映像制作・動画制作のコラム
2020年11月24日
コロナ禍でも音楽ライブを楽しもう!ライブ配信で抑えておくべき3つのポイント
未曾有のウィルス禍の影響であらゆるエンタメ業界が大きな打撃を受けています。音楽業界においてはライブハウスやホールでのライブ活動が難しくなり、プロはもちろんのこと、アマチュアミュージシャンたちにとっても活動の場が突然なくなってしまうという大変な事態に一時陥りました。しかしながら、そんな状況の中でYouTubeなどでライブ配信を行う、このネット時代に合った活動を行うミュージシャンやアーティストが続々と現れています。しかしながら、まだまだやりたくてもやり方がわからないというアーティストの方もおり、一般化されているとは言いがたいライブ配信で抑えておくべきポイントを今回は紹介していきます。
ポイント1:ライブ配信にも種類がある
一口にライブ配信といってもその種類はさまざまです。実際に生演奏をリアルタイムで届けるライブ配信もあれば、事前に収録したライブ映像を配信するのもライブ配信です。この項では、ミュージシャンやアーティストの方が一体どのようなかたちでのライブ配信をイメージしているのか、そもそもどのようなライブ配信のかたちがあるのかということについて触れていきます。
まず考えるべきなのは無料配信なのか有料配信なのかということです。無料配信なのであれば初めから利益を考えずに行うことができるので考慮すべき事柄が少なく済みますが、有料の場合は視聴者数などの想定からはじまり、必要な経費や人員などを予算に沿って計画していく必要があります。
しかし、有料の場合でも採算度外視でよいのであればあまり気にすることもありません。しかしながら実際のプロの現場では、それぞれの分野においてクオリティが求められるため、必要な人員や機材、ひいては経費や予算の兼ね合いが重要な要因になってきます。
演者の人数によっても配信のスタイルは分かれます。バンドであれば、一カ所に集まって演奏するのか、それともそれぞれの環境で演奏したものをミックスして配信するのかなど、環境ややり方によって必要な機材や工程、スタッフなども大きく変わります。もしライブ配信をしたいと漠然と思い立った場合には、続いて配信するときのスタイルについてもイメージを作っていくのが良いでしょう。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
ポイント2:著作権に気を付けよう
弾き語りのライブ配信などでは、視聴者のリクエストに応える演出を考えている方も多いのではないでしょうか。その際に要注意すべきなのが著作権についてです。ライブ配信の際のカバーについても、他人が権利を守っている楽曲などを演奏することは著作権法に触れる行為にあたります。
プロの場合においても、出版社が権利を持っている楽曲を演奏する際には、例え自身が作曲した曲でも支払いの義務が生じるケースもあります。自身が制作した楽曲を自由に演奏できないのは不思議なことにも思えますが、著作権に関わる事象は複雑であることを認識しておくべきでしょう。うっかり他のアーティストの曲を演奏して支払い義務が発生してしまうような出来事も場合によっては起こり得ます。
ポイント3:コメント欄にも注意が必要
ライブ配信においてコメント欄は、インタラクティブなエンターテイメント性を高める非常に魅力的なサービスです。ですが、全員が快適に時間を共有するためには用心が必要なサービスでもあります。悪意のあるコメントをする視聴者への対処や、NGワードの設定を厳密に管理することは、円滑にライブ配信を行うために必要な作業です。こうした管理を行うスタッフを用意することも、行うライブ配信の規模が大きくなればなるほど必要になってくるので、有料のライブ配信を行う際には考慮すべきポイントであることを覚えておきましょう。
まとめ
今回はライブ配信を行う際の抑えておくべきポイントについて紹介してきました。漠然とライブ配信をやりたいと思って着手してみると、意外に多くのことを計画しなければならないことに気付き、挫折してしまう方も多くいらっしゃいます。みなさんはそうならないように、事前にイメージをもって計画を立案していくようにしてみてください。
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