映像制作・動画制作のコラム
2023年10月19日
かっこいい商品紹介動画の事例と制作時に意識すべきポイントを映像のプロが解説
近年は動画視聴サービスやSNSの普及により、視聴者の目を引くようなかっこいい商品紹介動画を公開する企業も増えてきました。インターネット上だけでなく、イベントや展示会などのビジネスシーンにおいても、企業のかっこいい商品紹介動画を目にする機会は多いのではないでしょうか。
動画は短い時間で多くの情報を伝えられるツールであり、まだ制作をしていない企業は戦略的に制作・活用することで新規顧客の獲得や成約率アップなどを目指せます。
ここでは、かっこいい商品紹介動画の事例や制作時のポイントを解説します。他社のかっこいい商品紹介動画を見て、自社でも制作してみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
かっこいい商品紹介動画の事例
まずは、実際に公開されているかっこいい商品紹介動画の事例をいくつか紹介します。
株式会社GREEN RUSH BY WEED様:gym編
https://shibuyamovie.tokyo/works/service/040/
こちらはShibuyaMovieで制作した事例になります。
照明を落としつつ、服の色やジム用品などの小道具もブラックで統一することによって、スタイリッシュさを演出。
また、動画前半でキャストならではの躍動感を十分に押し出した後、後半では商品を使用してくつろぐキャストの姿を捉えています。このギャップにより商品の持つリラックス効果を際立たせる構成です。
タカノ株式会社:機械編
https://shibuyamovie.tokyo/works/service/057/
こちらもShibuyaMovieで制作した事例になります。
文字による情報量を必要最小限に抑えることで、スタイリッシュさを演出しつつ最もアピールしたい製品にフォーカスした構成となっています。
各機械の使用シーンがふんだんに盛り込まれているため、高い技術力も伝えます。
パナソニック株式会社: LUMIX GH6 商品紹介動画 【パナソニック公式】
https://www.youtube.com/watch?v=CgqmtHNSydE
ここからはShibuyaMovie以外で制作されておりますサービス紹介動画の事例となります。
ダイナミックなカメラワークやスローモーションを組み合わせて商品機能をわかりやすく紹介している動画です。
近未来を意識したBGMやエフェクトを取り入れることで、商品のキャッチコピーである「新次元」のイメージを補完し、次世代のカメラとしてスペックの高さもアピール。商品の強みが明確に伝わる動画に仕上げています。
株式会社 青木刃物製作所:【商品紹介/ Product】堺孝行 – 黒影 / SAKAI TAKAYUKI – KUROKAGE
https://www.youtube.com/watch?v=Gh9mN_OgO5k
インパクトのあるBGMと映像により独創的な世界観を演出した包丁の紹介動画です。
動画前半では職人を全面に押し出すことで確かな技術力と信頼性をアピール。その後、最小限の商品スペックのみを情報として伝えることで商品に注目させる構成です。動画全体を通して“和”の持つかっこよさを存分に取り入れつつ、揺るぎないブランドイメージも表現しています
パナソニック株式会社:[Technics AZ80]プロモーションムービー 30秒【テクニクス公式】
https://www.youtube.com/watch?v=FBpN8yM7Dl0
30秒の短さに商品の魅力を詰め込んだプロモーションムービーです。
商品のワイヤレスイヤホンを着けた瞬間、駅構内という普段の日常から一変。コードに縛られない浮遊感と商品の強みである高音質が別世界へと誘う演出になっています。
また、カラーをベビーピンクで統一することで、女性に親しみのある動画に仕上げています。
トヨタ自動車株式会社:【SIENTA】商品紹介「デザイン」篇
https://www.youtube.com/watch?v=xVt1vAzqNNc
商品のデザインにフォーカスした紹介動画です。文字による情報が抑えられていることで、商品のデザインや質感が際立つ構成となっています。
リズミカルなBGMや手書き風の文字フォントが商品をより身近に演出しています。
その他の商品紹介動画の事例は以下でご確認いただけます。
商品/サービス/集客 動画の制作事例・実績 | 動画制作のShibuya Movie
商品紹介動画とは
商品紹介動画とは、音声やアニメーションなどさまざまな映像技術を駆使して商品の特徴や魅力を紹介するビジュアルコンテンツのことです。ビジュアルコンテンツには、写真やイラストなど視覚的な表現が可能な多くのコンテンツが含まれますが、動画も例外ではありません。
動画は文字や静止画よりも多くの情報をよりリアルに表現でき、スマートフォンが普及した現代において、なくてはならないマーケティングツールともいえます。
商品紹介動画には、大きく分けて次の3つの種類があります。
- ●商品の使い方を解説する動画
- ●ブランドイメージをアピールする動画
- ●商品を紹介する動画
商品紹介動画について詳しくは、以下で解説しています。
商品の使い方を解説する動画
あまり普及していない新商品や新サービスに適しています。動画の方向性が明確なため、訴求しやすい特徴があります。
ブランドイメージをアピールする動画
すでに商品が認知されている企業に適しています。視聴者の関心や興味を引くようなハイクオリティの動画にすることで、施策効果を得やすくなります。
商品を紹介する動画
ユーザーの課題解決を軸に構成される動画です。動画にユーザー目線のストーリー性をもたせることで商品の魅力が引き立ち、購買意欲の向上につながります。
さまざまな場所で動画を活用できる
商品紹介動画の活用シーンは多岐にわたり、一度制作すると以下のような場所で繰り返し活用できます。
- ●自社の公式サイト
- ●YouTubeチャンネル
- ●SNS
- ●展示会などのイベント
上記のような場所で商品紹介動画を発信すると、動画が話題を呼んで企業や商品の認知が拡大したり、新規顧客や見込み顧客にリーチできたりする可能性があります。
かっこいい商品紹介動画を作る際に意識すべきポイント
かっこいい商品動画を作るためには、以下のポイントを押さえることが大切です。
- ●ペルソナを設定する
- ●視聴者目線で動画を作る
- ●よりペルソナに近い第三者の意見を聞く
ペルソナを設定する
年代や性別、視聴者のバックグラウンドなどによって「かっこいい」と感じるポイントは異なります。
かっこいい商品紹介動画だと認識してもらい、商品の魅力をしっかり伝えるためにも、自社の商品がどのような人物をターゲットにしているのか、どのような層に利用してほしいのかといったペルソナを設定しましょう。
年代や性別といった大まかなターゲット設定とは異なり、ペルソナ設定では趣味や悩み、家族構成など細かな情報まで設定することが大切です。
視聴者目線で動画を作る
自分たちが伝えたいことを前面に出すのではなく、視聴者の目線に立った構成でストーリーを作り、商品紹介を行ないましょう。
どんなにかっこいい映像や編集でも、視聴者の共感を得られないと離脱の原因となります。
動画の序盤で視聴者が抱える悩みや課題を提示すると共感を得やすく、最後まで動画を視聴してもらえる可能性が高まるでしょう。
よりペルソナに近い第三者の意見を聞く
「かっこいい」というポイントは抽象的であり、自分たちがかっこいいと思っても、実際に視聴者がかっこいいと感じるとは限りません。
そのため、商品紹介動画を作る際は企画や構成ができた段階で、社内でできるだけ多くの意見を集めましょう。
その際、ペルソナに近い第三者の意見を動画に取り入れることで、ターゲットに刺さりやすい動画となります。
まとめ
かっこいい商品紹介動画は話題性があり、SNSを中心に共有・拡散されやすい傾向があります。ただし、商品紹介動画においては万人受けよりもターゲットに刺さるかっこよさを重視することが大切です。
他社に引けをとらないかっこいい商品紹介動画を制作したい、活用しやすく費用対効果の高い商品紹介動画を作りたいと考えている方は、ハイクオリティかつリーズナブルな映像制作が可能なShibuya Movieまでぜひご相談ください。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
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