映像制作・動画制作のコラム
2022年10月11日
動画データをやりとりする際、品質を落とさずに効率よく行うコツやツールを紹介
最近ではビジネスシーンにおいても動画の活用が一般的になってきました。自社のマーケティングや営業のみならず、社員教育にも動画を導入する企業も増えています。しかし、これから動画を業務に活用したいと思っても、動画データの共有方法や、やりとりする際に気をつけるべきことが分からなかったり、データ共有ツールの選択に悩んでしまうことがあるのではないでしょうか。
本記事では、動画データをやりとりする際、品質を落とさずに効率よく動画データのやりとりを行うコツやツール、注意点について解説します。
目次
動画データを共有するための3種類のツール
まずは動画データを共有するためのツールについて解説します。動画データ共有ツールは大きく分けて以下の3種類があります。
ファイル転送サービス
ファイル転送サービスは送信者が指定のサービスにファイルをアップロードして利用します。そのリンクやパスワードを通じて受信者とデータを共有できるサービスです。
オンラインストレージ
オンライン上でデータの保存、共有ができるサービスです。インターネット環境があればいつでもどこでもアクセスできるのが魅力です。
動画配信システム
オンライン上で映像コンテンツの配信ができるサービスを利用する方法です。最近では法人向けの独自の動画配信システムも増えてきており、セキュリティ面でも安心できるものが多くリリースされています。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
動画データの共有を行うツール利用の際の3つの注意点
続いて、動画データ共有ツールを利用する際の注意点を3つ解説していきます。
ファイルサイズ
ツールごとに共有可能な限界のデータ量が異なるため、送付したいファイルの容量と使用するツールの仕様を確認する必要があります。
通信量
基本的に動画データは高品質なほど容量が大きくなります。そして大容量ファイルを送付すると、その分通信量も大きくなることに注意しましょう。従量課金の回線を使用している場合、大容量ファイルを頻繁に送付すると通信料金が高額になる恐れがあることを覚えておきましょう。
セキュリティ
動画データのやり取りには常にセキュリティリスクがあります。少しでもリスクを抑えるためにセキュリティが強化されている有料ツールを使用したり、無料ツールであっても、評判や実績を確認することが大切です。
シーン別でおすすめの動画データ共有方法
動画データをやりとりする際に、動画の長さや保ちたい品質、やりとりの手軽さやスピード感など、シーンによって優先したいポイントが異なります。ここでは、シーンごとにおすすめの動画データの共有方法をご紹介します。
動画の品質を保ちたい時はこれ!Dropboxで動画を共有
Dropboxは送信者がクラウド上に動画をアップロードし、URLを介してデータを共有できます。アップロードした動画は圧縮されないので、そのままの品質で動画を送信できるのがポイントです。大容量の動画や、編集用の素材としてクオリティを劣化させないオリジナルデータを送信したい人に特におすすめできるオンラインストレージです。
スマホでサクッと閲覧できる!Googleフォトで動画を共有
GoogleフォトはGoogleアカウントさえ持っていれば無制限で動画をアップロードできるオンラインストレージです。Googleフォトでは写真や動画が圧縮されてアップロードされるので、その分サイト上での閲覧がスマホなどからでもスムーズに行えます。アルバム機能が充実しているため、旅行の思い出など複数の動画を共有したい場合におすすめです。
気軽に送る!LINEで動画を共有する
LINEの友だち同士であれば、普段のやりとりの流れで動画を送信できます。トーク内で動画を閲覧できるため、カジュアルな動画を送るのに適しています。共有できる動画は最長5分で、容量には制限はありませんが大容量の動画は送信側だけでなく、受信側のデータ通信量も多くなりますので注意が必要です。
まとめ
動画の長さや品質、誰とどのように共有したいのかを考えて各サービスを使い分ければ、動画制作も共有もより快適になります。ぜひ参考にしてみてください。
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