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映像制作・動画制作のコラム

2021年3月9日

視聴者を飽きさせないセミナー動画はこのように撮影・編集しよう

視聴者を飽きさせないセミナー動画はこのように撮影・編集しよう

テレワークの推進もあり、オンラインで仕事をするシーンが増えてきている今、さまざまな講習会やセミナーも動画で公開されることが多くなりました。セミナーを動画で公開するメリットは、伝えたい内容を整理(編集)してきちんと伝えることができる点や、視聴者にとっても任意の時間帯に受講したり繰り返し観て確認できる点です。

しかしその反面、例えば自宅でセミナー動画を視聴する場合など、実際の会場で受講するような緊張感を保つことは難しく、ついつい流し見してしまうこともあるかもしれません。また、動画の利点でもありますが、スキップしながら観たいところのみ視聴することもできるため、確実に全編を通して視聴されるセミナー動画を制作するにはいくつかポイントがあります。今回は、撮影時と編集時に分けてご紹介します。

見やすさにこだわる撮影のポイント

まず、セミナー動画には大きく以下の2つのパターンが考えられます。

・実際のセミナーを撮影し、そのまま動画として公開する
・実際のセミナーを撮影し、編集を加えて動画として公開する

今回は、撮影したセミナー動画に編集を加えて「飽きさせないセミナー動画」を制作することに焦点を絞って解説いたします。

初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
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さまざまなアングルからの撮影

セミナーでは登壇者と合わせてスクリーンやホワイトボードなどの情報を投影する媒体が登場するケースが多いと考えられます。その場合、ついつい全体を一つの画面に捉えようとしてしまいますが、そうするとスクリーンの文字情報や登壇者の身振り手振りが遠くなり、全体のイメージは捕らえられても結局詳細がよく見えなくなってしまう場合があります。そのため、全体を定点で捉えるカメラとは別に、登壇者の表情や手で指し示すものが目視できる登壇者にフォーカスしたカメラ、そして情報が投影されるスクリーンを正面から見やすい距離で捉えるカメラなど、同時にさまざまなアングルから撮影できると、後々よりわかりやすい編集へ活かすことができます。

聞き取りやすい音声録音

セミナー動画で重視すべきは音声です。何を言っているのか聞き取れない、聞き取りづらいセミナー動画は、視聴することがストレスになってしまうので、音声録音はしっかり行うことが推奨されます。高性能なマイクを内蔵した動画カメラもありますが、できれば登壇者に録音用のピンマイクなどを装着してもらい、きれいに音声録音できる体制を心がけましょう。また、編集時に細かなノイズや咳払いなどをカットし、できる限り聞き取りやすい音声データを作れると動画自体の見やすさもグッと上がります。

飽きさせないセミナー動画のための編集のコツ

字幕やテロップで補足

きれいに撮影・音声録音ができたとしても、専門用語や聴きなれない言葉などが出てくる場合、字幕を入れることでより理解しやすくなります。また、専門的な言葉には別途解説を載せるなど、字幕やテロップでセミナー動画を補強していくことができます。そのほかに、議題を常に追えるように上部にタイトルを入れたり、重要な言葉は色を変えるなどデザイン性も合わせて、字幕やテロップでわかりやすさを加えていきましょう。

小気味よいカット割り+αで飽きさせない工夫

わかりやすく、見やすいセミナー動画でも、何時間にも及ぶ場合には飽きてしまう場合があります。なるべくそういったことを避けるため、細かく内容ごとにまとめ、内容ごとに小タイトルの扉を挟むなど、だらけない工夫をする必要があります。内容の変換時にさりげないイラストアニメーションを加えたり、テキストアニメーションで注意を引くなど、見やすさ・わかりやすさに+αできる編集要素が、飽きさせないセミナー動画を完成させます。

まとめ

セミナー動画は、見やすさ・わかりやすさが最も重要ではありますが、飽きさせないための要素を加えることで動画としてのクオリティを上げることができます。一つ工夫を加えて、「飽きさせないセミナー動画」を制作してみてください。

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