映像・動画制作会社・渋谷ムービー

0120-975-4780120-975-478

Column
映像制作・動画制作のコラム

2020年2月25日

「もっと便利」を実現させる、コンビニが仕掛けるデジタル戦略

「もっと便利」を実現させる、コンビニが仕掛けるデジタル戦略

皆さんはコンビニエンスストアの動画広告についてどう思いますか?
漠然とした質問に戸惑われた方も多いかと思いますが、あえて漠然とした質問を投げかけたのには理由があります。

動画広告が凄まじい速度で普及していく中、その利用価値に数多の業界(企業、団体、自治体など)が注目し、我先にとYouTubeの広告枠を取り合ったり公式チャンネルを作りメディアミックスの動きを取る一方で、コンビニ業界はどちらかといえば落ち着いた態度を取っている向きがあり、その流れに積極的に参画しているわけではないようです。一方でテレビCMの印象は非常に強く、皆さんも大手チェーンのコピーフレーズを一つくらいはご存知ではないでしょうか。しかし、ネット上での動画広告という点では今ひとつ印象が薄いのには理由があります。

一つはネットを頻繁に利用する層とコンビニの利用者層が被っているということ。新規獲得を狙うなら別の媒体が望ましいということですね。そしてもう一つは、コンビニ商品のレビューがYouTuberの間で一つの定番企画として流行していることが挙げられます。コンビニ商品のレビュー動画は一つの人気コンテンツとしてトップYouTuberからルーキーYouTuberまで、あらゆる層のYouTuberが取り上げている企画になっています。

また、視聴者にとっても非常に身近なトピックなため、人気もあり視聴回数も安定して伸びる(何度も再生される)企画となっています。30代くらいまでの層にとっては、ネットでのコンビニ関連動画と言ってまず思い浮かべるのはYouTuberの企画動画ということになるでしょう。

このように、コンビニエンスストア側からではなく利用者側からの自発的な発信によって、既に広告の役割を果たすコンテンツが作られ発信される仕組みが根強い形で形成されているのです。
そうした流れの中で、最大手コンビニチェーンのセブンイレブンはYouTubeにおいて新たな試みを始めています。今回はそうしたセブンイレブンの新たな動画広告の戦略についてご紹介していきたいと思います。

セブンイレブンの試み

コンビニエンスストアの大手チェーンであるセブンイレブンは、YouTubeの公式チャンネルを開設しました。そこでアップロードされている動画は、これまでコンビニを利用しなかった、もしくはこれからコンビニを利用するであろう新規の顧客層に向けたPR動画となっており、これまで制作していたテレビCMとは違った企画動画を発信しています。以下、その事例をご紹介していきます。

・外国人向けの紹介動画

こちらは外国人観光客向けのハウツー動画のシリーズの一つで、近年話題となっている「セブン カフェ」の利用方法を紹介する動画となっています。このシリーズは英語、中国語、韓国語で同じ内容の動画が用意されています。他にもATMの利用方法やフランクフルト、おでんなどのホットスナックの購入方法などがわかりやすく紹介している動画がアップロードされており、増加の一途を辿るインバウンド対策の一端を担う内容になっています。海外旅行の経験がある方などはおわかりになるかもしれませんが、異国の地では些細なことでも不安になってしまうことがあるため、母国語で紹介されている動画があるのは非常に心強く安心感が湧きます。

・ジャニーズとのコラボ動画

こちらはジャニーズJr.チャンネルからアップロードされているいわゆるコラボ動画になります。健康志向の方からは敬遠されがちなコンビニですが、この動画ではコンビニの商品=健康に良くないというイメージを見事に払拭しています。

まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか。テレビではコンビニのCMをよく見かけるのに、ネットの動画広告となると意外にイメージが湧かなかった方も多いのではないでしょうか。今回はセブンイレブンの動向をもとにその理由を推測して参りましたが、ネットの動画広告で新規顧客へのPRをしていくセブンイレブンの動きには今後も注目です。今後はその他の大手チェーンも公式チャンネルを開設し、ますます熾烈な戦いがネット上でも繰り広げられそうです。