映像制作・動画制作のコラム
2021年8月31日
アフターコロナで動画市場は更に伸びる?これからの動画広告での戦い方
コロナウィルスはさまざまなかたちで多種多様の業界に大きな影響を与えています。コロナウィルス危機を迎えた業界もあれば、反対に伸びている業界も。動画市場についてはどうでしょう。自粛や緊急事態宣言の発令に伴い、世界的に自宅時間が増加する傾向の中で、動画市場はこれまでの勢いを損なうことなく引き続き好調を維持していると言って良いでしょう。むしろ唐突に与えられた自宅時間の過ごし方を、動画コンテンツの利用に割く方が増加し、YouTubeはもちろん、サブスク系の動画配信コンテンツなど、あらゆるプラットフォームにおいてユーザー数は増加傾向にあるようです。しかしながら、将来的にもしコロナウィルスが収束した場合には、この動画市場の勢いはストップしてしまうのでしょうか。
ということで今回は、アフターコロナの未来に動画市場がどのような動きになっていくのか。また、アフターコロナの動画広告の戦い方について考察していきたいと思います。
アフターコロナで動画市場の勢いは止まるのか?
動画市場は、コロナウィルスの発生以前から毎年1.3倍以上の市場規模の成長が見込まれていた業界でした。少なくとも2025年までは、その勢いが留まることはないと考えられていた経緯があります。そんな中、コロナウィルスという突発的な、いわばアクシデントに見舞われたことで、多くの業界がダメージを受ける状況となりましたが、動画市場については変わらず成長を続けています。動画に限らず広告業界は、他業界との繋がりで成り立っている分野もありますので、その点での影響が少なからず現れるのではないかとの見立てもありますが、動画市場の成長を軸に見ると、コロナウィルスによって大きなマイナスが訪れるということはなさそうです。
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なぜ動画市場はコロナ禍の影響を受けないのか
厳密に言えば当然、動画市場もコロナウィルスの影響を受けています。しかしながら、それが大きくマイナスに働いていないことの要因としてもっとも重要なことは、スマートフォンの普及率が関係しています。私たちの生活様式にスマートフォンはもはや欠かせない、生活必需品と言っても過言ではない位置にある生活ツールです。これが多くの方の手元にあることで、YouTubeやSNSなどを通じて、毎日いつでも場所を選ばずに動画を視聴することが可能になっています。このように私たちの生活様式が変容してきたことが最も大きな要因と言えるでしょう。
スマートフォンは、以前は高齢者は使用しないというイメージがありましたが、現時点でも高齢者のスマートフォン利用率は上昇傾向にあり、10~20年というスパンで考えると、現在スマートフォンを当たり前のように使用している40~50代の方が60~70代に移っていくため、高齢者層の使用率は年々高まる一方になります。これは単純に動画コンテンツのユーザー層が拡大していくということを意味しているので、動画市場が成長を続けるという考えにおける柱になるデータと考えられています。
新たな時代の動画広告の戦い方
上記のような要因だけではなく、動画コンテンツ自体も成長し、より面白く、より便利に進歩しています。昨今では、視聴するだけでなく操作することで動画を利用するインタラクティブ動画や、ARやVRなどの新たな動画の楽しみ方が徐々にサービスとして普及してきています。動画広告については、ただ視聴するだけのものは今や昔。PRしている商品を動画からすぐに購入できるなど、消費者にとっても利便性の高いサービスが提供されています。アフターコロナにおいては、特に新たな動画技術に注目が集まる見込みとなっており、従来型の「視聴して終わり」という動画から、視聴したことをきっかけにその場で訴求、購入の流れをよりスムーズに行えるコンテンツで勝負していくのが当たり前になるでしょう。
まとめ
今回はコロナ禍を軸に動画市場、及び動画広告の未来について考察してみました。動画市場は現在、非常に技術開発が活発に行われている分野です。是非、動画にまつわる技術革新については注視していただければと思います。
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