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映像制作・動画制作のコラム

2024年8月19日

アプリプロモーション動画とは?特徴や目的、制作のコツを紹介

アプリプロモーション動画とは?特徴や目的、制作のコツを紹介

アプリの認知度アップやダウンロード数の増加を目指すなら、アプリプロモーション動画が効果的です。アプリプロモーション動画は、多くの情報を伝えられるだけでなく、視聴者の共感を得られれば拡散される可能性があります。

とはいえ、アプリプロモーション動画の制作方法について詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、アプリプロモーション動画の特徴や種類、動画制作のコツなどを紹介します。アプリのダウンロード数が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

アプリプロモーション動画とは?

スマホアプリのダウンロード中
アプリプロモーション動画とは、名前のとおりアプリを紹介するための動画です。目的に合わせてアプリの使い方や魅力、世界観などをユーザーに伝えます。

クオリティの高い動画を制作するには専門知識や技術が必要ですが、一度完成すればほかの場面で使い回すことが可能です。

ただし、アプリプロモーション動画は制作目的によって動画の内容が変わります。ダウンロード数にも影響する可能性があるため、繰り返し使用したい方は制作目的を明確にして、期待する効果が得られる動画を作りましょう。

どのようなアプリにプロモーション動画が使用されているか

基本的にアプリプロモーション動画はどのようなアプリでも有効に活用できますが、現時点で使用率の高いアプリのジャンルはゲームやデザイン関連、運動の補助ツールなどです。

画面が頻繁に動くアプリの場合、スクリーンショットでは画質や実際の動作が伝わりづらいため、プロモーション動画を制作して利用者にアピールするケースが多いです。

また、これまでになかった新しいコンセプトや操作を要するアプリの場合も、イメージのしづらさをカバーするためにプロモーション動画を制作するケースが多くあります。

既存のサービスであっても、ほかに類似のアプリ製品が多く制作されている場合は、他製品との差別化や優位性をわかりやすく示すためにプロモーション動画が活用されます。

アプリプロモーション動画の特徴

多くの動画・画像素材のイメージ
アプリプロモーション動画は、以下のように4種類あります。


一つずつ解説していきます。

短時間で多くの情報を伝えられる

アプリプロモーション動画は、短時間で多くの情報を伝えることができます。

テキストや画像のみで紹介する場合は、アプリにどのような機能があるのかイメージしにくく、多くの情報を伝えようとすると膨大な文章量になってしまうでしょう。一方でアプリプロモーション動画は、言葉で言い表せない雰囲気やリアルな操作感まで届けられます。

編集次第ではさまざまな世界観も表現可能です。

SNSで拡散されやすい

動画コンテンツは、そのアプリ特有のストーリー性やユーモアを取り入れやすい性質があります。そのため、視聴者から共感を得られる動画を制作すれば、SNSで拡散される可能性が上がります。

拡散されたことで、もともとアプリの存在を知らなかった方が興味を持ち、ダウンロードされるケースもあります。

ただしSNSは拡散力が高い分、過激なコンテンツを制作すると炎上する恐れもあるため、注意しなければなりません。

ダウンロードや利用をうながせる

アプリプロモーション動画は、アプリを使ったときのイメージを簡単に伝えることができます。映像を通してアプリの内容をわかりやすく伝えれば、よりターゲットユーザーに刺さりやすくなり、ダウンロードの促進につながるでしょう。

また、アプリプロモーション動画は継続利用の促進も期待できます。「どのようなアプリなのか」「何ができるのか」などを紹介することで、インストール前後のギャップを減らすことができ、用途にマッチしたユーザーにダウンロードしてもらいやすくなります。

アプリプロモーション動画の種類と目的

アプリプロモーション動画は、以下のように4種類あります。


ここからは、それぞれの種類の特徴と制作目的、事例を紹介します。

ハウツー動画

ハウツー動画は、操作画面を見せつつアプリの使い方を説明する動画です。基本的な機能や操作方法、あると便利な機能などを伝えることを目的としています。

動画内容をわかりやすくするため、小さい文字を拡大して表示したり、画面をタップした箇所を強調したりするなど工夫を凝らして制作します。また、解説項目が多い場合は、ステップごとに複数のハウツー動画を制作するケースもあります。

以下は、スマートフォンと専用自販機を接続することでスタンプが貯まる「Coke ON(コーク オン)」のハウツー動画です。

本動画では、専用自販機の見分け方やアプリからの探し方を紹介したあと、利用手順を説明しています。アプリのアイコンをタップするところから接続完了までの様子を動画で紹介しているため、そのまま真似するだけで簡単に利用できます。

ティザー動画

ティザー動画は、アプリのリリース前に制作される動画です。視聴者の期待値を高めることを目的としています。情報の一部を伏せたり、制作段階の話を入れたりといった演出を加え、ユーザーの興味・関心を引き出します。

話題性のあるティザー動画を作れれば、SNSでも拡散されやすいでしょう。

以下は、有名なペンギンのキャラクターが登場するアプリのティザー動画です。

雰囲気に合った優しいBGMやナレーションとともに、キャラクターのさまざまな姿が映し出されています。事前登録をすることでもらえる特別なアイテムや登場するキャラクターに触れているのもポイントです。

ブランディング動画

ブランディング動画は、アプリおよび企業の理念・ビジョン、世界観を表現する動画です。ターゲットユーザーの共感や信頼を得て、心のつながりを築くことが目的で作られます。

ブランディング動画を成功させるには高い技術力が求められますが、成功すれば競合他社との差別化を図れるでしょう。ティザー動画と同様、ブランディング動画もSNSで拡散されやすい特徴があります。

以下は、サントリーが提供する法人向け健康アプリのブランディング動画です。

ハードな運動・食事制限の難しさに触れつつ、ハードルの低い健康行動のタスクを紹介しています。さまざまなタスクを想定したイラストがコロコロと移り変わり、視覚的にわかりやすくなっています。

広告動画

広告動画はアプリの宣伝・紹介を行ない、ダウンロードにつなげるための動画です。動画内ではアプリの基本機能や使い方、利用シーン、メリットなどを紹介します。

アプリのダウンロードにつなげられるよう、広告動画ではダウンロードページへ誘導したり、ダウンロードにいたるまでの導線を設計したりする必要があります。

以下は、学習支援アプリの広告動画です。

生徒一人ひとりの理解度の違いに悩む先生目線でストーリーを展開しており、アプリの使い方やメリットを紹介。最後には、アプリを導入したことで積極的に勉強に取り組む生徒の様子が見られます。

アプリプロモーション動画の公開先

アプリプロモーション動画の公開先は複数あります。公開先によって特徴やアプローチできるユーザーなどに違いがあるため、うまく使い分けるとよいでしょう。

ここでは、おもな公開先とその特徴を紹介します。

特徴
自社ホームページ ●自社が提供する製品・サービスに関心のあるユーザーへ訴求できる
●ある程度の集客力がないとCV獲得は難しい
ランディングページ ●ページ上部にアプリプロモーション動画を設置することで、再生してもらえる可能性が高まる
●ダウンロードボタンは動画付近に設置すると良い
アプリのダウンロードストア ●アプリをダウンロードしようか迷っている方がアクセスするため、成果につながる可能性が高い
●利便性や魅力などを訴求し、ダウンロードを後押しするようなアプリプロモーション動画を制作すると良い
Web広告 ●動画の尺が限られていることもあるため注意が必要
●アプリにまったく興味のない層にも表示されることがあるため、短時間でユーザーの心を惹きつけるような動画が望ましい
SNS ●SNSによって利用者の傾向が異なるため、ターゲットユーザーに合わせたSNSの選定が重要
●短い尺の動画が好まれる傾向にある
YouTube ●さまざまな動画を投稿することで、ファンを作れる可能性がある
●あらゆる動画が日々投稿される媒体のため、CVを獲得するにはSNSも活用するのが望ましい

アプリプロモーション動画制作の4つのコツ

スマートフォンと電球
効果的なアプリプロモーション動画を制作するため、以下コツを押さえておきましょう。

実際の操作画面をしっかりと見せる

アプリプロモーション動画を制作する際は、実際の操作画面をしっかりと見せるようにしましょう。視覚と聴覚に訴えかけられるため、テキストや画像のみで表現するよりもアプリの機能が伝わりやすくなります。

実際に操作したときをイメージしやすくなることで納得感が増し、ダウンロードにもつながります。

また、ゲームのプロモーション動画の場合、ユーザーは世界観やグラフィック、ストーリーなどが自分の好みに合っているかをチェックします。映像で伝えたほうがイメージしやすい要素ばかりなので、プレイ動画は必ず含めるようにしましょう。

ターゲットに合わせた動画にする

生活に役立つアプリや気軽に勉強できるアプリなど、さまざまなジャンルのアプリが存在します。同じゲームアプリでも、時間をかけてやり込むタイプもあれば、暇つぶしに適したタイプもあるでしょう。

しかし、どのアプリにも共通して言えるのが、操作する人が必ずいるということです。
そのため、アプリのダウンロード数を増やすには、ターゲットユーザーに合わせた動画の制作が不可欠です。

例えば生活・健康に役立つアプリを紹介したい場合、「日頃から適度な運動を心がけ、軽い食事制限もしている方」と「在宅ワークで休みの日も自宅で過ごすことが多く、お腹がすいたタイミングで食事している方」では、アプリの訴求ポイントが大きく変わります。

動画の方向性の齟齬をなくすためにも、ターゲットユーザーを明確にしたうえで、アプリプロモーション動画を制作することが重要です。

操作説明はリズミカルにする

動画コンテンツは短時間で多くの情報を伝えられますが、たくさんの情報を詰め込みすぎると、かえって何を伝えたいのかわかりにくくなってしまいます。途中で視聴者が飽きて離脱されてしまう可能性もあります。

そのためアピールしたいことを絞っておき、なるべく短時間でテンポの良い動画を作ることをおすすめします。具体的な時間はアプリプロモーション動画の公開先にもよるものの、30秒~2分程度を一つの目安にしておくとよいでしょう。

動画のテンポを良くするには、画面の切り替えやテロップの挿入などをうまく活用するのがポイントです。

ダウンロードを誘導するシーンを入れる

動画の最後に実際にダウンロードしているシーンを入れるのも有効です。

例えば、ダウンロードサイトの検索窓にアプリの名前を入力して出てきたアイコンをタッチし、ダウンロードのボタンを押す、といった様子を動画に入れておきます。こうしたシーンを入れておくと、アプリのダウンロードを促進する効果が期待できます。

アプリプロモーション動画の制作方法

様々なアプリのイメージ
アプリプロモーション動画の制作方法は2つあります。


かかるコストや求められる技術などが異なるため、自社の状況に適したほうを選択しましょう。

自社で制作する

自社でアプリプロモーション動画を制作する場合は、一般的に以下のような流れで進めます。

  1. 1.企画:制作目的、ターゲットユーザー、スケジュールなどを決定する
  2. 2.撮影・素材購入:実写素材を使用する場合は素材の撮影、イラスト・画像を使用する場合は素材の購入もしくは作成を行なう
  3. 3.編集:素材をもとに編集する


ただし、高クオリティなアプリプロモーション動画を制作するには、専門的な技術や有料ソフト・ツールなどが必要です。スマートフォンで制作することも可能ではありますが、どうしてもクオリティに差が出てしまいます。

アプリへの印象を下げないためにも、クオリティの低いアプリプロモーション動画の公開は避けたほうが無難です。自社ですべて制作するべきかどうかは、慎重に判断をしましょう。

制作会社に依頼する

動画制作のノウハウが自社にない場合は、制作会社に依頼するのがおすすめです。企画段階からプロに相談できるだけでなく、なかには動画公開後のフォローを行なっている会社もあります。

制作会社を選ぶ際は、制作実績や過去の事例を確認してみてください。制作実績が豊富な会社であればさまざまな状況に対応でき、自社に適した提案をしてくれる可能性が高いでしょう。

まとめ

アプリプロモーション動画は、制作目的によって動画内容が変わります。自社アプリのダウンロードにつなげるためには、ターゲットユーザーや制作目的を明確にしたうえで動画制作に取りかかることが大切です。目的が曖昧のまま制作をすると、何を伝えたいのかわからない動画になってしまいます。

また、動画制作には自社で制作する方法と外部へ依頼する方法がありますが、自社での動画制作が難しい場合は、プロへの依頼を検討しましょう。

Shibuya Movieであれば、ターゲットユーザーに刺さるアプリプロモーション動画の制作が可能です。クオリティの高い動画を目指したい方は、お気軽にお問い合わせください。

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