映像制作・動画制作のコラム
2022年5月31日
Google DV360ってどんな広告?概要とメリットを中心に解説
皆さんはGoogle DV360をご存知でしょうか。DV360はディスプレイ&ビデオ360の略で、もともとDoubleClick Bid Managerという名称だったマーケティングプラットフォームがリニューアルし、Google DV360に生まれ変わったという経緯があります。Google DV360はさまざまなメディアやデータを融合させた自由度の高い広告戦略が実現可能な一方、自由度が高いがゆえに使い方が難しいと感じられる方が多くいるのも事実です。ということで今回は、Google DV360について初めての方にも分かるように解説していきたいと思います。
Google DV360とは何か
Google DV360を理解するために、まずはじめにネットワーク広告やそのプラットフォームなどの仕組み、連動について知ることが重要です。ネット上の広告枠を提供するメディアのプラットフォームをSSP(Supply Side Platform) と言います。Google広告やヤフー広告、YouTube広告などがこれらに該当します。
このSSPは国内外に無数に存在していますが、それらのSSPに対してまとめてアクセスすることができるのがDSP(Demand Side Platform)で、 Google DV360はこのDSPに該当するサービスです。簡単に言うとGoogle DV360を利用することで、Google DV360でカバーしているSSPの広告枠を必要に応じて自由に利用することができるということです。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
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Google DV360を利用することのメリット
Google DV360でカバーしているSSPは、その数も目を見張るものがありますが、注目すべきはメディアの種類の豊富さです。テレビ、動画配信メディアはインストリームからアウトストリームまで、ネットラジオやブログ、ニュースサイトなど、Google DV360では多岐にわたるメディアの広告枠へアクセスすることができます。
従って利用できる広告媒体も、動画やバナーなどの画像だけではなく、音声のみのクリエイティブも扱うことができます。当然、アナリティクスにも長けているので、幅広いマーケティング戦略に対応しつつ、これまでにない幅のデータ収集が可能になり、最終的には複数の広告メディアを駆使したとても細やかなターゲッティングを行うことが可能になります。
これらの動きは、いくつかのSSPを個別に利用していくだけのマーケティングをしているだけでは手に入れることのできない取り組みが可能になるだけでなく、特別なデータや成果を生み出すことができます。例えば動画広告を制作し、YouTubeに流すだけで終わってしまうのと、その動画広告を同時にタクシー広告や他の動画配信サイトにも出稿するのとでは、成果も得られるデータの幅も大きく異なることは容易に想像がつくのではないでしょうか。
まとめ
今回はGoogle DV360について簡単ではありますが、解説してまいりました。ここ10年ほどでネット広告及び動画広告市場は類を見ないほどのとてつもない成長を遂げてきましたが、これからの時代は、そうした個々の広告メディア、プラットフォームを、それぞれの特性に併せていかに上手に扱ってゆくか、ということがより重要になっていくでしょう。
いかに多岐にわたる広告メディアを上手に扱うか、という課題=需要に対して生まれたDSPは、必然的にこれからの時代のネット広告運用におけるスタンダードな選択肢となるでしょう。マーケッターの方に聞くと、「欲しかったのはまさにこれでした!」というような感想や意見をもらうことも多いので、よくよく見ていけば皆さんにもその便利さがご理解いただけるのではないかと思います。
今回は都合上紹介できませんでしたが、是非Google DV360で利用できるSSPの数や種類も本家サイトでぜひ確認してみてください。
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