映像制作・動画制作のコラム
2021年7月20日
新卒向けの採用コンセプトムービーを制作するコツを教えます
採用活動に動画を取り入れるのは既に当たり前になっており、各企業が優秀な人材を集めるために注力するコンテンツの筆頭になっています。昨今では採用動画も分化され始め、一つの企業が複数の採用動画を制作し、それぞれに別の役割=コンセプトを振り分けるのが主流になりつつあります。コロナ禍などの影響でなかなか対面での説明会を開くのが難しくなっている今日この頃ですが、動画での採用活動を拡大していくことで、他社に差をつけようとする企業は益々増えていくでしょう。今回はそんな新卒向けの採用コンセプトムービーの制作のポイントを、事例と合わせて紹介していきます。
コンセプトムービーを制作するメリットとは
コンセプトムービーを制作するメリットの前に、まずは採用活動に動画が取り入れられ始めた経緯から説明します。採用動画を企業が制作するメリットは、まず第一に、コストを大幅に削減できることです。説明会を複数回開催するには、そのために人員などを大きく割き、時間と労力を費やす=人件費などを含めたコストが開催の度に発生します。そのための準備や通常業務があることを考えると、動画を制作した方が安く上がるケースが多いようです。
また、他県など遠方の求職者がスケジュールや交通費で悩む必要がなく、好きな時にいつでも視聴することができ、なおかつ求職者全員を等しく扱うことができます。気になった箇所を見直すこともできるため、求職者にとっても、じっくりと吟味する時間を与えてくれるのはプラス要素です。これらの採用動画のメリットを、より細分化し求職者向けに発展させたのがコンセプトムービーです。一つの長い動画でまとめて伝えるのではなく、パートや役割ごとに動画を区切ることで、より求職者に視聴しやすくしたものがコンセプトムービーです。
企業が新卒生に伝えたいことは山ほどあるでしょう。企業の理念やブランドイメージ、事業の紹介、会社設備の紹介、今後の展望や先輩社員のインタビューなど、定番となっている採用動画の構成要素だけでも十分なボリュームになりそうです。そこで、伝えたい内容=コンセプトごとに動画を区切り、一つ一つの内容をさらに濃密にし、かつ視聴しやすくするためにできたのがコンセプトムービーです。過去には長尺で一本にまとめられていたものを、無理せず分けてしまうことで、質を上げると同時に求職者にとっても視聴しやすいものになりました。採用活動では、求職者のモチベーションを上げたり維持したりすることも重要になりますが、そうした役割をコンセプトムービーに割り振ることも可能です。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
コンセプトムービーの事例
実際の事例を観ながら、参考にするべきポイントを紹介していきます。
PARIS MIKI
眼鏡のパリミキが制作したコンセプトムービーです。スタイリッシュでお洒落なイメージを全面に展開し、短尺ながらブランドイメージを強く主張するコンセプトムービーに仕上がっています。数字やデータ、言葉などを使わず、ビジュアルで表現することに注力し、ブランドイメージの浸透を図っているのがわかります。このように、一つの動画に一つのコンセプトを割り振り、そのコンセプトについて濃く煮詰めた動画を制作することが結果として強い印象を生みます。
まとめ
今回は新卒向けのコンセプト動画について紹介してきました。現代の動画文化に適した採用動画制作の流れはまだ発展の途中です。今後はあって当たり前のコンテンツになっていく見込みですので、是非皆さんも上記を参考に、採用動画及びコンセプトムービーの制作を検討していただければと思います。
Shibuya Movieでも採用動画の制作を承っておりますので、ご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
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