映像制作・動画制作のコラム
2021年5月25日
YouTubeの動画広告で使えるインタラクティブ機能を改めて解説
配信された動画をただ視聴するだけの時代はもうすぐに終わりを告げるかもしれません。昨今ではさまざまなインタラクティブ動画が制作され、ショッピング、エンターテイメント、レクリエーション、アートなど、多種多用な使われ方で注目を集めています。そんなインタラクティブな動画を、実はYouTubeでも利用できるのを皆さんはご存知でしたでしょうか。今回はYouTubeで利用できるインタラクティブ機能を解説していきますので、動画配信者の方や、YouTubeに動画広告を配信しようと検討されている方は、是非チェックしてみてください。
そもそもインタラクティブ動画とは
インタラクティブ動画とは、動画を視聴する受け手として内容を享受するだけだった見る側の人間が、動画に設置された仕掛けを使ってなんらかのアクションを起こすことで、動画の内容に変化をもたらすことができる動画のことです。例えば、インタラクティブ機能を持ったドラマや映画で多いケースには、主人公の次の行動を選択肢の中から視聴者が選んでいくことで、異なるストーリ展開やエンディングを迎えるというものがあります。視聴者の選択でストーリーに変化が起きるので、まるでゲームのような感覚で楽しむことができます。
ショッピングでは、動画内に映し出されている気になるアイテムをクリックすると、すぐにそのアイテムの商品情報がポップアップで表示され、そのまま購入まで可能というサービスも開発されています。このように、視聴者のアクションが意味を持つ動画のことを、インタラクティブ動画と言います。
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カード機能
カード機能は、動画に4種類のカード(リンクボタン)を設置できる機能です。カードの機能は「動画カード」、「再生リストカード」、「チャンネルカード」、「リンクカード」となっており、最大で5つのカードを一つの動画に加えることが可能となっています。以下、それぞれのカードの持つ機能の紹介です。
動画カード
クリックすることで視聴者が興味を持ちそうな別の動画に誘導することができます。このカードは好きなタイミングで動画に設置できます。
再生カード
クリックすることで視聴者が興味を持ちそうな別の再生リストへ誘導することができます。このカードは好きなタイミングで動画に設置できます。
チャンネルカード
クリックすることで視聴者が興味を持ちそうな別のチャンネルへ誘導することができます。このカードは好きなタイミングで動画に設置できます。他の動画配信者と協力して制作した動画であれば、その配信者のチャンネルへのリンクとし設置するなどの使用方法があります。
リンクカード
リンクカードには3つの種類があります。
Webサイトカード:関連するwebサイトへのリンクを設置することができます。
クラウドファンディングカード:承認済みのクラウドファンディングサイトへのリンクを設置することができます。開発中の商品などをレポートしたりPRする動画に設置することで、視聴者とよりスムーズにクリエイティブな関係を築くことが可能です。
ショッピングカード:ライセンスを持った商品を動画内で宣伝し、なおかつ販売サイトへ誘導することができます。動画広告に設置することで、視聴者の購買意欲が高まっている間にスムーズに販売サイトへ誘導することが可能です。
終了画面の追加
動画の終了5~20秒前に終了画面を追加することが可能です。終了画面を追加することでできることは以下の4種類となっています。
動画または再生リスト
最新の配信動画へのリンクを表示。チャンネルから自動で選択した動画へのリンクを表示。他のチャンネルへのリンクを表示。
チャンネル登録
チャンネル登録を促しクリックすると、チャンネル登録が行えるボタンを表示する。
承認済みのWebサイト
承認されているwebサイトへのリンクを表示します。
チャンネル
別のチャンネルへのリンクを表示。サブチャンネルや他チャンネルへの誘導を行うことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。実際に見てみると「あ、この機能ってインタラクティブ機能だったんだ」という印象の方も多かったのではないかと思います。これらの機能は、YouTubeアナリティクスを使用して分析も可能です。是非みなさんも、視聴回数増加を目指して使用してみてください。
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