映像制作・動画制作のコラム
2022年11月17日
徐々に注目を集めつつあるPinterestの広告。仕組みや動画との相性を徹底解説
最近テレビCMでも見かけるようになったPinterestですが、実際のところどのようなサービスなのか把握している方は意外に多くはないのではないでしょうか。本記事では、最近話題のPinterestの広告について、その仕組みや動画との相性を徹底解説します。
目次
Pinterestってそもそもどんなサービス?
Pinterestとは、アメリカ合衆国のカリフォルニア州サンフランシスコに本拠を置くPinterest, Inc.が運営・管理する写真共有サービスで、アプリやウェブサイトを介して提供されるピンボード風の画面構成が特徴です。Pinterest上では、自分の好きな写真や画像を自分専用のピンボードにピン止めして、それをシェアすることができます。ボードは「好きな服」「行きたいところ」「景色」など、カテゴリー分けでき、インターネットを閲覧している最中に好きな画像や動画を感覚的にピンタレストのボードに集め、友人や、著名人など、気に入った人やボードを共有することも可能です。インフルエンサーや、流行に敏感な人のボードを見ることもできるので、じわじわと人気が出ており、今では商品の認知拡大やブランディングなど、企業にも幅広くビジネス利用されています。
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ついにPinterestが広告サービスをリリース!
2022年6月1日より、待望のPinterestの広告配信サービスがリリースされました。ビジネスアカウントを開設すれば誰でも広告配信可能ですが、静止画や動画クリエイティブでの配信となるので、配信する際は他のプラットフォーム同様、あらかじめクリエイティブを作成しておく必要があります。
Pinterest広告のフォーマットは7種類あります。それぞれを簡単にご紹介します。
静止画
推奨のアスペクト比2:3、または1,000×1,500ピクセルの画像1枚から作成できるデフォルトのフォーマットです。
カルーセル
複数枚の画像から作成でき、画像をスワイプしていくフォーマットです。
動画
動画の尺は4秒〜15分、サイズは1:2(幅:高さ)以下、1.91:1(幅:高さ)以上である必要があります。
タイトルは最大で100文字、説明文は最大で500文字まで入力可能です。
ワイド動画
ユーザーのモバイル画面全体に表示される、正方形(1:1)またはワイドスクリーン(16:9)の動画です。
コレクション
メインとなる画像クリエイティブ1件と、3件以上のサブクリエイティブで構成する、モバイルデバイスに特化したフィード広告です。
アイデアピン
アイデアピンは、複数の動画、画像、リスト、カスタムテキストなどを組み合わせて1件のピンとして表示する自由度の高いフォーマットです。
ショッピングアド
「Pinterestカタログ」といわれる、データフィードを利用して配信する広告です。
Pinterest広告の活用方法
Pinterest広告を最大限活用するために、Pinterestでは次のようなサービスが用意されています。
ピンタレストアナリティクス
広告運用をするうえで、具体的な数値を把握することは非常に重要です。詳細な数値を把握し、ユーザーを深く分析するために『Pinterestアナリティクス』を活用することができます。Pinterestアナリティクスは、Pinterestが無償で提供しているツールで、クリック率や動画視聴回数など18個以上の項目からユーザーの行動データを把握することができます。
リッチピン
リッチピンとは、サイトからタイトルや説明などを自動で読み込み追加してくれるPInterest広告独自のシステムです。プロダクトピン、レシピピン、リーディングピン、アプリピンの4種類が用意されており、各リッチピンを設定することで商品やブログ記事の集客効果を上げることができます。
まとめ
Pinterestは使いやすい画面構成と直感的にわかる操作性でじわじわとユーザーを増やしています。日本の企業が利用するケースも徐々に増えてきており、今後もユーザーの拡大が予想されます。今のうちから準備し、Pinterest広告を動画マーケティングやビジネスに活用できるよう備えてみてはいかがでしょうか。
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