映像制作・動画制作のコラム
2022年10月7日
かっこいい&面白い会社紹介動画をポイントと共に紹介
会社紹介動画はマーケティング動画、社内トレーニング動画、お客様の声のインタビュー動画など、ビジネス向けの数多くのビデオの1つで、企業が自社のブランド、会社、または製品の認知度を高めるために使用する動画です。会社紹介動画では、商品の売り上げアップのみを目的としたマーケティング動画のように特定の製品やサービスについてに飛び込むよりも、ビジネスの全体像について話す傾向があります。
本記事では、かっこいい&面白い会社紹介動画の事例を挙げて、ポイントと共に紹介します。
目次
AGC株式会社 化学品事業 紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=Ew8SMPzw468
こちらは大手ガラスメーカーAGCの化学品事業の紹介動画です。全編小気味よく細やかなインフォグラフィックで構成されたこちらの動画では、AGCの事業の中でも化学品事業にフォーカスし、紹介しています。企業の歴史や、化学品事業の成り立ち、そして事業の成長などとてもわかりやすい内容にまとめられています。グラフィックの面白さが第一にありますが、ナレーションとテロップの簡潔さも動画に見やすさやわかりやすさをもたらしています。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
NIBC Corporate Video ‘Reflections’
https://youtu.be/CrlJj6FqWpA
こちらはオランダの商業銀行NIBCの企業紹介動画です。NIBCの企業理念である「リフレクション」をうまく結びつけ、映像化し、抽象的になりがちなコアバリューを視覚的に訴求することに成功しています。視聴者は比喩とビジュアルイメージによって、NIBCが何を象徴しているのかを動画を通して理解することができ、会社紹介動画としてとても良い例だと言えます。
「MSD製薬 – Inventing for Life」ブランディング・ムービー(ロング版/120秒)
https://www.youtube.com/watch?v=iAu3WLQgj7I
アメリカに本社を置くMSD製薬会社の会社紹介動画では、製薬の発明への取り組みを洞窟探索になぞらえ、簡潔かつドラマティックな映像で企業の理念を物語っています。神秘的な洞窟の映像にさりげない程度に挿入される化学のイメージが効いていて、とても強いイメージを作り出しています。先ほどご紹介したNIBCもそうですが、抽象的になりがちな企業理念やイメージを、具体的に視覚化することは、説得力のある会社紹介動画を制作するため重要なポイントと言えます。
Practicus – Another way
https://vimeo.com/153783723
中間管理職や経営幹部などの人材紹介を専門とするイギリスの人材派遣会社のPracticusは、「成果をもたらすパートナー」というコンセプトを繊細でありながら説得力のある会社紹介動画として成立させています。Practicusのブランディングは、ロゴに象徴されるように、スクエアでキチッとしています。しかし四角は親しみやすいものではなく、とげとげしいものでもあるため、この動画では白、赤、黒のブランドカラーに裏打ちされたシンプルな円を使い、Practicusのメッセージも「四角」ではなく、可変的で柔軟な円のイメージで構成しています。音やインフォグラフィックの気持ちよさが、シンプルなメッセージを上手く伝えています。
まとめ
会社紹介動画を制作する際、製品やサービスを売り込むために、必ずしも複雑なグラフィックや高予算の実写が必要なわけではありません。基本に立ち返り、ビジネスの基本に焦点を当て、それをシンプルに、洞察に満ちた形で伝えることが、成功への効果的な道筋となり得るのではないでしょうか。是非参考にしてみてください。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
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