映像制作・動画制作のコラム
2020年5月1日
まだ間に合う!2020年、ますます拡大する動画広告市場をおさらい
2018年、2019年と順調に成長を続けている動画広告市場ですが、2020年には過去2年の成長率をさらに上回る見込みとなり、2017年の市場規模に比べると倍以上の規模になると予想されています。今回は更に大幅な成長が見込まれている動画広告市場のその要因や理由についてご説明いたします。
目次
2020年の動画広告市場の成長要因
動画広告市場の成長はつまり、これまで以上に幅広い業種から動画広告へのニーズが激増することを意味しています。ではなぜそうしたことが起きるのでしょうか?
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。
その1:5Gの導入
5Gの導入によってモバイル通信のクオリティが劇的に飛躍することで、紙媒体はもちろんのこと現行の動画広告媒体よりも更にエンゲージメントの高いインタラクティブ動画広告やプレイアブル動画広告が一般的なサービスとして普及することが見込まれています。
その2:スマホ利用者層の拡張
総務省の発表した令和元年版情報通信白書では、60代のインターネット利用率は男女ともに70%強、50代に至っては男女ともに90%強と高い使用率を示すデータが掲載されています。90%を超える使用率の50代が20年後に70代に繰り上がることを考えると、平均的な使用率は増加する傾向になると考えられています。高齢者層は通販などでも購買率が高い層で、動画広告内で直接商品を購入できるインタラクティブ動画広告サービスが普及することを鑑みれば、動画広告市場が成長の一途にあることも納得なのではないでしょうか。
その3:スマホ向けの動画広告の隆盛
2019年、動画広告の約80%超がスマホでの視聴を見込んだフォーマットで制作されており、2020年にはその傾向が更に高まり、90%を超えると言われています。スマホでの視聴に合わせた縦長のフォーマットが一般化されていくことで、これまで以上にスマホでのユーザビリティを追求した動画広告サービスが増加していくことも、これまでの動画広告の流れを鑑みれば自然なことです。自宅やオフィスのモニターだけでなく常に携行するスマホでの動画広告が主流になることで、動画そのものが私たちのライフスタイルに欠かせないものとなっていくことが考えられます。
その4:Society5.0
Society5.0とは、5G導入によって通信速度、通信量、同時接続、低遅延が実現することで、これまでインターネット上に置かれていた膨大な情報を人力で精査する手間やコストそのものが低減され、ビッグデータとAIの共同作業によって効率的かつ最適化された情報を直接人間が得られるようになるという考え方です。こうしたデータの新たな運用方法が実施されることで、スマホユーザーに提供される動画広告の内容は、よりそれぞれの生活や習慣、趣味趣向に沿ったいわばユーザー各人に最適化された内容を届けることが可能になります。その結果は果たして、これまで以上の経済効果を生むことになるのか否か。現時点で動画広告市場が成長していることを材料とするのであれば、これまで以上の経済効果を生むと考えている企業が多数増加していると考えてよいでしょう。
その5:動画プラットフォームの商用化とSNSとの連動
現在すでにYouTuberが一つの職業となり、その他さまざまなSNSで活躍するインフルエンサーと動画広告の連動、そして動画プラットフォームへの企業やテレビ業界の参入は目覚ましい勢いを見せています。そういった状況で、さまざまなコラボレーションや相互作用が生まれ、今以上に動画を取り巻く環境は大きく成長していくことは間違いありません。また、通信環境の改善され、ライブストリーミングがスマホから簡単に行える状況もすぐそこまで来ていることも、見逃せない動向です。
まとめ
今回、動画市場が拡大する背景と今後の動向についてご紹介いたしました。さまざまな可能性が見えている昨今、どのような映像を制作し、活用していくか考えてみてはいかがでしょうか。
初めての映像制作の方にも、ご不安なくご利用いただけるよう制作の流れやご活用方法まで、
丁寧にご案内させていただきます。お客様の映像制作のゴールを達成するため、
企画〜撮影、完成まで専任チームが伴走いたします。