映像制作・動画制作のコラム
2022年7月19日
最近よく聞くスパチャってなに?YouTubeのスパチャ機能やライブ配信時の注意点を解説
動画配信、ライブ配信が隆盛を極める昨今、”スパチャ”という言葉を耳にすることが増えてきましたが、皆さんはこの言葉が一体何を意味するかご存知でしょうか。”スパチャ”はYouTubeのライブ配信で収益を上げるための一つの機能のことなのですが、今回はこの”スパチャ”についての詳しい解説と併せて、ライブ配信をする際の注意点も紹介していきたいと思います。
目次
スパチャとは!?
YouTubeライブ配信中の視聴者から配信者へのギフティング機能(いわゆる”投げ銭機能”)のことを”スーパチャット”と言います。今回のテーマとなっている”スパチャ”は、この”スーパーチャット”の略称のことで、その名の通りライブチャット機能と連動したギフティング機能となっています。
視聴者は”スパチャ”を利用することで自身のチャットコメントを色付きで目立たせることができるほか、金額毎に設定された時間数(入力文字数も金額に応じて変動)に応じて自身のチャットコメントをチャット欄の上部に固定して表示させることができます。また、ライブチャットのない動画版のギフティング機能としては”スーパーサンクス”が用意されています。”スパチャ”の金額毎の詳しい設定は以下の通りです。
100〜199円
青色/ユーザー名のみ表示で文字入力不可/固定表示なし
200〜499円
水色/コメント50文字/固定表示なし
500〜999円
黄緑色/コメント150文字/2分固定表示
1000〜1999円
黄色/コメント200文字/5分固定表示
2,000〜4,999円
橙色/コメント225文字/10分固定表示
5,000〜9,999円
マゼンタ/250文字/30分固定表示
10,000〜19,999円
赤/270文字/1時間固定表示
20,000〜29,999円
赤/290文字/2時間固定表示
30,000〜39,999円
赤/310文字/3時間固定表示
40,000〜49,999円
赤/330文字/4時間固定表示
50,000円
赤/350文字/5時間固定表示
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
配信者がスパチャを利用する際の注意点
配信者が“スパチャ”を利用するためにはいくつかの条件をクリアする必要があります。新たにYouTubeチャンネルを開設した場合、すぐに”スパチャ”を利用することは基本できないので注意が必要です。”スパチャ”の利用条件は以下の通りです。
・YouTubeチャンネル収益化ポリシーを尊守している
・YouTubeパートナープログラムを利用可能なエリアに居住している
・チャンネルに有効なコミュニティガイドラインの違反警告が発されていない
・有効な公開動画の総再生時間が直近12ヵ月間で4,000時間以上
・リンクされているAdSenseアカウントを保有している
他に配信時の注意点としては、視聴者とのトラブルです。
特に赤色で表示される”スパチャ”は高額で、表示される時間数が1時間以上となっています。当然表示される時間以内に配信を終了することはルール上問題はないのですが、視聴者によっては「3時間表示されるスパチャを送ったのに1時間で配信が終わるなんて信じられない!」と不満に思われてしまうケースも場合によってはあるでしょう。ですので、高額な”スパチャ”が頻繁に送られる配信者の中には、事前に配信終了時間を告知したり、終了間際の高額”スパチャ”については視聴者に注意を促すなどの対策の実施も見受けられます。
まとめ
今回はYouTubeスーパチャット、通称”スパチャ”について解説しましたがいかがでしたでしょうか。YouTubeで収益を上げる方法として一般的だった「動画の再生数を上げる」という手法に加え、昨今ではライブ配信による投げ銭機能での配信収益化が話題に上がることが多くなっています。世界ではたった2時間ほどの配信で数億もの収益を上げる配信者が現れるなど、未曾有の現象もしばしば起きています。是非みなさんも本コラムを参考に、ライブ配信での”スパチャ”利用を実現してみてください。
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