映像制作・動画制作のコラム
2021年11月26日
動画に音は必要不可欠!音楽や効果音が優秀な動画6選
動画を構成する要素として欠かせないのは「音」です。もちろん、音がなくても魅力的な動画はたくさんありますが、中毒性が高く何度も見返してしまう動画の多くは、効果音や音楽が特徴的ではないでしょうか。本記事では、「音」に注目して、音楽や効果音が優秀な動画をご紹介します。
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目次
Check This – Google
まずご紹介するのは、GoogleスプレッドシートなどGoogleワークスペースの動画広告です。都会的でクールなヒップホップの音楽と、キーボードを叩く音やクリック音が完全にシンクロし、見ていて気持ちがよく、中毒性の高い動画です。画面上の操作のみを映したシンプルな構成と音の融合のセンスが素晴らしく、音楽が不可欠な動画です。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
Listen: 60 (NO MORE’s Official Super Bowl 49 Ad)
続いては、「聞くこと」の重要性を強く訴えかける、シリアスな動画です。911(アメリカの緊急電話番号)に電話がつながり、スピーカーの女性はピザの注文をします。最初は間違え電話のように見えますが、映像で語られる状況から、DVを受けた女性が、夫に会話を聞かれているのではないかと怯えながらかけてきた911番通報であることがわかります。もしオペレーターが状況を察し、女性の声を聞かなかったら、彼女は電話を切られ、警察から必要な助けを得られなかったかもしれません。この広告は、2015年2月1日のスーパーボウルで放映されました。ワシントンポスト紙は、この広告を “この試合で最もパワフルな広告 “と称し、2015年以降、1,000万回以上の再生回数を記録しています。
Wieden + Kennedy Amsterdam: Nike “Write The Future”
2010年のワールドカップに合わせて制作されたナイキの「Write the Future」は、動画広告としては長めの3分以上の見応えのある内容です。
この動画の各シークエンスでは、クリスティアーノ・ロナウドをはじめとする史上最高のサッカー選手たちそれぞれが、どのように歴史に名を残すかを決める瞬間が描かれています。この動画ではセリフやナレーションをほとんど使わずに、臨場感や直感的な感覚に響くサウンドデザインが大きな役割を果たしています。1週間で780万人以上に視聴され、これまでのビデオ広告のバイラル再生回数の記録を塗り替えた、歴史的な動画広告でもあります。
Mountain Hardwear OutDry® Packs
続いてはアウトドアブランド、マウンテンハードウェアの動画広告です。
人々が日々のストレスや人混みから離れ、自然の中でより安全で楽しい時間を過ごすことをモットーとするこちらのブランド。それを反映するようにこの動画広告にはセリフやナレーションが一切ありません。その代わりに、小雨、木漏れ日、穏やかな海の波、そして焚き火の音など、心地よい自然の音が使用され、ブランドのイメージを美しく描き出しています。
Dumb Ways to Die
こちらはオーストラリアのメルボルンにあるMetro Trains社が制作し、数々の賞を受賞した動画広告です。耳触りの良い歌に合わせて可愛らしいアニメーションのキャラクターたちが、宇宙空間でヘルメットを脱いでしまったり、瞬間接着剤を食べたり、奇妙な方法で破滅を迎える様子が描かれています。最後の3つのキャラクターが、電車の近くでの安全でない行動をとり事故を起こしてしまうところから、この動画の真意に触れることができます。この動画はカンヌ国際広告祭で5つのグランプリを受賞し、現在までに1億7000万回以上の再生回数を記録しています。そして何よりも、このビデオ広告のおかげで、メルボルンでは地下鉄の事故が20%減少したと言われています。
明治安田生命2021年企業CM「青春の輝き」篇
最後にご紹介するには、日本ではお馴染みと言える、明治安田生命社の企業コマーシャルです。小田和正さんの楽曲に合わせて公募で寄せられた日常のスナップ写真がランダムに映される、極めてシンプルな構成でありながら、感動的で強い訴求力のある動画です。小田和正さんの楽曲の持つ力強さが、普通の生活の、ごく普通のワンシーンをかけがえのない物として輝かせており、視覚に対する音楽の力を改めて感じさせられる動画です。
まとめ
「音」が動画の要となる動画は、感情に訴えかける効果が高く、その分印象に残ります。「音」から動画を発案し、新たなアイデアを形にしてみてはいかがでしょうか。
Shibuya Movieでも制作する動画の目的やコンセプトに合わせて、最適な音のご提案を合わせて行っております。お気軽にお問い合わせください。
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