2021年2月19日

動画を活用した営業で、プレゼンのレベルをワンランクUP！

営業活動というと「足で稼ぐ」というような地道で昔かたぎな方法論のイメージが強いですが、スピードや効率が重視される昨今の情勢においては、そうした昔ながらの方法とはまた少し違ったスタイルの営業活動に注目が集まっています。いったいどのような方法が注目されているのか。実は今、動画を活用した営業活動が大変注目を集めています。その背景には、コロナ禍によって一時、対面してのコミュニケーションが非常に困難な状況にあったことも影響しているでしょう。ということで今回は、動画を活用した営業活動のメリットや、抑えるべきポイントについて解説していきたいと思います。

営業に動画を活用するメリット

動画を活用することで本当に営業がうまくいくのか、と疑問に思う方も多いでしょう。しかしながら、営業に動画を活用することには実際に多角的なメリットがあります。

まず一つ目は、営業を行う担当者の営業スキルやコミュニケーション能力に依存せずに、商品やサービスのプレゼンテーションを行うことができるということです。クライアントに対して常に同じ質の営業活動が保証されるということは、企業にとってはとてもプラスなことです。営業スキルに乏しい新人の営業マンや、プレゼンテーションに苦手意識を持った営業マンでも、動画を活用することで不安なく詳細にサービスについての情報をクライアントに伝えることが可能になります。

二つ目は、クライアントがサービスについての情報を短時間で得られるという点です。ビデオチャットを利用した訪問や打ち合わせの際に、要望よっては事前に動画資料を送付することでクライアントは好きなタイミングで資料を確認できるというメリットもあります。プレゼンテーションを動画にすることで、時間的な制約を大きく緩めくことができるのは、どちらにとってもプラスです。

いかに商品やサービスが良くても、冗長で長時間にわたるプレゼンテーションになってしまうと、その魅力が伝わり切らず、むしろ半減して伝わってしまうこともあります。短くまとまった動画資料は、そうした事態が起きることを防ぐ手段にもなりえます。

また、プレゼンテーションの時間を短くできる分、面会の際には質疑応答や要望のヒアリングに時間を割くことも可能になります。そうなれば、商品に対する理解やメリットを理解した状態で、詰めの交渉を行うことが可能になります。

この段階になると、大抵の場合、クライアントは長時間のプレゼンテーションに疲れを感じ始め、いったんペンディングという流れになりがちですが、動画資料であればクライアントに対してのそのような体力的な負担も軽減させ、交渉のテーブルでのやり取りを継続させることも可能です。

営業プレゼン時の動画の活用方法

基本的には商品やサービスの説明動画が主な活用方法になります。商品及びサービスの良さや導入後のメリットなどをまとめた動画を制作し、プレゼンテーションの代わりとして活用します。その他の活用方法としては、デモ動画を制作するというのも良いでしょう。実際に商品やサービスが稼働する映像や、PCのソフトウェアであれば使用中の画面をそのまま見せることも可能です。こうした映像は紙の資料などと比べても、五感に訴え臨場感を高める効果も期待できます。

まとめ

今回は営業活動における動画の活用方法についてご紹介してきました。時間短縮や商品及びサービスの理解の促進を、人に依らず高い質で再現可能な動画を活用した営業スタイルは、コロナ禍という背景も手伝って今後ますます一般的な営業手法となっていくでしょう。冒頭で述べたような気持ちに訴える昔ながらの手法も大切ですが、あくまでも営業のための一つのツールとして捉え、是非皆さんも上手に動画を活用してみてください。
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