映像制作・動画制作のコラム
2022年6月17日
株や投信など、投資商品を動画広告でPRする際に気をつけたいポイント
NISAや少額での取引可能なサービスがぽつぽつと注目を集め、株や投信はプチブームとして数年前から話題になっていましたが、このところの円安に伴い、日本経済を不安視する目線は日ごとに厳しいものになりつつあります。これまでは株や投信と言えばお金持ちやプロフェッショナルな知識がなければできないものとの認識が根深くありましたが、冒頭で紹介したようなサービスが増え始め、最近では株取引や投信は誰でも手軽に始められる身近なものになりました。
ということで今回は、株や投信などの投資商材の動画広告を制作する際のポイントについて分かりやすく紹介していきたいと思います。
仕組みの説明はCGアニメーションでわかりやすく!
冒頭でお伝えしたように、投資という言葉は多くの方にとってより身近なものになりつつあります。しかしながら、あくまでそれは言葉としてという意味合いにおいてであって、実際の投資活動が万人にとって身近なものになっているかと言うとそうではありません。動画広告でターゲットにする層はおそらく、投資に対する理解がまだまだ浅い方たちになるでしょうから、その点を十分に留意した動画広告を制作していく意識を持ってアイデアを練っていく必要があります。
そう考えると、まずはPRしたい商品について分かりやすく説明する内容が必要になるでしょう。投資商品のように慣れない分野の説明を飽きずに視聴してもらうには、プレゼンテーションの方式に工夫が必要になります。行政や銀行などが仕組みの説明をする際に利用しているように、この場合もCGアニメーションを利用し、動くビジュアルにナレーションを付ける形でプレゼンテーションをするのがよいでしょう。言葉や図だけで理解するよりも、動くCGアニメーションでビジュアルで説明する方が理解を促すことができます。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
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利益を謳い過ぎない
仮にどれだけボラティリティが低く、手堅い商品であっても、利用者が得られる利益で釣るような表現は極力排除しましょう。これはユーザーに100%リスクがない場合でもそうするべきで、なぜかというと、ユーザーがその他のいわゆる「怪しい商品」と混同してしまうことを防ぐためです。一度そのイメージがついてしまえば、もう一度視聴者がその商品のもとに返ってくる確率は極めて低くなってしまいます。いらぬ誤解を避けるためにも、敢えてそうした魅力的な部分は強調しないようにしましょう。
軽快な色調でクリーンなイメージを
前項と類似した話になりますが、「怪しい商品」も世にあることを前提に、できるだけそうした類のものと混同されるリスクを下げるためにも、ビジュアルで与える印象の管理には徹底しておく必要があるでしょう。
色調で言えばライトブルーやライトグリーンなど、軽快でクリーンなイメージを与える配色をおこない、赤やピンクなどの興奮を促す色合いはあまり使用しないようにしましょう。特に注意が必要な一文などに利用するのは構いませんが、そもそも業界の特性上、赤系統の色はあまり受け入れられるものではないのではないかと思いますので、配色には十分気をつけたいものです。
ランディングページとの相互作用を考慮する
おそらく、クリックした際にはランディングページに遷移するような広告運用が基本になるかと思います。もしどうしても商品の説明が動画内で難しい場合には、その部分はランディングページに任せて、反対に動画広告内での説明は省き、むしろ動画自体はできるだけ興味を引くような仕掛けにするのも良いかもしれません。そうすれば短い尺の動画でコストも下げることが可能です。ランディングページと動画広告とで、それぞれにどのような役割を持たせるか考え、目的に合わせた動画広告を制作するのも効果的です。
まとめ
今回は株や投信など、投資商品の動画広告制作のポイントを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。通常よりも商品理解を促す必要なる商品の動画広告を制作する際は、さまざまなマーケティングツールとの連携が重要になります。その点も踏まえた上で、連動性の高い動画広告を目指してみてください。
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