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映像制作・動画制作のコラム

2019年6月21日

思わず足を止めたくなるインストア動画の作り方

思わず足を止めたくなるインストア動画の作り方

最近では、少し繁華街を歩けば大きな屋外モニターや派手なサイネージを見る機会が増えました。動画を用いた動く広告がどんどん一般化する中で、いかに他と差別化するかが重要です。
今回は、店舗内を飾るインストア動画を作るときのコツやポイントをまとめていきます。

そもそもインストア動画とは何か、どう使われているか

デジタルサイネージが多種多様な場面で活用されていますが、インストア動画もその一種です。デパートや駅前の大型ビル、繁華街に設置された大型看板が次々と大型ビジョンに変わったように、現在は店内のポスターやPOPが続々とデジタル化されています。店内のデジタルサイネージにもいくつか種類はありますが、その中でも特に力を入れて作られているものがインストア動画です。

インストア動画は「商品に一番近い広告」と言われおり、ブランドやショップイメージを伝える、最もプッシュしたい商品の使用方法や使用例(衣服であればTPOに合わせたコーディネート例、生鮮食品であれば調理方法など)を伝える、また商品の成り立ちや生産工程を説明するなど、さまざまな用途で設置されています。つまりインストア動画とは、顧客に対して一番伝えたいことを、その場で端的に分かりやすく表現するツールなのです。

初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
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インストア動画を制作する際のポイント3つ

購買意欲に直接訴えかけるインストア動画。動画広告とは言え、インターネットやSNSをターゲットとした動画とはまた違った性質を持っています。
そんなインストア動画を実際に制作する際に気をつけたいポイントは以下の3つです。

1.短い尺の中で印象付ける、メリハリある色使い
2.目にとまりやすいテロップ作り
3.映像の比率で注目を集める

それぞれについて解説していきます。

1.短い尺の中で印象付ける、メリハリある色使い

短い尺の中で、どう惹きつけるかというアイデアはコマーシャル動画の基本ですが、とりわけインストア動画は店内で品物を物色しながら行き交う顧客を対象にしています。落ち着いた場所で腰を据えて見られるわけではない、むしろ多くの場合は通りすがりに目を向けられる媒体だということを意識して構成することが必要です。インストア動画の最初の目的は、視界に入り注意をひき、足を止めてもらうことです。そこで有用なのはついつい注視してしまう鮮やかな色合いやメリハリのある展開です。単にたくさんの色を使用して派手にするのではなく、同系色で綺麗にまとめる類似トーンや、反対色でビビッドに彩る対象トーンを用いればグッと目をひきやすくなります。

2.目にとまりやすいテロップ作り

文字情報を入れる際には、瞬時に判別できる程度のボリューム(できれば1節が一行に収まる程度)で、テロップ文字と背景の境界線をはっきりさせるなどの工夫が必要です。電光掲示板がそうであるように、大きくシンプルに映される言葉は強い力を持ちます。見やすさ、分かりやすさを念頭に、インパクトある言葉選び、テロップ付けで注目度の高いデジタルサイネージを作ってみましょう。

3.映像の比率で注目を集める

私たちが普段目にする動画は、やや横長のアスペクト比16:9のHDTVが主流です。テレビやYouTubeなどの動画配信でおなじみのサイズがそれです。多くの動画は16:9を意識した構図で制作されていますが、インストア動画広告を筆頭としたデジタルサイネージでは異なるアスペクト比を用いる例がたくさんあります。現在インストア動画やデジタルサイネージ用に出回っているモニターの中には正方形や縦長、超小型のものなど種類が豊富なためです。店舗内の設計に合わせてモニターを選び、そこから動画の構成を組んでいくというのも一つの手段と言えます。

最後に

これは多くのコマーシャル動画について言えることですが、コマーシャルの用途である以上、制作者側は常に視聴者の目線で考えることが求められます。ブランドや商品の性質とターゲットとする購買層が求めている情報。「伝えたいこと」と「知りたいこと」のバランスが取れた内容にまとめることも、効果を最大限にするためには重要な要素となります。こちらを踏まえた上で、是非今回紹介したテクニックを動画作成に活かしていただければ幸いです。

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