映像制作・動画制作のコラム
2019年5月21日
映像制作市場が急拡大!動画広告は5年後には5,000億に到達する見通し
2018年、日本の動画広告市場は前年比の134%をマークし、1,843億円に到達しました。中でもスマートフォンの動画広告が全体の85%を占め、昨年度対比143%の成長を見せています。飛躍的に伸びている動画市場は、5年後の2024年には約5,000億円に到達すると予想されています。
また、動画は広告としてだけでなくSNSでの動画配信を中心としたインタラクティブなコミュニケーションツールとして加速度的に存在感を増しています。
今回、動画市場が拡大されゆく理由と、今後需要が増加するであろう動画導入の事例についてご紹介いたします。
TVの過去30年を越した!?加速する動画アップロード
2018年10月15日に行われた調査によると、過去30日間にインターネット上にアップロードされた動画コンテンツ量は過去30年間のテレビコンテンツを超えていたとのことです。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
動画でシェア率12倍!
SNSで拡散されて話題になったり商品がヒットすることが一般化してきた現在、SNSは大きな影響力を持つメディアと言えます。SNSで投稿されるコンテンツがテキストや写真だけの場合に比べて動画コンテンツがシェアされる割合はおよそ12倍と言われています。この結果を見ると、いかに動画が私たちのライフスタイルに浸透しているかを改めて感じることができるのではないでしょうか。
このように映像メディアや動画広告が一般化し、さらなる成長が予想されている背景には通信技術の進化があります。
5Gの登場
「5G」とは第五世代移動通信システムのことです。第一世代を1Gとし、現在4Gまで改良が重ねられています。現状でも日常的にスマートフォンを使用する際などに不便を感じることは少なくなってきていますが、5Gになると、データの通信量が4Gの1,000倍に、通信速度は100倍になると言われています。そのため、スマートフォンやインターネットでの通信はもちろん、ほぼ時間差のない通信技術を活かし自動運転車などにも広く活用されていく見通しです。
テキストや写真よりも情報量が多くそのぶん通信量がかかる点が懸念されてきた動画ですが、5Gの登場により今以上にストレスフリーに楽しむことが可能になるのです。
マニュアル動画制作でコスト削減
このような状況下において、動画広告の拡大はもちろん、さらに動画の重要が伸びると予想されるのは使い方動画の分野です。
現在でもYouTubeで常に検索上位には「ハウツー系」動画があります。ハウツー動画は前年比では70%も伸びていると言われています。確かに、「どうすればいいの?」を解消するにはテキストや写真よりも動画はよりわかりやすく効率的です。その特性を活かし、家電やスマートフォン、ソフトウェアなどの使用方法やトラブルシューティングについては、あらかじめマニュアル動画を導入することで、今まで窓口を設け、人的対応をしていた部分のコスト削減に成功している事例が増えてきています。
また、現在でも多くの企業や教育機関が採用しているeラーニング(インターネットを介した学習形態)も同様な役目を果たしていると言えます。日常的な問題解決や学習の形態が動画参入により変わりつつあり、ビジネスとしても今後ますます発展していくことが予想されます。
今回、急拡大する動画市場の現状や受け手の反応を挙げながら、動画市場の今後について紹介してまいりました。動画を用いた事業として、目を引くためだけの動画広告制作だけではなく、時間や場所に縛られないこれからのライフスタイルにマッチした動画活用方法を考えていくことが他との差別化に繋がるのではないでしょうか。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。