映像制作・動画制作のコラム
2022年8月3日
無料テレビアプリ・TVerの動画広告機能がアップデート!TVerの魅力や動画広告について徹底解説
自宅にテレビを持たない世帯が増加する昨今、Abemaなどのネットテレビの普及に伴い、民放各社が協力して運営する民放公式ポータル「TVer」が2021年にスタートしました。TVerは、リアルタイムでテレビ番組の視聴を楽しむことができる以外に、見逃し配信や過去の名作ドラマの視聴も可能となっているのですが、その合間にはテレビCMと同様にスキップ不可の動画広告が挿入されるようになっています。この広告機能が特に充実しているのがTVerです。今回は、気になるTVerの動画広告機能について徹底解説をしていきます。
TVerの動画広告とは
さて、TVerの動画広告はそもそもどのようなものか、ということですが、イメージとしてはテレビCMとほぼ同様で、十数秒尺の動画広告を番組の最中にスキップ不可で放映することができます。また、動画広告はTVerだけでなく、シンジケーションサイトや各放送局が運営する動画配信プラットフォームにも配信することができます。動画広告の尺は6秒、15秒、30秒、60秒の4パターンを選択することができるので、コストやマーケティングプランに合った展開が可能になっています。また、TVerの配信上で動画広告が配信されるタイミングは、再生前に一度、その後序盤、中盤、後半と番組の配信中に三度に渡り配信され、エンディング終了時にもう一本配信されるので30分程度の尺の番組では計5回の配信タイミングが用意されています。
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TVer動画広告を利用するメリット
通常YouTubeなどのスキップ可能な動画広告の視聴完了率は5~30%程度となっていますが、TVer動画広告の場合はスマホ、PC、コネクテッドテレビ(インターネット接続されたテレビ)のすべての端末で95%以上の視聴完了率となっています。スキップ不可の動画広告とはいえ、これは驚異的な数字です。コンテンツ自体がテレビと相似している=テレビCM的な感覚で動画広告が受け取られているため、テレビCMと同様に最後まで動画広告を観てもらいやすく、視聴完了率に重きをおくマーケティングプランの場合にはプライオリティの高い出稿先となるでしょう。ただし、動画広告を出稿する際には、広告主は広告枠を購入するだけでなく動画広告の内容について厳正な審査を受ける必要があります。言ってみれば、この審査によって動画広告のクオリティが保たれユーザーの視聴完了率を高くなっているともいえるので、審査については是非通したいところです。
もう一つTVer動画広告の強みとして挙げられるのが、他の動画広告媒体にはない独自のターゲッティングが可能であることです。アプリ登録時にユーザーの生年月日や居住エリアなどの個人情報の他に、好きな芸能人や興味のあるジャンルなどがアンケートに含まれているため、テレビメディアならではの視点からターゲッティングをかけることが可能です。
TVer動画広告の費用
テレビCMの出稿費用が高いのは有名な話ですが、ここまでの話を聞いて「TVer動画広告の出稿もかなり高額なのでは?」と心配されている方も多いかと思いますが安心してください。TVer動画広告はCPMでおよそ3.5~25円程度(最低50万円から)の費用感となっているので、テレビCMのような高額な出稿費にはなりません。しかも、視聴回数や視聴完了数、視聴したユーザーの属性分布など、細かなデータを取ることができるので、テレビCMよりも遥かに効果測定がしやすいという利点もあります。
まとめ
今回はTVer動画広告について解説しましたがいかがでしたでしょうか。視聴完了率95%以上とまさに脅威的な数字を誇るTVer動画広告ですが、その他にも魅力的な機能や要素がたくさんある動画広告媒体であると感じていただけたのではないかと思います。動画広告の出稿を考えている方は、是非TVer動画広告の利用も検討してみてください。
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