動画は、情報提供とブランドイメージの両方を強化できるのが魅力で、サービス理解と企業信頼を同時に高めたい場合に最適です。
アニメーション動画のジャンル

アニメーション動画は、現実では再現が難しい表現を可能にし、視聴者に強い印象を残せる魅力的な手法です。企業PRや広告、教育コンテンツなど、幅広い分野で活用されています。ここでは、代表的な6つのタイプとその特徴をご紹介します。
1. モーショングラフィック
モーショングラフィックは、画像やロゴ、グラフなどの素材に動きを加えて、情報をわかりやすく伝えるアニメーション手法です。数字や複雑なデータも、色や動きで整理することで、視聴者が自然と理解しやすくなります。静止画では伝えきれないインパクトを演出できるのも魅力です。
制作コストが比較的低く、Webサービスやアプリの紹介動画、プレゼン資料、SNS広告など幅広い場面で活用されています。短尺動画との相性も良く、ブランドカラーを取り入れれば、認知度アップにもつながります。情報を「見やすく、わかりやすく」届けたいときにぴったりの手法です。
2. キャラクターアニメーション
キャラクターアニメーションは、キャラクターに命を吹き込み、動きや表情で物語を伝える手法です。キャラクターを通じて感情や共感を届けやすく、ブランドの個性やストーリーを表現できるため、視聴者に親しみを感じさせ、距離をぐっと縮められるのも魅力です。
企業の紹介やサービス説明を物語性のある構成で展開するケースが多く、教育動画やSNS広告でも「親しみやすさ」を重視したコンテンツとして効果的です。さらに、シリーズ化すればキャラクターがブランドの顔となり、ファンを育てることもできます。
3. 3Dアニメーション
3Dアニメーションは、2Dの平面表現とは異なり、立体的な映像で奥行きやリアルさを演出できる手法です。実写に近い質感や動きを再現できるため、製品紹介や建築、ゲーム、映画など幅広い分野で活用されています。ただし、高度な映像技術や専門的なソフトウェアが必要になるため、制作コストや時間は比較的高めです。
派生形として「3DCGアニメーション」があり、3D空間にモデリングしたキャラクターやオブジェクトにCG技術でリアルな動きを付けることで、まるで本物のような表現が可能になります。迫力ある映像や没入感を求めるなら、3Dアニメーションは最適な選択肢です。
4. ストップモーション
ストップモーションは、少しずつ変化させた静止画やイラストを連続で映し、まるで動画のように見せる手法です。制作には時間と手間がかかりますが、その分、独特の温かみやアナログ感を演出できるのが魅力です。
キャラクターやオブジェクトを一コマずつ動かすことで、手作り感のある映像が生まれ、視聴者に強い印象を残します。広告やSNS動画、商品紹介などで「個性」や「ユニークさ」を表現したいときにぴったりのアニメーションです。
5. イラストアニメーション
イラストアニメーションは、細かく描いた絵を1コマずつつなげ、静止画のイラストをパーツごとに動かす表現手法です。制作には時間と手間がかかりますが、その分、イラストレーターの個性や世界観を最大限に活かせるのが魅力です。
手描きならではの温かみや独特のタッチが映像に加わり、視聴者に強い印象を残します。広告やSNS動画、ブランドのプロモーションなどで「オリジナリティ」や「クリエイティブ性」を重視したいときにぴったりのアニメーションです。
6. ホワイトボードアニメーション
ホワイトボードアニメーションは、白い背景にイラストを描いていく様子を見せながら、情報やストーリーを伝える手法です。描かれる過程を視聴できるため、内容が記憶に残りやすく、教育や説明動画に適しています。
制作コストを抑えられる点も魅力ですが、シンプルな構成になりやすいため、差別化には工夫が必要です。キャラクターや色使いを加えることで、より印象的な動画に仕上げることができます。
アニメーション動画の事例
ここでは、アニメーション動画の事例を2つ紹介します。
株式会社ルミネージ様|サービス紹介映像
株式会社ルミネージ様の動画は、モーショングラフィックに分類されます。キャラクターや手描きイラストを使うタイプではなく、シンプルなデザインをアニメーションで見せる構成です。
今回の動画は、ブランドやサービスをわかりやすく伝えることを重視しており、動きも比較的シンプルで、情報説明にフォーカスした印象です。派手な演出はありませんが、コストを抑えつつ必要な情報を整理して届けるという目的にはしっかり応えています。実用性を重視した、コストパフォーマンスに優れた仕上がりといえるでしょう。
札幌市広報部公式チャンネル|中央区PR動画
こちらの札幌市中央区のPR動画は キャラクターアニメーション に分類されます。令和4年度に中央区区制50周年を記念して誕生したマスコット「中ウォークん」が、市電「中ウォークん号」とともに区内の魅力スポットを巡る構成です。
尺は15秒と短く、ストーリー性は控えめですが、キャラクターを登場させることで視聴者に親しみやすさを与え、地域の魅力を印象的にアピールできています。観光PRや自治体のブランド認知向上に効果的な手法で、短時間でもキャラクターの存在が強い訴求力を持つ点が特徴です。
マーケティングで動画を活用する方法

最後に、動画を効果的に活用するマーケティング手法を紹介します。ポイントは「どこで、どう使うか」。
広告・SNS・Webサイトという3つを押さえて、ぜひ実践に役立ててください。
広告
広告に動画を活用することで、ブランドの認知度を高め、売上向上につなげることができます。動画は視覚的なインパクトが強く、短時間で多くの情報を伝えられるため、広告との相性が非常に良い手法です。
ただし、広告を出稿する媒体によって利用者層や特徴は異なります。ターゲットに合った媒体を選ぶことが、効果的なマーケティングを実現するために欠かせません。目的や予算を踏まえ、最適なプラットフォームを選定しましょう。
SNS
SNSは拡散力に優れており、うまく活用すれば高い宣伝効果を期待できます。特に動画コンテンツは、視覚的なインパクトと短時間で情報を伝える力があるため、SNSとの相性が抜群です。
さらに、ショート動画を活用してECサイトや商品ページへ誘導するなど、購買行動につなげる仕組みを取り入れることも可能です。ターゲット層やプラットフォームの特徴を理解し、目的に合わせた戦略的な運用を心がけましょう。
Webサイト
ホームページやオウンドメディアに動画を掲載することは、企業のマーケティングにおいて非常に効果的な手法です。これらの媒体は、すでに商品やサービスに関心を持っているユーザーが訪れるため、動画を通じて魅力をより深く伝えることができます。
その結果、購買や問い合わせなどのアクションにつながりやすく、成約率の向上に寄与します。コンテンツの質や配置にも工夫を加え、ユーザー体験を充実させることが重要です。
まとめ
映像には実写やアニメーションをはじめ、さまざまなジャンルがあり、その自由度の高さこそが最大の魅力です。今回ご紹介したのは基本的な種類ですが、実写とアニメーションを組み合わせたり、イメージ動画にドラマ要素を加えたりと、表現の可能性は無限に広がっています。ジャンルを横断しながら、ぜひオリジナリティあふれる映像づくりに挑戦してみてください。
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