2022年7月27日

動画のトレンドは縦型一色！YouTubeショートを徹底解説

ネット動画のトレンドは若い世代が牽引していると言っても過言ではありません。昨今ではInstagramやTikTokが若者の間で主流のサービスとなっていますが、それらのサービスで活発な動きを見せているのが短尺動画です。この短尺動画のトレンドはあらゆる動画配信サービスに波及し、YouTubeでも”YouTubeショート”という新たな動画配信方法が2020年の9月からインドを皮切りにスタートし、現在では100か国以上の国で利用できるようになっています。

今回は、この”YouTubeショート”の徹底解説をしていきますが、初心者の方にもわかる内容となっていますので是非チェックしてみてください。

YouTubeショートとは

“YouTubeショート”は、YouTubeにおける動画配信フォーマットの一つです。配信できる動画の尺は最長で60秒となっており、アスペクト比は縦長か正方形に限られます。特定のチャンネルから好きなショート動画を視聴することも可能ですが、アプリの”ショートタブ”を選択するとランダムにショート動画が再生され、上下にスワイプするとまた別のショート動画がランダムで再生されます。画面右に”いいねボタン”や”コメントボタン”が配置されており、ボタンを押すことでいいねをしたりコメントを閲覧することができます。イメージとしてはInstagramのストーリーズに近い仕様と言えるでしょう。

YouTubeショートを作成するには

“YouTubeショート”の右上の録画ボタンから直接スマホのカメラで撮影しアップロードすることができます。撮影前にフィルターやグリーンスクリーンモードなどの細かい設定が可能で、最後に15秒と60秒のどちらかの尺を選んで撮影開始となります。撮影後、必要であればテロップ入れや音楽の挿入などの編集を施すことができます。また、PCのYouTubeStudioからは撮影済みの動画をアップロードすることも可能となっています。

詳しい方法としては、まずYouTubeStudioにログインし、画面右上の”作成”ボタンをクリックします。その後”動画をアップロード”ボタンをクリックしアップロードする動画を選択します。動画のアップロード自体は上記の方法でできますが、視聴回数を増やすには”おすすめ”選ばれる視聴者が目にする機会を増やす努力が必要です。そのためには、タイトルもしくは説明欄に”#Shorts”を入れておく必要があるので忘れないようにしましょう。

YouTubeショートを利用するメリット

“YouTubeショート”を利用する最大のメリットは、冒頭でも述べた通り、現在このような短尺の動画フォーマットが世界的なトレンドとなっているため、動画の視聴回数を伸ばせる（バズらせる）チャンスが他のフォーマットよりもあることです。”#Shorts”とタイトルか説明欄に入れるだけで、アップロードした動画が不特定多数の視聴者の目に触れる可能性があるので、動画配信活動を始めたばかりのYouTuberの方でも、一気に登録者数を増やすチャンスがあります。

また、これは短尺動画がトレンドになっている理由とも関係するのですが、短尺動画は視聴者が短い時間で楽しみを得ることができるのと同時に、制作者も非常に手軽に動画の作成ができ、制作側にも大きなメリットがあります。手軽に制作できる＝短期間にたくさんの動画を制作することができる＝視聴者は時間を待たずに好きな配信者の新しい動画を続々と享受できる、というサイクルが生まれ、配信者と視聴者の関係が活性化されるという相乗効果を期待することができます。

まとめ

今回は”YouTubeショート”について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。”YouTubeショート”は1本の動画制作にかかる時間が非常に短いので、動画制作および配信初心者の方にはとてもおすすめの動画フォーマットです。制作する動画フォーマットに迷っている方は是非一度試してみてください。