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映像制作・動画制作のコラム

2021年10月15日

ターゲット別・動画制作において抑えておきたいポイント【高齢者編】

ターゲット別・動画制作において抑えておきたいポイント【高齢者編】

インターネットの普及が進み、パソコンやスマートフォンを使用する高齢者が年々増加しています。2018年の総務省の調査によると、60代後半のシニア世代のインターネット利用率は7割ほどと言われており、さらに年代を上げて80代では5割程度と減少傾向にありますが、シニア層はそもそもの人口が多く、消費者として、そして動画の視聴者としてマークすべき存在と言えます。
今回は、シニア向け動画を制作するメリットと合わせて、シニアにターゲットを絞った動画制作の際のポイントについて事例を交えてご紹介します。

シニア向け動画を制作する2つのメリット

難解なサービスでもわかりやすく伝えることができる

商品やサービスなどを訴求する際に、動画を用いることで特にわかりやすく伝えることが可能になります。例えば、実際の手順や操作方法などの流れを動画で再現してみせたり、聞き取りにくいワードにはテロップをつけるなど、動画ならではの表現でわかりやすく伝えることができます。

動画=興味を持ってもらいやすい

動画はテキストや画像などに比べて、興味を引きやすいメディアだと言われています。そのため、興味の入り口として動画を用いることは得策と言えるでしょう。特にシニア層を意識する場合には、ゆるやかなテンポや優しい色調など見やすさを意識した動画で興味の間口を広げることができます。

シニア向け動画を制作する3つのポイント

続いて、シニア層をターゲットにした動画制作のポイントについてご紹介します。

ポジティブな雰囲気を演出する

シニア層に向けて訴求したい商材やサービス、ストーリーなど内容によるところはありますが、基本的にはネガティブな表現は避け、ポジティブな印象を演出することが大切です。暗い雰囲気やネガティブな表現だと敬遠されてしまう可能性が高いためです。明るいBGMや華やかな色彩などを用いて、見られやすい動画作りを心がけましょう。

パソコンでの視聴に適した動画を制作する

最近では特に若年層ではパソコンやタブレットよりもスマホで動画を視聴するケースが増えてきてはいますが、60代以降のシニア層はスマホよりもパソコンでインターネットを使用する場合が多いと言われています。スマホに比べてパソコンは画面が大きい点やライフスタイルの違いが背景にあることが推測できます。パソコンでの視聴に適した動画とスマホでの視聴に適した動画ではアスペクト比はもちろん、動画そのもののデータサイズも異なります。パソコンに適した高画質な動画を制作した場合、視聴する際の通信量に関しての配慮が必要となります。

共感できる内容で印象付ける

シニア層をターゲットにした動画では、いかに視聴者が「自分のこと」として受け止められるかが重要です。動画で言われていることは自分のことだ、自分に向けられたメッセージだと受け入れられるような共感度の高い内容にすることで、より強くシニア層へ印象づけることができます。
また、シニア層をターゲットにした動画であっても、実際に興味を持つのはシニア層だけとは限りません。シニア層の家族や周りの人が、動画をきっかけに興味を持ったり、当事者に勧める可能性もあります。その点も考慮しながら、間口を広く構えることも重要です。

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わかりやすい事例をご紹介!

https://youtu.be/tIudBRsTOw8

こちらは銀のさらのCMとして公開された動画です。シニアを主人公に、家族の関わりを感動的なストーリーで描き出しています。シニアを中心にしながらも、3世代どの年代にも刺さる内容になっています。ゆったりとした言葉と、シネマティックな演出は、長尺のドラマを見ているような感覚です。ストーリーがあり、共感できる内容は広く受け入れられやすいので参考にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回、シニア層をターゲットとした動画制作のポイントは、わかりやすさ・見やすさと、共感度の高さ、ポジティブさが重要とご紹介しました。さまざまな事例を見ながら、ぜひ新たな表現を探求し、シニアの心に響く動画制作にチャレンジしてみてください。

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