2022年6月21日

美容室（美容院）の採用動画はこうやって作る！応募者が集まる採用動画の作り方

普通に生活をして街を行き来するだけでも、美容室は他の商業店舗に比べかなりの件数があることがわかります。新しい駅ビルや商業ビルが立つと、もはや確認しなくても「あ、美容室は入るだろうな」と感覚でわかるくらい、新たなお店が続々とオープンしています。ですがその分、お店としては人材の確保が大変で、応募者集めでかなり苦労されていると聞きます。

ということで今回は、美容室の採用動画の作り方を紹介していきたいと思います。人が足りないとお悩みのオーナーさまや店長さま向けに、分かりやすく基本的なポイントを紹介していきますので、是非参考にしていただければと思います。

ポイント①：店内映像ではきちんと見せる

美容師の方は基本的に店内で一日長時間を過ごすことになりますし、ファッションや雰囲気も非常に重要なものであると、若い世代の美容師は考えています。テイストや雰囲気や清潔感がきちんと分かる、店内の紹介映像はすべて出し切るくらい見せるようにしましょう。またその際、置いてある設備、機材も紹介できるとばっちりです。

設備や機材をあらかじめ紹介しておくことのメリットは、同じマシンの使用経験者が集まりやすくなることにあります。働く側としても、既に使用経験のある機材のあるところであれば働きやすいですし、事前に勉強するなど情報を集めることも可能です。お店側としても、当然使い方のわかる美容師の方が即戦力になるので、どちらにとってもメリットのある内容になります。

ポイント②：OJTやキャリアプランを提示する

美容師の方の中には、どのようなキャリアプランが組まれるか、また店内での昇進システムなどを気にされている方も少なくありません。それと同時に、どのようなOJTが受けられるかを心配する声は、若い美容師の方が就活をする際の不安要素としてよく挙げられる項目にもなっています。

このような不安の解消については、事前に動画広告で先輩美容師の方の経験談などを交えて説明することがとても効果的です。美容室はそもそも少ない人員配置で構成されているので、実際に働いている先輩美容師たちの雰囲気がわかることは、さまざまな面での不安解消に大いに役立ちます。

ポイント③：ブランディングを重視したお洒落な演出

お店の雰囲気によっては、あまり明け透けに情報を開示しない方が良い場合もあります。いわゆる一流店などは、そのお店の持つテイストや雰囲気に憧れて入店を希望する若い美容師の方も少なくありません。明け透けな採用動画自体がブランディングイメージを壊してしまう可能性もあるので、お店の性質との兼ね合いで、場合にはよってはほとんど説明のない、かっこいい映像だけでも問題なく成立してしまう場合もあります。

ポイント④：施術シーンを挿入する

実際の施術シーンを挿入することで、視聴者は自分をその施術者に投影し、臨場感を高めることができます。「あそこで今カットしているのが自分だったら……」と想像できる映像は、応募者のモチベーションに影響を与えます。そうしたイメージが強くなればなるほど、相互にとって良いモチベーションを持った状態での面接に繋がっていきますので、臨場感を高める実際の施術シーンは在籍するさまざまな性別、年齢の美容師の方のバージョンを素材としておさえておき、うまく散りばめて利用できるとよいでしょう。

ポイント⑤：別建てで一部始終を記録した施術動画を配信する

これは技術の流出にも繋がるので、場合によってはパスワードなどを付けて配信するのが良いと思いますが、OJTの一貫として施術動画をいくつもシリーズとして作成しておき、その一部を応募者が視聴できるようにする、という仕掛けもアリです。このような動画教材が用意されているとわかるだけでもOJTについては安心できますし、臨場感もそうですが、その時点で既にレクチャーを受けたという形になるので、興味を持って視聴してもらえた場合の次のステップへの進行率は上がります。

まとめ

今回は美容室の採用動画のポイントを紹介してきました。肝心なことは、それぞれの美容室の特色を抑え、特色合った採用動画を制作することです。是非、他の美容室の採用動画なども参考にしながら、必要な情報の詰まった採用動画の作成にチャレンジしてみてください。

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下記の記事では美容室に限らず、採用動画を制作する上でのポイントや効果などをまとめております。美容室の採用動画制作にも通じる内容になっておりますので、合わせてご確認してみてください。
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