2020年12月22日

インタラクティブ動画のプラットフォーム・MILを徹底解説

近頃注目されている「インタラクティブ動画」。日常的に見聞きする機会が増えてきているのではないでしょうか。インタラクティブ動画とは、インタラクティブ＝対話、相互作用という言葉が表すように、視聴者と動画が相互に作用する動画コンテンツを指します。

インタラクティブ動画にはさまざまな種類があり、例えば、動画内の商品画像や商品名をクリックするだけでオンラインショッピングが楽しめるEコマースに特化した機能、動画内に設けられた選択肢を視聴者が自ら選ぶことでストーリーが展開していく選択型・ストーリー分岐型と呼ばれるものや、動画を360度の視点で楽しめる機能などを挙げることができます。

すでにさまざまな形態のインタラクティブ動画が公開され話題を呼んでいますが、今回は国内初のインタラクティブ動画プラットフォームを提供している「MIL」について徹底解説します。

MILとは？

MILは日本初のインタラクティブ動画編集プラットフォームであり、インタラクティブ動画の「企画/制作/配信/分析/改善」をワンストップサービスとして提供しています。MILでは無料会員登録後、誰でも簡単にインタラクティブ動画を編集することができ、制作したインタラクティブ動画は、用途に合わせたプランに加入することで外部に公開することができます。2017年12月にサービスがリリースされて以降、2020年3月末時点で登録アカウント社数は588社、インタラクティブ化された動画は累計2,058本を超えており、ますます広がる兆しを見せています。

MILで使用できるインタラクティブ機能

MILでは専用のUIを操作して簡単に既存動画にインタラクティブ機能を追加することができます。追加できる代表的な機能は以下です。

スイッチング機能（ワイプVer.）

メイン動画とサブ動画を切り替えることができます。

ポップアップ機能

動画内のタグをタップすることで詳細情報を知ることができます。

内部リンク機能

動画内の見たいところへ素早く遷移することができます。

ストーリー分岐機能

視聴者に動画内の選択肢を選択させることができます。

フォーム機能

動画上にフォームが表示されシームレスにお問い合わせが可能です。

外部リンク機能

詳細情報が記載されたWebサイトなどにリンクし、視聴者を動画から別ページに遷移させることができます。

レポート機能

視聴者のさまざまなインサイト情報をリアルタイムで取得することができます。

MILの動画配信方法

MILで編集したインタラクティブ動画は、大きくわけて以下の3つの方法で配信することができます。

自社サイトにMIL動画を埋め込む

動画単位でiframeのembedタグが発行できるので、Webサイトに埋め込むことができます。

SNS広告のランディング先

動画単位でURLが発行されるため、そのURLを広告へ入稿することができます。

メルマガ配信によるナーチャリングコンテンツ

メルマガ内にURLを配置し、インタラクティブ動画を介して見込み顧客へアプローチができます。

動画単位でURLが発行できるので、そのほか用途に合わせてさまざまなシーンで簡単に配信し、活用することができます。

MILを使用することで得られる効果

PR効果

視聴者自らの操作が求められるインタラクティブ動画は、従来の動画よりもさらに面白さや驚きとともに強い印象を与えることができます。インタラクティブ機能を用いたユニークな動画はすぐにシェアされる確率も高く、PRが拡散される可能性も上がります。

印象効果

一方向で受動的な視聴者を双方向の能動的なユーザーに変化させ、視聴者個人の個別の物語として動画を印象付けることができます。

エンゲージメント効果

ユーザー操作によるクリック率の上昇により、必然的に「視聴時間」が伸びます。例えばストーリー分岐型で選択した結末や、選ばなかったほうの結末などにも興味を引かせることができるため、何度も「見られる」動画になりやすく、エンゲージメントの向上につながります。

動画改善効果

視聴動画のタップ数が増加することで、インタラクティブ動画ならではの解析結果をリアルタイムで取得することができ、改善に役立てることができます。

まとめ

今後ますます、さまざまな活用方法が生まれる兆しのあるインタラクティブ動画ですが、制作してみたいけど何から手をつけていいかわからないと言う方は、MILを利用してアイディアを形にしてみてはいかがでしょうか。もちろんShibuya Movieでは、MILを活用した動画コンテンツの制作に関するご相談を承っております。

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