映像制作・動画制作のコラム
2019年4月23日
PR動画はこうやって作ろう【アパレルブランド編】
動画が簡単に見られるようになって、アパレル店や個人ブランドのPRも劇的に変わりました。それまでカタログ的な画像しかなかったものが、ランウェイさながらにモデルが動く様子が見られるようになったからです。
しかし、どのように作ってどんなポイントに注意したらよいのか、まだまだ分からないことが多いのも事実。そこで、今回はアパレル店や個人ブランドのPRも動画のポイントを考えましょう。
洋服を着てアクションさせる
従来の画像によるカタログと比べて動画が有利な点は「動く」ということです。「そんなの当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、実際に既存のアパレルのPR動画を見てみるとこの利点を忘れているかのような動画が多く見受けられます。
ありがちな失敗は、ファッションに身を包んだモデルは動かず(もしくは回転する程度)、カメラがパンしたりズームしたりしてアクションをつけているパターンです。
洋服を買ってもらいたいのなら、その洋服を着たモデルを歩かせたり走らせたり、座った状態から立ち上がらせたりといったアクションを見せるべきです。実は、洋服を着たモデルが動くことで様々な情報を視聴者に伝えることができるのです。
つまり、その服を着て動きやすいか、体にフィットしているか、裾が風になびく様子は美しいか、といった情報をアクションで伝えるのです。
人は洋服を着て必ず動きますが、動いた時に服がどう振る舞うかは実際に着てみないとわかりません。動画ならばそれを伝えられるのに、モデルを立たせているだけだったり、ランウェイを歩かせるだけだったりというアクションでは、その洋服の振る舞いを見せることはできません。
洋服を着てアクションをするシーンは必須です。これはアクセサリーやバッグなども同様です。それらが歩いた時にどう振る舞うかは重要な情報なのです。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
脱いだり着たり、付けたり外したりも必須
モデルが洋服を脱いだり着たり、アクセサリーを付けたり外したりといったアクションも、視聴者に大切な情報を伝えるアクションです。
肌着のCMなどでその様なシーンを良く見かけますが、これはおしゃれだからやっているのではなく、視聴者に肌触りなどの情報を与えるための演出なのです。
コートなども脱ぎ着しているシーンを加えると、着る時のひっかかりは無いか、スムーズに脱げるか、アクセサリーなども脱着が容易か、という情報を得ることができます。
ブランド訴求にはトンマナが重要
前段までは商品を訴求する要素でしたが、店舗やブランド自体のイメージをUPさせることも重要です。そのためにはまずトンマナを意識した演出を心がけましょう。
トンマナとは「トーン&マナー」の略で、様々な広告媒体でイメージを統一させる戦略のことです。
そのブランドや商品群は、どのような年代の人のどんな生活レベルの人に訴求したいのか、さらにブランドのファッション性を象徴するシーンやカラーは何なのか?広告媒体で統一して、PR動画もそれに合わせる必要があります。
例えば年齢高めの富裕層が、大事なパーティーに出るようなブランドイメージならば、カタログも広告写真もPRも、大人の女性がパーティーに出ているシーンで演出を統一すべきです。
動画だけ、スタジオでモデルが回転している映像ではトンマナが崩れます。
できれば、登場するモデルもカタログや動画と同じ人物が良いでしょう。その人物が魅力的であれば、ブランドイメージがそのモデルに集約されるので、後々の広告戦略も立てやすくなります。
そのようなモデルのブッキングにお悩みならば、動画の制作も含めて是非私たちShibuya Movieにご用命ください。カタログや写真広告とトンマナを意識した動画戦略を立てさせていただきます。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
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企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。