映像制作・動画制作のコラム
2018年11月8日
ハイクオリティな動画制作に必要なスペックとは
動画作成をする場合に絶対に必要なのが動画編集です。動画編集がうまくいかないと、どんなに良い素材を使っても、魅力的に見えませんし、視聴している人に効果的なビジュアルインパクトを与えることができません。
もっといえば、クオリティの高い動画編集をするために必要なのは、それが確実に行えるパソコンのスペックです。パソコンのスペックがハイクオリティな動画編集に見合わなければ、動画作成の際に、動きが鈍くなってしまったり、そのパソコンの器以上のことを行おうとしたと認識され、最悪の場合異常終了してしまったりします。
この記事では、今後、美しくて役に立つ動画制作を行おうとする方に、このくらいの性能があれば絶対安心という、動画作成初心者の方にもオススメなパソコンのスペックを紹介します。
動画編集に便利なパソコンスペック
動画を制作するパソコンに一番大切なことがCPUとメモリーの量です。CPUとは、フェラーリに例えるなら、エンジンの部分、いわば動くための心臓部の部分です。CPUは常に改良され続けているので、おすすめといっても難しいのですが、ここでは最低でも揃えておきたいスペックを紹介します。
動画の作成を目的にしているのであれば、Intel(インテル)の場合は、一番悪くてもCore i5、できるならCorei7までは搭載しておくと大変便利です。もしさらにハイクオリティな動画編集を目的とするのであれば、Corei7は最低でもクリアしておきたいレベルで、理想を言えばCorei9まであると良いでしょう。
また、動画編集に最低でも必要なメモリ数は16GB以上と言われています。そこまで揃えるのが難しければ、最低でも8GBまで揃えることが必要でしょう。メモリは、後から増やすこともできる部分ですので、あまり神経質になる必要もないかもしれません。
また、スムーズな動画を編集する際に重要視したいのが、パソコン内の容量=ストレージです。ストレージが多ければ多いほど、たくさんのデータが入れられるので、もし、「どこに一番お金をかけたら良いのか」と悩んでいる場合には、こちらにお金をかけることをおすすめします。書いたり読んだり動画を編集したりの速度は、SSDが搭載されているほうがスピードアップを測れるので、大きなプロジェクトを抱えているときやいそいでいる時でも大変有利です。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため
企画~撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
グラフィックボードも重要
目的が「ハイクオリティな動画作成」ですので、動画のビジュアルインパクトがきちんと認識できるかどうかも大切な基準です。
そこで、動画作成のために重要視したいもう一つのスペックが、グラフィックボードの性能です。質の良いグラフィックボードであれば、Photoshopを加工する際にもキレイに映りますし、その他の編集ソフトでもプレビューがサクサクとできます。他にも、コーディングと組み合わせた場合など、スペックの高いグラフィックボードを使用すれば書き出しの速度やコーディングにも違いが出てきます。
使い勝手が良いものを選びたいなら、グラフィックボードの性能にも注意してみたいところです。さらに言えば、4K動画を出力する可能性のある場合には、Displayport1.2かそれと同等のスペックに対応しているものを選ぶのが便利です。4K動画という色彩の美しい映像を視聴者にそのまま表現できる、解像度の高いモニターを選ぶことは、動画制作者と視聴者の間にギャップを作らないためにも大切です。
まとめ
動画作成をするにあたり必要なパソコンのスペックは、通常に必要とされるパソコンのスペックとだいぶ違います。そこから揃えて動画制作に当たるのは、大変な部分も多いと思います。また、動画に求めるクオリティによっては、もっと大きなスペックが必要な場合もあります。ぜひ機材を揃える際の参考にしてください。
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