映像制作・動画制作のコラム
2022年12月28日
かっこいいハイブランドの動画広告において、是非取り入れたいポイントを徹底解説
伝統的な気品や斬新なデザインが魅力のハイブランドは、いつも新たな切り口のイメージで広告戦略を展開し、顧客を飽きさせません。ビジュアルに特化しているファッションブランドだからこそ、動画との相性が良く、これまでもさまざまなハイブランドの動画広告が話題になりました。本記事ではかっこいいハイブランドの動画広告の事例を見ながら、動画制作でぜひ取り入れたいポイントについて解説します。
目次
かっこいいハイブランドの動画事例
シネマティックな芸術性で見せる、ラグジュアリーな世界観『Christian Dior』
MISS DIOR, THE NEW FRAGRANCE
https://www.youtube.com/watch?v=3pbpWAt1Dxs
まずご紹介するのはクリスチャン・ディオールです。クリスチャン・ディオールの動画コンテンツは、ブランドのアイデンティティを伝えるために、映画のように作り込まれた芸術的なシーンで構成されています。クリスチャン・ディオールのコンテンツのほとんどは、従来の動画広告の枠を超え、それ自体が短編映画のようにビジュアル的に非常に魅力的で、美しく作られています。多くのハイブランドがそうであるように、ディオールの動画コンテンツは、ブランドのイメージを高め、スタイルと文化を示すために大きな役割を担っています。
The Dior Cruise 2023 Campaign Video
https://www.youtube.com/watch?v=-WKVSh-RQfc
2023のコレクションでは、世界的に有名なアートディレクター、ファビアン・バロンによるキャンペーンビデオ「Palacio」が耽美な世界観をさらに深めています。セビリアの宮殿の夢のような雰囲気の中、動く光と影の中をシルエットは中世のような荘厳さを醸しています。動画広告として徹底的に非日常的な世界観を作り出すことで、ブランドの持つ神秘性やラグジュアリー感をより一層高めることに成功しています。
製品の実力をしっかり見せる『CHANEL』
Le Volume Révolution de CHANEL with Kristen Stewart – CHANEL Makeup
https://www.youtube.com/watch?v=Pem3OPlpZrs
シャネルもまた、ビデオマーケティングへの有用なアプローチがブランドにとっていかに強力な効果をもたらすかという本質を捉えた戦略を実践しています。さまざまなセレブリティがモデルを務め、製品を紹介することで話題になることの多いシャネルの動画広告ですが、化粧品は視覚的なメディアであるため、シャネルのコンテンツの多くはチュートリアルを中心に展開されています。多くのハイブランドがそうであるように、シャネルもまた、スタイルや中身に手を抜かない長編広告の制作に力を入れていますが、俳優のクリステン・スチュワートを起用したこちらの広告は、親しみやすい顔や本人の言葉とともに製品を実際に使って見せることで、「製品の力」をアピールすることに大きく貢献しているのがポイントです。
洒脱なメタファーで感情を揺さぶる『ROLEX』
Rolex and Cinema
https://www.youtube.com/watch?v=bn9VRQEwhV8
ロレックスは、こちらの動画広告「ロレックスと映画」で時計製造と映画制作の類似性を比較し、ロレックスブランドを映画という伝統的なエンターテインメントと結びつけて表現しています。映画という魅力的なメタファーを用いることで視聴者の感情を喚起し、感動的なストーリーとしてブランドのイメージを伝えることに成功しています。
まとめ
ハイブランドの動画広告は共通してクオリティーが高いのはもちろんですが、それだけではなく、さまざまな工夫や斬新なアイディアによって成り立っていることが多くあります。アイディアや工夫であれば手軽に真似することができるので、インスピレーションの元ネタとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
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