映像制作・動画制作のコラム
2023年8月25日
かっこいい採用動画の事例や動画を作る際の重要なポイントについて解説
近年の就職活動ではインターネットを利用して企業情報を得ることが一般的です。ブランドPRや求職者へのメッセージを織り交ぜたかっこいい採用動画の制作を目指している企業も多いでしょう。
企業の魅力を効率良く伝えるために採用動画は非常に有効です。とはいえ、制作するにはどのような構成にすればよいか悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際に制作されたかっこいい採用動画の事例や、制作すべき理由、制作するうえで重要なポイントを解説します。かっこいい採用動画の制作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
かっこいい採用動画の事例9選
近年の採用動画のトレンドは、ドローンを使用した臨場感ある映像、企業の裏側や社員の内に秘められたリアルな本音といった要素が挙げられます。
こうしたトレンド要素を盛り込むことで、単なる企業の紹介動画ではない、よりかっこいい採用動画になるでしょう。
かっこいい採用動画の制作を検討している場合は、自社の魅力や伝えたいメッセージを表現するために、さまざまな企業の採用動画を参考にして、イメージを膨らましていきましょう。
以下では、Shibuya Movie(株式会社ジャシック)が実際に制作した、かっこいい採用動画をまとめています。
as partners様
https://shibuyamovie.tokyo/works/recruit/024/
映像時間 :2分2秒
課題・目的:応募者数の増加、質の高い求職者の募集
ポイント :
「介護」という職種に対するマイナスイメージを払拭するように工夫しています。介護はかっこいい仕事であり、ビジネスとしての「介護職」を知ってほしいという意図から、介護系の動画によくある介護シーンは一切撮影せず、職員のインタビューのみで構成しました。
また、企業が求める人材に近い思想の社員を起用し、撮影しています。
※介護業をビジネスとして考え、今後マネジメント面を任せていけるような人材。
アルバック販売株式会社様
https://shibuyamovie.tokyo/works/company/004/
映像時間 :2分50秒
課題・目的:企業知名度の拡大、応募者数の増加、質の高い求職者の募集
ポイント :
アルバック販売株式会社様は、アルバックグループで親会社が生み出す製品や技術の販売がメインの「営業会社」という立ち位置です。製品を生み出す会社ではないことで、社員はネガティブ意識を持っていました。
しかしShibuya Movieでは、「技術やモノをつくれなくても、その技術や技術を生み出した人、そしてその技術を必要とするお客様とをつなげられる存在」であると考えました。動画では、「嫉妬と自信」というキーワードで、社員が内に秘めている想いをメッセージ性の強いナレーションをベースに映像で表現しました。
株式会社トリニアス様
https://shibuyamovie.tokyo/works/company/055/
映像時間 :1分18秒
課題・目的:自社へ興味を持ってもらう、ターゲット層(成長したい意欲をもつ学生)に響く動画内容
ポイント :
「将来、経営層へ上り詰めたい」という意欲をもった学生を採用するために制作しました。意欲のある学生に、トリニアス様に対して憧れと興味を持ってもらえるよう、社員が働く姿をキャッチーにスピード感をもって表現しています。
MOXY Osaka Honmachi様
https://shibuyamovie.tokyo/works/service/027/
映像時間 :1分39秒
課題・目的:外国人観光客をターゲットとした新規顧客獲得
ポイント :
ホテルの特徴である「エンターテイナー」性をよりアピールできるような制作をしました。実際に提供できるサービスの映像を流し、楽しみながら宿泊できることを表現しています。
株式会社fuzz様
https://shibuyamovie.tokyo/works/recruit/050/
映像時間 :3分5秒
課題・目的:技術力のあるプログラマーの採用
ポイント :
プログラマーと呼ばれる職業に対して「憧れ」を感じられる動画をイメージしています。
実際に自社で開発しているサービスを紹介することで、より視聴者に親和性を持ってもらえるようにしています。
株式会社メガ
https://shibuyamovie.tokyo/works/recruit/023/
映像時間 :2分54秒
課題・目的:応募者数の増加
ポイント :
学生が見慣れているインタビュー映像(会社の雰囲気の良さ、社員の人の良さ、仕事のやりがいなどをまとめたもの)にならないよう、カメラワークに変化をつけてパルクールを活用し、キャッチーな演出にしました。最後まで飽きさせないかっこよさを追求して制作しています。
他の採用動画の事例については以下のページで確認できます。
採用 動画の制作事例・実績
Shibuya Movie以外の採用動画で、かっこいいと感じられる動画を以下でいくつか紹介します。
化学品商社様
https://www.youtube.com/watch?v=5-7Oq8byz9E
映像時間:1分10秒(ダイジェスト)
制作会社:デザメリア
ポイント:
アップテンポな音楽とともに、社員の出社シーンや仕事をする姿を映しています。音楽と背景の映像をリンクさせることで、よりスタイリッシュな動画となっています。
楽天グループ株式会社様
https://www.youtube.com/watch?v=OBXdGxomeTU
映像時間:1分53秒
制作会社:不明
ポイント:
グローバル企業でもある楽天グループらしく、英語でのMTG風景を撮影するなど、多国籍な企業文化をアピールしています。
また、出演する社員がそれぞれ「何を目指しているのか」を手書きで書くことで、より親和性を高める演出となっています。
佐川急便株式会社様
https://www.youtube.com/watch?v=s9EJtT3YcSo
映像時間:2分13秒
制作会社:不明
ポイント:
赤ちゃんから子供、そして大人になるまでの一人の人生を追いかけ、最終的に就職をして働いている姿までを表現しています。
新卒ならではのミスや苦労を経験し、一人前に成長してくストーリーテイストの演出となっています。
企業がかっこいい採用動画を制作すべき理由
求人広告やパンフレットでは伝えきれない部分も、かっこいい採用動画なら企業の個性やブランドを織り交ぜながら表現できます。
求職者の応募が少ない、企業が求める人材が集まらないなど、採用活動における課題がある場合も、問題解決を前提にかっこいい採用動画を制作することでこれまでとは違ったアプローチができるでしょう。
採用動画にはさまざまな魅せ方がありますが、かっこよさにこだわることで、ほかにも以下のようなメリットがあります。
他社との差別化ができる
かっこいい採用動画は企業の個性を全面に押し出し、見る人に強いインパクトを与えます。採用動画を制作していない企業や、汎用的な採用動画の企業と比べると、自社の強みやブランドイメージを鮮明にアピールでき、他社との差別化につながるでしょう。
採用活動にかける熱意や企業のビジョン、求める人物像といった要素を取り入れることで、同業他社と被らない唯一無二の採用動画を作れます。
自社の社員を印象付けることができる
自社の社員が出演することで、仕事の様子や社内の雰囲気、社員の人柄などをリアルに伝えられます。さらに、さまざまな映像技術や音楽を組み合わせることで、求職者にポジティブな印象を持ってもらえるでしょう。
突出した個性がない企業も、福利厚生や社外活動、企業風土など、求職者が魅力に感じる要素があるはずです。そういった要素を動画に取り入れることで、企業やそこで働く人々に興味を持ってもらいやすくなります。
SNSでの拡散が期待できる
かっこいい採用動画は、SNSで配信することで拡散できます。多くの人の目にとまれば、認知度の向上が期待できるでしょう。
応募者数で伸び悩む企業も、企業で運用しているSNSでかっこいい採用動画を拡散できれば、より多くの求職者にアプローチ可能です。企業のブランドの認知度やイメージアップにもつながります。
採用動画の制作ならShibuya Movieにお任せください。
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かっこいい採用動画を作るときの重要なポイント
採用動画を制作する際は、以下のような要素を取り入れるとかっこいい印象を与えやすくなります。
- ・英語を使う
- ・ナレーションを入れる
- ・CGを駆使する
- ・インパクトの強いシーンを作る
- ・壮大な音楽を使用する
しかし、かっこいい採用動画にしようと表現ばかりに注力した構成になってしまうと、肝心なメッセージが伝わらなかったり、一貫性のない動画になってしまったりする可能性があります。
企業が伝えたい内容を誰にでも伝わるように表現したうえで、次の4つのポイントを特に重視しましょう。
伝えたいメッセージを明確にする
企業の認知度アップや応募者数の増加など、採用動画を制作する目的は企業によって異なります。企業が一番伝えたいメッセージは何か、事前に明確化しておきましょう。
採用動画内で表現するメッセージを一つに絞ることで、ストレートなかっこよさが引き立つ採用動画となります。メッセージは求職者に最も伝えたいことが、シンプルにまとまっているのが理想です。
メッセージがまとまらず伝えたい内容がブレた状態では、採用動画そのものの印象が弱まってしまうため注意しましょう。
高い映像クオリティ
採用動画の方向性に合わせたCGやエフェクトなどの活用で、魅せ方が自由にアレンジでき、高い映像クオリティの採用動画を制作できます。アニメのような演出や動きを表現したり、映像技術を駆使したりして登場人物やモノの魅力を高めるような表現を考えましょう。
BGMや効果音のほか、映像中に別の映像や静止画を挿し込むインサーカットを活用するといった工夫も有効です。
動画に物語性を作る
物語性のある採用動画にすることで視聴者を動画の世界観に引き込みやすくなります。主人公を設定する、ドラマチックな展開にする、ドキュメンタリー型にするなど、伝えたいメッセージに合わせたストーリーを考えてみましょう。
シネマ調のフィルタリングでノスタルジックな雰囲気を出したり、細かくシーン割りをして短編映画のように構成したりするのも効果的です。
メリハリのある動画をイメージする
寄りと引きを組み合わせたり動画自体に動きを入れたりすることで、動画にメリハリが生まれます。視点やアングルに動きのない採用動画はテンポが悪く、離脱につながるため注意しましょう。
視聴者を最後まで飽きさせないよう、適度なシーンの切り替えや効果音、BGMを使いメリハリを出す工夫が有効です。
かっこいい採用動画を作るならShibuya Movieへ
Shibuya Movieでは、企業が目指すゴールや伝えたい想いをシネマティックな映像の採用動画で表現します。かっこいい採用動画をはじめ、商品・サービス・集客や会社紹介などの幅広いジャンルに対応し、制作のすべての工程をワンストップで行なっています。
プランは、予算に合わせて「Entry Plan」「Light Plan」「Basic Plan」「Premium Plan」の4プランから選ぶことができ、いずれも企画構成は無料です(「Entry Plan」のみ内容により有料)。
費用の詳細については、以下からご確認ください。
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リアルな職場、臨場感あふれる作業風景、働く従業員たちの空気感など、Shibuya Movieではこれまでに、さまざまな企業のハイクオリティな採用動画を仕上げてきました。
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まとめ
かっこいい採用動画は、汎用的な採用動画との差別化を図り、求職者の印象に残りやすいメリットがあります。また、完成した採用動画をSNSで発信することで、企業やブランド認知度の向上やイメージアップにもつながるでしょう。かっこいい採用動画の制作には、まずは最も伝えたいメッセージを明確化させましょう。内容をストーリー仕立てで構成したり、さまざまな技術と組み合わせて映像クオリティを高めたりする工夫も大切です。
他社と一線を画すかっこいい採用動画を制作し、スムーズに採用活動を進めていきましょう。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
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